解説
鬼才・山本直樹による同名短編コミックの映画化。世界の終焉の狂気に取りつかれた高校生の、愛と暴力に満ちた旅路を描く。監督は、「地球でたったふたり」の内田英治。出演は、「ハードロマンチッカー」の裴ジョンミョン、新鋭・今泉ちえこ。2011年ニューヨーク・アジア映画祭、台湾高雄映画祭正式招待作品。
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ユーザーレビュー
「世界最後の日々」のストーリー
とある田舎町の高校生・嘉納(裴ジョンミョン)は授業中に、机の上に中年の小さな“カミサマ”が現れる妄想を見る。カミサマは、恐怖の大王が地上に降りてきて世界を滅亡させると言い、消えていく。嘉納は、どうせ世界が終るならやりたいことをやろうと決意する。嘉納は、好きな女の子・ユミ(今泉ちえこ)に会いに行く途中、しゃべる黒い犬と出会う。犬は嘉納に様々なアドバイスをしてくれる。嘉納はユミの彼氏を撲殺し、盗んだ車でユミを誘拐して旅に出る。県警は嘉納を指名手配犯として追い始めるが、嘉納はユミを抱いたり、途中立ち寄った民家の娘・玲子とセックスをしたりして、なんとなく過ごしていた。ある日起きるとユミが死んでいたが、嘉納は現実と思えず、何の感情も抱かなかった。さらに旅を続ける嘉納は、コスプレオヤジ・亀山と出会い、“パーティー”というお祭りに連れて行かれる。パーティーでは、自称能力者・浦島先生や、先生が後押しする演歌歌手などのライブが行われており、集まった異様な人々は熱狂していた。彼らとともにパーティーを楽しむ嘉納だったが、突然、見知らぬ男に手のひらを撃たれる。男は、嘉納が世界を滅亡させる恐怖の大王だと思っていた。撃たれた嘉納は、痛みを感じなかった。県警の追手がパーティーに迫り、嘉納は崖を駆け上がって逃げるが、その途中でまた黒い犬と出会う。嘉納は、なんの痛みも感じないこの物語は自分の妄想だと確信していた。犬は、それならこの先の崖から飛び降りればいいと言う。県警の追手・園田警部補は、嘉納を断崖絶壁に追い込む。しかし園田は、この世を見捨てるかのように自ら命を絶つ。死にきれない園田を撃った嘉納は、青空の中に何かを見つけ、空に向かって大きくジャンプする。
「世界最後の日々」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「世界最後の日々」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ファンタジー エロス |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2012 |
公開年月日 | 2012年2月18日 |
上映時間 | 96分 |
製作会社 | 「世界最後の日々」製作委員会(東京さくら印刷=エイチ・ケイ・リミテッド=ミュージックシネマズジャパン=アジアンマイルストーン) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
公式サイト | http://sekaisaigo.net/ |
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