東根作寿英 トネサクトシヒデ

  • 出身地:神奈川県横浜市
  • 生年月日:1972/04/03

略歴 / Brief history

神奈川県横浜市の生まれ。法政大学第二高校在学中の1988年、芸能事務所・アミューズ主催の“10ムービーズ・オーディション”に合格し、『マクドナルド』のCMで芸能界デビューする。翌年、NHK『ときめき宣言』89でドラマ初出演。法政大学社会学部に進学後も俳優業を両立させ、NHK大河ドラマ『信長』92では信長の後継者で長男の織田信忠を演じた。飯田譲治監督のOV「東京BABYLON 1999」93に陰陽師の高校生・昴流役で初主演を飾り、NHK連続テレビ小説『春よ、来い』94でヒロイン・安田成美の初恋の相手役に抜擢され、広く知られるようになる。映画初出演は人気テレビ時代劇の劇場版「鬼平犯科帳」95で、主人公・長谷川平蔵の息子・辰蔵役。翌96年には岡本明久監督「人間の翼・最後のキャッチボール」に実在した24歳のプロ野球投手・石丸進一役で主演し、特攻隊員として儚い生涯を閉じるまでを熱演した。その後は、テレビドラマを中心に活躍。TBS『君と出逢ってから』96で主人公・本木雅弘の同僚のエリート商社マン、フジテレビ『神様、もう少しだけ』98で金城武扮する音楽プロデューサーのマネージャー、日本テレビ『ストレートニュース』00ではテレビ局の編成マンに扮するなど、数々のドラマに助演する。2001年のフジテレビ『ロケット・ボーイ』01では、織田裕二演じる主人公の後輩なのに主任で、妻子があるのに女子社員から付け狙われる中島良雄役をコミカルに演じて、印象を残す。久々の映画出演となった中村幻児監督「ロード88・出会い路、四国へ」を経て、05年には「踊る大捜査線」シリーズからのスピンオフ「交渉人・真下正義」05で、猪突猛進型の先輩刑事・木島に振り回される部下の浅尾役を好演。木島を主役に据えたフジテレビの単発ドラマ『逃亡者・木島丈一郎』05、シリーズ本体の「踊る大捜査線 THE MOVIE3/ヤツらを解放せよ!」10でも引き続き浅尾役を演じた。『バラード』05、『コースター』07、『レッドクリフ・愛』11など舞台でも存在感を発揮。テレビドラマはほかに、TBS『世界で一番熱い夏』01、『魔王』08、『JIN/仁』11、フジテレビ『愛し君へ』04、『素直になれなくて』10、日本テレビ『キイナ・不可能犯罪捜査官』09、『秘密諜報員エリカ』11、NHK『龍馬伝』10など。

東根作寿英の関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • 虎の流儀 激突! 燃える嵐の関門編

    制作年: 2022
    原田龍二が演じる義理人情に厚いヤクザの主人公・車田清(くるまだきよし)が、弱きを助け強きをくじく、痛快任侠映画のシリーズ第2作目。他人様のやっかいごとを解決するべく全国を行脚する清は、怒りが沸点に達すると、“虎”のごとく暴れまわる堅物で昭和な男。2作目では、北九州・下関を舞台に、海の埋め立てによる空港建設をめぐり、地元の漁師や代議士ら一般人(カタギ)をも巻き込んだ紛争に立ち向かう。終盤の爆破シーンやカーアクションも大きな見どころ。第1作目の東海死闘編に続き、川野太郎、つまみ枝豆、薬師寺保栄、渡辺裕之らが出演。ヒロインには、森脇英理子。その他、木下隆行、はいだしょうこ、東根作寿英、宮川一朗太、石倉三郎、六平直政、平野貴大、さらにせんだみつお、楽しんご、といった個性的な俳優が暴れ回る。
  • マスカレード・ナイト

    制作年: 2021
    「マスカレード・ホテル」から続き、東野圭吾のミステリーを主演・木村拓哉、監督・鈴木雅之で映画化。ホテル・コルテシア東京での捜査から2年。大晦日の仮装パーティーに殺人犯が現れるという密告状が届き、新田は再びホテルマンの山岸と組み潜入捜査する。前作から続き破天荒な刑事・新田浩介を木村拓哉が、優秀だけど生真面目なホテルマンの山岸尚美を長澤まさみが演じるほか、豪華キャスト陣が揃う。
    60
  • マスカレード・ホテル

    制作年: 2019
    東野圭吾のベストセラー小説を木村拓哉と長澤まさみ主演で実写映画化。都内で起きた3件の殺人事件の現場に残された数字を解読した刑事・新田は、次の犯行場所がホテル・コルテシア東京であることを突き止める。新田はホテルマンに扮して潜入捜査することに。監督は、「HERO」シリーズの鈴木雅之。脚本は、「ライアーゲーム」シリーズの岡田道尚。
    69
  • ドロメ 女子篇

    制作年: 2016
    男子高と女子高の演劇部員たちが、合同合宿中に怪事件に遭遇するホラー。同じ時間軸の物語を、女子側の視点から描いた本作と男子側の視点から描いた「男子篇」の二部構成。主演は「チョコリエッタ」ほか多数の作品で活躍中の森川葵。監督は「先生を流産させる会」で注目を集め、以後数々の作品を手掛ける新鋭・内藤瑛亮。
    100
  • ドロメ 男子篇

    制作年: 2016
    奇怪な出来事が次々に起こる2つの高校の演劇部合同合宿を、男子校部員の視点から映す青春ホラー。女子との出会いに沸き立つ中始まった合宿が、山に伝わる泥の化け物ドロメにより恐怖に包まれる。女子側から描いた【女子篇】と対をなす。監督は「先生を流産させる会」の内藤瑛亮。出演はテレビドラマ『ごめんね青春!』の小関裕太、「チョコリエッタ」の森川葵ほか。劇場公開に先駆け、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016にて上映。
    100
  • 龍が如く 劇場版

    制作年: 2007
    プレイステーション2専用ゲーム『龍が如く』の劇場映画化。監督は、「着信アリ」「妖怪大戦争」の三池崇史。主人公の桐生一馬には、「血と骨」「戦国自衛隊1549」の北村一輝。闘鬼・真島吾朗には、「月はどっちに出ている」「新・仁義の墓場」の岸谷五朗。
    50