山本直樹 ヤマモトナオキ

山本直樹の関連作品 / Related Work

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  • YOUNG&FINE

    制作年: 2025
    山本直樹が1992年に発表した青春漫画を、第34回読売演劇大賞杉村春子賞に輝いた新原泰佑主演で映画化。恋人の玲子に一線を越えさせてもらえない高校生・灰野だったが、女性教師・伊沢が灰野家の下宿人となり、奇妙な三角関係が始まる。映像制作会社レオーネ設立20周年を記念し、企画・制作された。山本直樹の「ビリーバーズ」を映画化した城定秀夫監督が脚本を手がけ、城定組に助監督として参加していた「クロガラス」シリーズの小南敏也監督がメガホンを取る。特集『MOOSIC LAB 2025』、レオーネ創立20周年記念特集『LEONE for DREAMS』にて上映。
  • ビリーバーズ(2022)

    制作年: 2022
    カリスマ的人気を誇る漫画家・山本直樹が「カルト」的な宗教団体をモチーフに人間の欲望をあぶり出した20世紀末の問題作を、「アルプススタンドのはしの方」「愛なのに」で大ブレイク中の遅れてきた天才、城定秀夫監督の熱望により実写映画化。俗世の汚れを洗い落として「浄化」されることを願い、外界との接触を絶って孤島で精神修行に励む3人組には、主人公の「オペレーター」役に「PLAN75 」など話題作出演が相次ぐ磯村勇斗、議長役に「罪の声」他でキネマ旬報ベスト・テン助演男優賞に輝いた宇野祥平、ヒロインとなる「副議長」役に22歳の新鋭、北村優衣が配された。この個性的な俳優たちが、繊細な心理描写や過酷な自然環境下のサバイバル生活シーン、物語に必要不可欠な官能的なシーンに至るまで渾身の演技で観る者を魅了する。原作漫画発表から22年の時を超えて、疫病、災害、戦争など混迷を極める時代に、生の根源を見つめる新たな問題作が誕生した。
  • 夕方のおともだち

    制作年: 2021
    「あさってDANCE」「レッド」など過激な描写とメッセージ性の強い作品で熱狂的なファンを獲得する漫画家・山本直樹の伝説的漫画を廣木隆一監督が実写映画化。SMの女王様とドM男が繰り広げる、崇高で郷愁漂う不思議な愛のカタチのヒューマンラブストーリー。ドM男ヨシダヨシオ役に「L'amant ラマン」をはじめ廣木組には欠かせない村上淳。女王様ミホ役に「赤い雪 Red Snow」の演技が高く評価された菜葉菜。肉体的には刺激的なSMプレイで結ばれながらも、自由な精神を謳歌するアンビバレンツな男と女。予想外のラストに待つのは男女の性別を超えた“癒しと愛”。そこに見える未来への希望が不確かで不安定な現代に生きる者へのエールとなっている。
  • zk 頭脳警察50 未来への鼓動

      制作年: 2020
      ロックバンド、頭脳警察の50年の足跡をドキュメンタリー映画化。1969年、PANTAとTOSHIによって結成され、1975年の解散後は離合集散を繰り返している頭脳警察。2019年、若きミュージシャンとともに再始動した彼らの現在と過去を追う。監督・編集は、「チンピラ」の末永賢。
    • ファンシー

      制作年: 2019
      山本直樹の短編漫画を永瀬正敏と窪田正孝の共演で映画化。寂れた温泉街。“郵便屋”と呼ばれる彫師・鷹巣明と恋多き詩人“ペンギン”の前に、ペンギンの詩を愛する女性“月夜の星”が現れる。やがて、彼らの奇妙な三角関係とヤクザ同士の抗争が絡み合い……。「初恋」でも窪田と共演する小西桜子は、本作でデビュー。古厩智之や市川準の助監督を務めてきた廣田正興の初監督作品。
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    • 世界最後の日々

      制作年: 2012
      鬼才・山本直樹による同名短編コミックの映画化。世界の終焉の狂気に取りつかれた高校生の、愛と暴力に満ちた旅路を描く。監督は、「地球でたったふたり」の内田英治。出演は、「ハードロマンチッカー」の裴ジョンミョン、新鋭・今泉ちえこ。2011年ニューヨーク・アジア映画祭、台湾高雄映画祭正式招待作品。