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ダルトン・トランボの関連作品 / Related Work
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パピヨン(2017)
制作年: 2017スティーブ・マックイーン主演による「パピヨン(1973)」をリメイク。無実の罪で終身刑を言い渡され、周囲を海に囲まれた孤島に送り込まれたパピヨン。自由を求め何度も脱獄を試みる彼は、志を同じくする紙幣偽造の天才ドガと出会い、奇妙な友情で結ばれてゆく。出演は「キング・アーサー」のチャーリー・ハナム、「ボヘミアン・ラプソディ」のラミ・マレック、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」のトミー・フラナガン、「ブリッジ・オブ・スパイ」のイヴ・ヒューソン。監督は、第31回東京国際映画祭コンペティション部門出品の『氷の季節』で審査委員特別賞と最優秀男優賞を受賞したデンマークの新鋭マイケル・ノアー。本作は、アンリ・シャリエールの壮絶な実体験を基にした自伝小説と、ダルトン・トランボによるオリジナル脚本の両方をベースに「プリズナーズ」のアーロン・グジコウスキが脚本を執筆、73年版にはなかったパリでのエピソードも追加されている。 -
パピヨン(1973)
制作年: 1973胸に蝶の刺青をしているところから“パピヨン”と呼ばれたアンリ・シャリエールが一九三一年、無実の罪で終身重労働を宣告され、南米仏領ギアナの刑務所に送られたが、数度に渡る脱獄を試みたのち、ベネズエラの市民権を得たという数奇な体験を綴った同名小説の映画化。製作は「リスボン特急」のロベール・ドルフマンと「パットン大戦車軍団」のフランクリン・J・シャフナー、製作総指揮はテッド・リッチモンド、監督はフランクリン・J・シャフナー、脚本は「ダラスの熱い日」のダルトン・トランボとロレンツォ・センプル・ジュニア、撮影はフレッド・キーネカンプ、音楽はジェリー・ゴールドスミス、編集はロバート・スウィンクが各々担当。出演はスティーブ・マックイーン、ダスティン・ホフマン、ロバート・デマン、ウッドロー・パーフリー、ドン・ゴードン、アンソニー・ザービ、ヴィクター・ジョリー、ラトナ・アッサン、ウィリアム・スミザーズ、バーバラ・モリソン、ドン・ハンマーなど。日本語版監修は清水俊二。テクニカラー、パナビジョン、スーパー・シネラマ。80点 -
ダラスの熱い日
制作年: 1973多くの謎に満ちたジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件にメスを入れ、当時のドキュメンタリー・フィルムを挿入しながら真実をさぐる。製作は「ホースメン」のエドワード・ルイス、監督は「ニューマンという男」のデイヴィッド・ミラー。マーク・レーンとドナルド・フリード共著の原作を「ジョニーは戦場へ行った」のダルトン・トランボが脚本化。撮影はロバート・ステッドマン、音楽はランディ・エデルマン、ドキュメントフィルム編集はアイヴァン・ドライアーが各々担当。出演はバート・ランカスター、ロバート・ライアン、ウィル・ギア、ギルバート・グリーン、ジョン・アンダーソン、コルビー・チェスター、ウォルター・ブルック、ジェームス・マッコール、オスカー・オンシティ、ジョン・ブラッシアなど。60点 -
ジョニーは戦場へ行った
制作年: 1971戦場で両手、両足、耳、眼、口を失い、第1次世界大戦が終わってから15年近く生き続けたイギリス将校が実在したという事実をヒントに、ダルトン・トランボが1939年に発表した小説「ジョニーは銃をとった」を、トランボ自ら脚本・監督した反戦映画。なお1971年カンヌ映画祭審査員特別賞、日本でも72年度芸術祭大賞を受賞した。製作はブルース・キャンベル、撮影はジュールス・ブレンナー、編集ミリー・ムーアが各々担当。出演はティモシー・ボトムズ、キャシー・フィールズ、ドナルド・サザーランド、ジェイソン・ロバーズ、マーシャ・ハント、ダイアン・ヴァーシ、エドワード・フランツなど。70点 -
ホースメン(1971)
制作年: 1971中央アジアのふところアフガニスタン。そこに生活する勇猛にして誇り高き部族に生きる青年が、立派な闘士に成長していくさまを、壮大なスケールで描いた作品。製作は「グラン・プリ」のエドワード・ルイス、監督はジョン・フランケンハイマー、ジョセフ・ケッセルの原作をダルトン・トランボが脚色、撮影は「バーバレラ」のクロード・ルノワールがそれぞれ担当。出演はオマー・シャリフ、「きんぽうげ」のリー・テイラー・ヤング、「ゲバラ!」のジャック・パランス、ディビッド・デなど。60点 -
フィクサー(1968)
制作年: 1968アメリカの作家バーナード・マラムードが1967年にピューリツァー賞を獲得したベストセラー小説を「ハワイ」「いそしぎ」のダルトン・トランボが脚色、「グラン・プリ」のジョン・フランケンハイマーが監督にあたった。撮影は「グランド・バカンス」のマルセル・グリニョンでロケはブタペスト。音楽はモーリス・ジャールの担当、編集はヘンリー・バーマン、美術監督はベラ・ツァイカン、衣装デザインはドロシー・ジーキンズ。出演は「ジョージー・ガール」のアラン・ベイツ、「できごと」のダーク・ボガード、「ジブラルタルの追想」のヒュー・グリフィス、「グループ」のエリザベス・ハートマン、「明日に賭ける」のキャロル・ホワイトほか。製作はエドワード・ルイス。 -
ハワイ
制作年: 1966ジェームズ・A・ミッチェナーの小説を「いそしぎ」のダルトン・トランボが脚色、「マリアンの友だち」のジョージ・ロイ・ヒルが監督したハワイに赴任した宣教師夫妻の年代記もの。撮影は「グレート・レース」のラッセル・ハーラン、音楽は「ビッグトレイル(1965)」のエルマー・バーンスタイン、衣裳デザインはドロシー・ジーキンズ、海上シーンの技術顧問をアラン・ビリヤーズが担当した。出演は「引き裂かれたカーテン」のジュリー・アンドリュース、「偉大な生涯の物語」のマックス・フォン・シドー、「天地創造」のリチャード・ハリス、「タミーとドクター」のピーター・フォンダ、「いそしぎ」のトリン・サッチャーなどのほかに、衣裳担当のドロシー・ジーキンズが端役で出演している。製作はウォルター・ミリッシュ。 -
いそしぎ
制作年: 1965マーティン・ランソホフのストーリーを、アイリーン・キャンプとルイス・キャンプが共同で潤色、「スパルタカス」のダルトン・トランボ、「陽のあたる場所」のマイケル・ウィルソンが共同脚色、「けっさくなエディ」のヴィンセント・ミネリが監督した宗教と芸術をからませたメロドラマ。撮影は「キング・オブ・キングス(1961)」のミルトン・クラスナー、音楽は「卑怯者の勲章」のジョニー・マンデルが担当した。出演は「予期せぬ出来事」のリチャード・バートンとエリザベス・テイラー、「36時間」のエバ・マリー・セイントほか。製作はベン・カディッシュ。87点- 感動的な
- 考えさせられる
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黒い牡牛
制作年: 1956メキシコ農村の一少年がひたむきに育て上げつつも闘牛場へ連れ去られた子牛を、純真な愛の力で取り戻すまでを描いた心温まる物語。製作はモーリスとフランクのキング兄弟。ロバート・リッチ名義で執筆したダルトン・トランボの原案脚本をハイリ・フランクリンとメリル・G・ホワイトが共同で改稿し、「女性よ永遠に」のアーヴィング・ラパーが監督する。撮影は「赤い靴」の名手ジャック・カーディフ、音楽は「誇りと冒涜」のヴィクター・ヤング。出演者は、英国映画「分れた心」に出演し注目を浴びたマイケル・レイ少年を中心に、闘牛士のフェルミン・リヴェラ、ジョイ・ランシングを除いてはメキシコ俳優で固めている。80点 -
ローマの休日
制作年: 1953「偽りの花園」「黄昏(1951)」のウィリアム・ワイラーがローマに出向いて製作監督した1953年作品で、王女と新聞記者の恋愛を描くコメディ。初公開時のクレジットでは、原作はアイアン・マクラレン・ハンター、脚色は原作者と「死せる恋人に捧ぐる悲歌」のジョン・ダイトンとの共同となっていたが、後年、原案・共同脚本をダルトン・トランボが担当したと明らかにされた(「製作50周年記念デジタル・ニューマスター版」のデータを参照)。「ギャングを狙う男」のフランク・プレイナーと「禁断の木の実」のアンリ・アルカンが協力して撮影監督にあたり、「アンリエットの巴里祭」のジョルジュ・オーリックが音楽を担当した。主演は「愛の決断」のグレゴリー・ペックと、初主演のこの映画でアカデミー主演女優賞を得たオードリー・ヘプバーンで、これに「黄昏(1951)」のエディ・アルバートがつきあい、以下ハートリー・パワー、ハーコート・ウィリアムス「36時間」、マーガレット・ローリングス、チュリオ・カルミナチ「悪魔の美しさ」、パオロ・カルリーニなど英伊の俳優が助演している。なお、「貴方は若すぎる」の監督ピエロ・ムゼッタが助監督としてスタッフに加っている。80点 -
ローマの休日 製作50周年記念デジタル・ニューマスター版
制作年: 1953アメリカン・フィルム・インスティテュートが2000年に発表した“アメリカが生んだ最も素晴らしいラブストーリー ベスト100”の第4位に選ばれた恋愛映画。製作から50周年を迎え、“デジタル・ニューマスター版”として再び公開された。この映画によって、主演のオードリー・ヘプバーンは無名の女優からハリウッド・スターとなった。なお脚本は、当時の赤狩りでハリウッドから締め出されていたダルトン・トランボが、友人のイアン・マクラレン・ハンター名義で初稿を執筆、これにハンターが手を加えたものを、さらにジョン・ダイトンが改稿するかたちで決定稿に至った。初公開時はトランボの名前は伏せられていたが、のちに当時の事情が明らかになり、デジタル・ニューマスター版には新たにトランボの名がクレジットされている。100点 -
東京上空三十秒
制作年: 1945太平洋戦争中、昭和17年4月18日、日本初空襲を試みたドゥリトル麾下のB25爆撃隊の行動を描いたもの。この奇襲爆撃行に参加したテッド・W・ローソン大尉の手記と、同行の新聞記者ロバート・コンシダインの手記を原作に、ダルトン・トランボが脚色「ロケットパイロット」のマーヴィン・ルロイが監督、撮影も同じくハロルド・ロッソン。音楽はハーバート・ストサート。主演は、「山」のスペンサー・トレイシー、「脱獄囚」のヴァン・ジョンソン、「見知らぬ乗客」の故ロバート・ウォーカー、「外国の陰謀」のロバート・ミッチャム、「スプリングフィールド銃」のフィリス・サクスター、「夜の億万長者」のドン・デフォー。80点 -
緑のそよ風
制作年: 1945「迷える天使」で一躍日本でも人気を高めた天才子役マーガレット・オブライエンのM・G・M1945年度作品で、原作はジョージ・ヴィクター・マーティンの小説「我等の葡萄は柔かい」、これをダルトン・トランボが脚色した。彼の前作には「東京上空13秒」がある。主演者はマーガレット・オブライエンと「肉体と幻想」「運命の饗宴」等のエドワード・G・ロビンソン、「迷える天使」「悪魔の金」のジェームズ・クレイグ。尚こんどの作品で可愛い縁起を見せるジャッキー・ブッチ・ジェンキンス少年はこの1作で大いに認められ、次回は一躍ジェームズ・クレイグ共演の「ボーイス・ランチ」に主演格としてスタートした。その他「パーキントン夫人」のアグネス・ムーアヘッド、「スリル・オブ・ロマンス」のフランシス・ギフォード、「ラプソディ・イン・ブリュー」のモリス・カーノブスキイ等出演。監督は「迷える天使」と同じくロイ・ローランドが当っている。 -
潜水艦SOS
制作年: 1937「悪魔の空襲」「アリゾニアン」のリチャード・ディックス、「ワンダー・バー」「カリアンテ」のドロレス・デル・リオ及び「舗道の青春」「男性No.1」のチェスター・モリス、が主演する映画で、「悪魔の空襲」「無法地獄」のアール・C・ケントンが監督に当たった。脚本はライアム・オフラーティー、ジェローム・チョドロフ、ダルトン・トランボが協力執筆したもの。助演者は「悪魔の空襲」のジョージ・マッケイ、「黄金の雨」のジョン・ガローデッド、「何が彼をそうさせたか」のピエール・ワトキンス、「嵐の戦捷旗」のワード・ボンド、「虎鮫島脱獄」のフランシス・マクドナルドその他である。カメラは「クレイグの妻」「罪と罰」のルシエン・バラードが担当した。
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