ダグラス・サークの関連作品 / Related Work

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  • 悲しみは空の彼方に

    制作年: 1959
    1934年にクローデット・コルベール主演で映画化されたファニー・ハーストのベスト・セラーの再映画化で、暗い宿命に泣く女の悲しみを描くメロドラマ。脚色はエリノア・グリフィンとアラン・スコットの共同。監督は「愛する時と死する時」のダグラス・サーク。撮影は「暴れ者」のラッセル・メティ。主演は「青春物語」のララナ・ターナー、「愛する時と死する時」のジョン・ギャビン、それに新人のサンドラ・ディー、「地獄の戦線」のスーザン・コーナー、「南部の反逆者」のファンタ・ムーア、「黄昏に帰れ」のダン・オハーリー等。製作はロス・ハンター。2025年3月28日より「ダグラス・サーク傑作選」にて上映(主催:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム)。
  • 愛する時と死する時

    制作年: 1958
    かつてルイス・マイルストーンによって「西部戦線異常なし」が映画化されたことのあるエリッヒ・マリア・レマルクの同名原作小説の、「翼に賭ける命」のダグラス・サーク監督による映画化。第二次大戦に従軍した一ドイツ青年兵士の物語で、総ての場面は西ドイツで、ドイツ側スタッフ・キャストの協力によって撮影された。脚色はオリン・ヤニングス、原作者レマルクは教授に扮して自ら出演している。撮影監督は「黒い罠」のラッセル・メティ。音楽はミクロス・ローザ。出演者は主役に大抜擢された新人ジョン・ギャビン、欧州映画界からの「怪盗ルパン」のリゼロッテ・パルヴァー、「生まれながらの無宿者」のジャック・マホニー、「大空の凱歌」のドン・デフォー、「Z旗あげて」のキーナン・ウィン、かつてのドイツ映画「制服の処女」のドロテア・ヴィーク等。製作はロバート・アーサー。
  • 間奏曲(1957)

    制作年: 1957
    古都ザルツブルグとミュンヘンを舞台にした哀愁メロドラマ。ジェームズ・ケイン「(郵便配達は二度ベルをならす)」の原作小説を「島の女」のドワイト・テイラーが映画脚本に書き直し、これをイネツ・コックが翻案、さらにダニエル・フックスとフランクリン・コーエンがこれを脚色した。監督は「大空の凱歌」のダグラス・サーク、撮影監督は「夜の道」のウィリアム・ダニエルス、音楽は作曲が「三人のあらくれ者」のフランク・スキナー、指揮を「東京特ダネ部隊」のジョセフ・ガーシェンソンがとった。主演は「旅情」のロッサノ・ブラッツィ、「夜の乗合自動車」のジューン・アリソン。「バルテルミーの大虐殺」のフランソワーズ・ロゼエ。2025年3月28日より「ダグラス・サーク傑作選」にて上映(主催:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム)。
  • 翼に賭ける命

    制作年: 1957
    現代アメリカ文学の代表的作家ウィリアム・フォークナーの小説「パイロン」(飛行標塔)の映画化で、曲芸飛行に命を賭ける男を中心に、人間の愛情と運命を描いた文芸篇。「風と共に散る」のジョージ・ザッカーマンが脚色、「間奏曲」のダグラス・サークが監督した。撮影監督は「東京特ダネ部隊」のアーヴィング・グラスバーグ、音楽は作曲が「間奏曲」のフランク・スキナー、指揮が「悪魔に支払え!」のジョセフ・カーシェンスン。主演は「大空の凱歌」のロック・ハドソン、「硝煙」のロバート・スタック、「千の顔を持つ男」のドロシー・マローン。「脱獄囚」のジャック・カーソン、「友情ある説得」のロバート・ミドルトンが助演する。2025年3月28日より「ダグラス・サーク傑作選」にて上映(主催:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム)。
  • いつも明日はある

    制作年: 1956
    50年代アメリカ中流家庭を舞台に妻子からかまって貰えない寂しさから不倫に走る夫を描くドラマ。監督はダグラス・サーク。出演はバーバラ・スタンウィック、フレッド・マクマレイ、ジョーン・ベネット、ウィリアム・レイノルズ、パット・クローリーほか。2024年12月28日より東京・シネマヴェーラ渋谷で開催の特集上映「デトレフ・ジールクからダグラス・サークへ」にてデジタル上映。
  • 大空の凱歌

    制作年: 1956
    米国空軍省勤務のディーン・ヘス大佐が自らの経験を綴った同名の著書をチャールズ・グレイソンとヴィンセント・B・エヴァンスが共同脚色、「風と共に散る」のダグラス・サークが監督した朝鮮戦争をめぐる人間愛の物語。主演は「ジャイアンツ」のロック・ハドソン、「山」のアンナ・カシュフィ。「裏切りの町角」のダン・デュリエ、「ボスを倒せ!」のマーサ・ハイヤーが助演する。
  • 風と共に散る

    制作年: 1956
    石油富豪の邸に巻き起る激しい愛情の四角関係を描写したメロドラマ。ロバート・ワイルダーの小説から「四角いジャングル」のジョージ・ザッカーマンが脚色し、「自由の旗風(1955)」のダグラス・サークが監督する。撮影は「死の脱獄者」のラッセル・メティ、音楽はフランク・スキナー。フォア・エイセズ四重唱団によって歌われる主題歌は、サミー・カーン、作曲ヴィクター・ヤング。主演は「自由の旗風(1955)」のロック・ハドソン、「中共脱出」のローレッン・バコール、「紅の翼(1954)」のロバート・スタック、「復讐に来た男」のドロシー・マローン。2025年3月28日より「ダグラス・サーク傑作選」にて上映(主催:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム)。
  • 天が許し給うすべて

    制作年: 1955
    メロドラマの巨匠ダグラス・サークが、未亡人と若い庭師の恋を描いた古典的名作のラブロマンス。子どもたちも成長し、気ままな独り暮らしを満喫する未亡人のケリー。ある日その前に、若い庭師のロンが現れる。やがて愛し合うようになった2人は、結婚を考えるが……。世間の目や、環境の違いなど様々な葛藤を抱えながら、そっと育まれていく純粋な愛を描く。ビデオやテレビ放映時のタイトルは「天の許し給うものすべて」「天が許し給うすべて」「天はすべて許したまう」など。2025年3月28日より開始の「ダグラス・サーク傑作選」にて「天が許し給うすべて」のタイトルで日本劇場初公開。
  • 自由の旗風(1955)

    制作年: 1955
    「心のともしび」のロス・ハンターが1955年に製作した活劇。「アロウヘッド」のW・R・バーネットと「異教徒の旗印」のオスカー・ブロドニーの共同脚本から「心のともしび」のダグラス・サークが監督に当たった。撮影は「フォルウォスの黒楯」のアーヴィング・グラスバーグである。出演者は「心のともしび」のロック・ハドソン、「フォルウォスの黒楯」のバーバラ・ラッシュ、「タンガニイカ」のジェフ・モロー、「コンクリートの中の男」のキャスリーン・ライアン、デニス・オディア、フィンレイ・カリーなどである。
  • アパッチの怒り

    制作年: 1954
    ジェラルド・ドレイソン・アダムスの原作をジョージ・ザッカーマンが脚色、「悲しみは空の彼方に」のダグラス・サークが監督したアパッチ・インディアンが主人公の西部劇。撮影監督はラッセル・メッティ、音楽は「裏街(1941)」のフランク・スキナー。出演は「恋人よ帰れ」のロック・ハドソン、「逢うときはいつも他人」のバーバラ・ラッシュ、それにグレッグ・パーマーなど。製作はロス・ハンター。テクニカラー、スタンダードサイズ。1954年作品。
  • 異教徒の旗印

    制作年: 1954
    「タンガニイカ」のアルバート・J・コーエンが1954年に製作した古代ローマを舞台とするシネマスコープで、「フォルウォスの黒楯」のオスカー・ブロドニーと「地上最大のショウ」のバリー・リンドン合作の脚本を「心のともしび」のダグラス・サークが監督した。撮影は「心のともしび」のラッセル・メティ、音楽は「心のともしび」のフランク・スキナーとハンス・J・サルター。「戦いの矢」のジェフ・チャンドラー、「アロウヘッド」のジャック・パランス、「ホフマン物語」のリュドミラ・チェリーナ、「夜の人々(1954)」のリタ・ガム、ジェフ・モロー、ジョージ・ドレンツらが出演する。
  • 心のともしび

    制作年: 1954
    「戦うロビン・フッド」のロス・ハンターが製作した1954年作色彩メロドラマで、かつて1935年にも映画化されたことのあるロイド・C・ダグラス(「聖衣」)の小説と当時のシナリオからウェルズ・ルートが潤色、ロバート・ブリースが脚色した。監督はダグラス・サークである。テクニカラー撮影は「すべての旗に背いて」のラッセル・メティ、音楽はフランク・スキナーの担当。主演は「青いヴェール」のジェイン・ワイマンで、「王者の剣」のロック・ハドソンが共演、ほかに「フォルウォスの黒楯」のバーバラ・ラッシュ、「三つの恋の物語」のアグネス・ムーアヘッド、「真昼の決闘」のオットー・クルーガーらが出演。
  • 僕と祭りで会わないかい?

    制作年: 1953
    孤児院から脱走してきた少年と犬を助けた青年が悪徳政治家から彼らを守るミュージカルコメディ。監督はダグラス・サーク。出演:ダン・デイリー、ダイアナ・リン、チェット・アレン、スキャットマン・クローザース、ヒュー・オブライエンほか。2024年12月28日より東京・シネマヴェーラ渋谷で開催の特集上映「デトレフ・ジールクからダグラス・サークへ」にてデジタル上映。
  • 私を町まで連れてって

    制作年: 1953
    無実の罪を着せられた女性歌手。父の後妻にと彼女を見初めた三兄弟と彼女を追う男たちが繰り広げるコメディ。監督はダグラス・サーク。出演はアン・シェリダン、スターリング・ヘイドン、フィリップ・リード、リー・パトリック、リー・アーカーほか。2024年12月28日より東京・シネマヴェーラ渋谷で開催の特集上映「デトレフ・ジールクからダグラス・サークへ」にてデジタル上映。
  • わが望みのすべて

    制作年: 1953
    巨匠、ダグラス・サークが女性の繊細な心情の変化を見事に切り取った1作。ビデオタイトル「わたしの願い」。2021年12月18日より東京・シネマヴェーラ渋谷にて開催の「Strangers in Hollywood1」にてデジタル上映。
  • 突然の花婿

    制作年: 1952
    従軍前にスピード結婚した男が義母と15人の居候から邪魔されつつ愛を成就しようとするラブコメディ。監督はダグラス・サーク。出演はトニー・カーティス、パイパー・ローリー、ドン・デフォー、スプリング・バイイントン、スティーヴン・チェイスほか。2024年12月28日より東京・シネマヴェーラ渋谷で開催の特集上映「デトレフ・ジールクからダグラス・サークへ」にてデジタル上映。
  • 奇蹟(1951)

    制作年: 1951
    田舎のイエズス会の修道士に起きた“奇蹟”によりそれに縋り、浮き足立つ人々と懐疑する修道士を描くドラマ。監督はダグラス・サーク。出演はシャルル・ボワイエ、ウィリアム・デマレスト、ライル・ベトガー、ウォルター・ハンプデン、バーバラ・ラッシュ、ウェズリー・アディ、H・B・ワーナー、レオ・G・キャロルほか。2024年12月28日より東京・シネマヴェーラ渋谷で開催の特集上映「デトレフ・ジールクからダグラス・サークへ」にてデジタル上映。
  • 僕の彼女はどこ?

    制作年: 1951
    昔愛した女性の遺族に遺産を与えようと思い立った富豪が素性を隠して一家に下宿するコメディ。ロック・ハドソンがスターの階段を駆け上るきっかけになった、ダグラス・サーク監督の初のカラー作品。共演はパイパー・ローリー、チャールズ・コバーン、ジジ・ペルー、リン・バリ、ラリー・ゲイツ、ウィリアム・レイノルズほか。2024年12月28日より東京・シネマヴェーラ渋谷で開催の特集上映「デトレフ・ジールクからダグラス・サークへ」にてデジタル上映。
  • 丘の雷鳴

    制作年: 1951
    多くの作家に影響を与えたダグラス・サーク監督の代表作。2021年12月18日より東京・シネマヴェーラ渋谷にて開催の「Strangers in Hollywood1」にてデジタル上映。
  • ステキなパパの作り方

    制作年: 1951
    キャンプに出かける子供たちを見送りに出た未亡人とやもめが熱烈な恋に落ちるロマンチックコメディ。監督はダグラス・サーク。出演はヴァン・ヘフリン、パトリシア・ニール、ジジ・ペルー、ジャニーン・ペロー、ジミー・ハント、リチャード・デニングほか。2021年12月18日より東京・シネマヴェーラ渋谷にて開催の「Strangers in Hollywood1」にてデジタル上映。
  • ショックプルーフ

    制作年: 1949
    ゴダール、D・シュミット、F・オゾンら多くの作家に影響を与えたメロドラマの巨匠、ダグラス・サークの傑作ラブロマンス。2021年12月18日より東京・シネマヴェーラ渋谷にて開催の「Strangers in Hollywood1」にてデジタル上映。
  • 眠りの館

    制作年: 1948
    ゴダール、D・シュミット、F・オゾンら多くの作家に影響を与えたメロドラマの巨匠、ダグラス・サークの傑作サスペンス。2021年12月18日より東京・シネマヴェーラ渋谷にて開催の「Strangers in Hollywood1」にてデジタル上映。
  • ちょっとフランス風

    制作年: 1948
    “メロドラマの巨匠”ダグラス・サーク監督によるロマンティックコメディ。2021年12月18日より東京・シネマヴェーラ渋谷にて開催の「Strangers in Hollywood1」にてデジタル上映。
  • 誘拐魔(1946)

    制作年: 1946
    ゴダールら多くの作家に影響を与えたメロドラマの巨匠、ダグラス・サーク監督の傑作サスペンス。2021年12月18日より東京・シネマヴェーラ渋谷にて開催の「Strangers in Hollywood1」にてデジタル上映。
  • パリのスキャンダル

    制作年: 1946
    ゴダールら多くの作家に影響を与えたメロドラマの巨匠、ダグラス・サークの渡米後3作目となるドラマ。2021年12月18日より東京・シネマヴェーラ渋谷にて開催の「Strangers in Hollywood1」にてデジタル上映。
  • 夏の嵐(1944)

    制作年: 1944
    ダグラス・サーク監督がチェーホフの長編小説「狩場の悲劇」を映画化したメロドラマ。2021年12月18日より東京・シネマヴェーラ渋谷にて開催の「Strangers in Hollywood1」にてデジタル上映。
  • ヒトラーの狂人

    制作年: 1943
    ダグラス・サーク監督による戦争レジスタンス映画。ビデオタイトル「ヒットラーの狂人」。2021年12月18日より東京・シネマヴェーラ渋谷にて開催の「Strangers in Hollywood1」にてデジタル上映。
  • 小悪党

    制作年: 1939
    ギャングに憧れてアメリカに渡航しようとする不良少年たちを描くドラマ。監督はデトレフ・ジールク。出演はアニー・ファン・エース、ヒュース・ブロックス、エニー・エイマンス=スネイダース、ピート・ブロンほか。2024年12月28日より東京・シネマヴェーラ渋谷で開催の特集上映「デトレフ・ジールクからダグラス・サークへ」にてデジタル上映。
  • 南の誘惑(1937)

    制作年: 1937
    スウェーデンの歌劇壇で人気の高かったツァラー・レアンダーが主演する映画で、「第九交響楽」「思い出の曲」のデトレフ・ジールクが監督に当たったもの。脚本は「ジャンダーク」「モスコーの夜は更けて」のゲルハルト・メンツェルの書きおろしである。音楽はロタール・ブリューネ、撮影は「思い出の曲」のフランツ・ヴィマイル、がそれぞれ担当した。レアンダを助けて本邦には新顔のフェルディナンド・マリアン、カール・マルテルを始め、「ひめごと」のユリア・セルダ、パウル・ビルト、「マヅルカ」のエドウィン・ユルゲンセン等舞台畑の人々が出演している。
  • 思い出の曲

    制作年: 1936
    「第九交響楽」でデビューしたデトレフ・ジールクが監督したミュージカル物で「ハンガリア夜曲」「未完成交響楽(1933)」のマルタ・エゲルトが「乞食学生」のヨハネス・ヘースタースを相手に主演する映画。助演俳優は「女ひとり」「未完成交響楽(1933)」のオットー・トレスラー、「北京の嵐」のハーバート・ヒュブナー、「怪人マブゼ博士(1932)」のルドルフ・クライン・ロッゲ「会議は踊る」のアルフレット・アベル、「第九交響楽」のクルト・マイゼル、「囁きの木蔭」のエドウィン・ユルゲンセン、ハンス・リヒター、フロキーナ・フォン・プラーテン其の他である。原作はパウル・フェアヘーフェンとトニ・イムペコーフェン合作の舞台劇で、ジールクとフランツ・ワルナー・バステが協力して脚色した。キャメラはフランツ・ワイマイヤーの担当。音楽はエトムント・ニックが書いているが、ロベルト・シューマン、フェレンツ・フェッセイの曲が各一曲取り入れられている。
  • 世界の涯に

    制作年: 1936
    スウェーデンの大女優ツァラー・レアンダーのドイツ第一回作品。デトレフ・ジールク監督の古風なメロドラマ。
  • エイプリル・フール(1935)

    制作年: 1935
    エイプリル・フールの悪戯に右往左往する成金一家を描くコメディ。監督はデトレフ・ジールク(ダグラス・サーク)。出演はカローラ・へ―ン、アルベルヒト・シェーンハルス、エアハルト・ザイデル、シャーウッド・ダウダードほか。2024年12月28日より東京・シネマヴェーラ渋谷で開催の特集上映「デトレフ・ジールクからダグラス・サークへ」にてデジタル上映。
  • 沼の家の娘

    制作年: 1935
    雇い主から不当な扱いを受けた女中が、彼女に同情した新しい雇い主の元に向かうがそこにも不幸の火種が生まれるドラマ。監督はデトレフ・ジールク。出演はハンジ・クノーテク、クルト・フィッシャー=フェーリング、フリードリヒ・カイフリーほか。2024年12月28日より東京・シネマヴェーラ渋谷で開催の特集上映「デトレフ・ジールクからダグラス・サークへ」にてデジタル上映。
  • 社会の柱

    制作年: 1935
    ノルウェイの港湾都市で領事を務める男の欺瞞と虚飾の人生が崩壊していく様を描くドラマ。イプセンの戯曲を映画化。監督はデトレフ・ジールク。出演はハインリヒ・ゲオルゲ、マリーア・クラーン、ジークフリート・ホルスト・テーツマン、アルブレヒト・シェーンヘルスほか。2024年12月28日より東京・シネマヴェーラ渋谷で開催の特集上映「デトレフ・ジールクからダグラス・サークへ」にてデジタル上映。
  • 第九交響楽

    制作年: 1935
    「会議は踊る」「ハンガリア狂想曲」のリル・ダゴファーと、「愛国の騎士(1936)」「スパイ戦線を衝く」のウイリー・ビルゲルが主演する映画で、舞台の演出家出身の新人デトレフ・ジールクが監督した処女作品である。脚本もジールクがクルト・ホイザーと協力執筆したオリジナル。舞台出身のマリア・フォン・タスナディが共演するほか、「嘆きの木蔭」のマリア・コッペンヘーファー、「スパイ戦線を衝く」のテオドル・ロース、「モスコーの夜は更けて」のアレクサンダー・エンゲル、子役ペーター・ボッセ少年、アルバート・リッパート、クルト・マイゼル等が助演している。音楽指揮及び作曲は「白鳥の舞」のクルト・シュレーダーが担当し、ベルリン国立オペラ座管弦団が演奏し、独唱は、エルナ・ベルガー、ルイゼ・ウイラー、ルドルフ・ワッツケ及びヘルムート・メルハートの四歌手である。なお、カメラは「今宵こそは」のロベルト・バベルスケ、セットはエリッヒ・ケッテルフートがそれぞれ担当している。
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