- キネマ旬報WEB トップ
- 尾上寛之
尾上寛之の関連作品 / Related Work
作品情報を見る
-
それぞれの花
制作年: 2022舞台や「罪の声」「映画 太陽の子」などで幅広く活躍する尾上寛之の初主演映画。人に心を開けない男性が、ある性癖をきっかけに、他人との壁を壊そうと一歩踏み出す物語。忍び込んだ家で、パソコンの画面に映し出されたメッセージに返信したまりおは、翌日またその家で返事を受け取り、初めて人の温もりを感じるが……。脚本・監督は、2015年『天皇の料理番』で第85回ザテレビジョンドラマアカデミー賞監督賞を受賞、映画「終わりが始まり」「てぃだ いつか太陽の下を歩きたい」の中前勇児。全シーンを1シーン1カットで撮影した。 -
罪の声
制作年: 2020グリコ・森永事件をモチーフにし2016年週刊文春ミステリーベスト10国内部門第1位に輝いた同名小説を映画化。記者の阿久津は昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ取材を重ねる。一方俊也は事件の脅迫テープに自分の声が使われていたことを知り……。監督は、TBSテレビに所属し『カルテット』など数々のTVドラマの演出をするほか、「映画 ビリギャル」など映画監督としても活動する土井裕泰。「人間失格 太宰治と3人の女たち」の小栗旬と、ミュージシャンや文筆家としても活躍する星野源が、未解決事件に翻弄され人生が交錯する二人の男を演じる。89点 -
葬式の名人
制作年: 2019大阪府茨木市市制70 周年記念事業の一環として茨木市が全面協力、川端康成の短編小説をモチーフにした群像コメディ。息子と二人で暮らす雪子のもとに、高校時代の同級生の訃報が届く。卒業から10年の時を経て集まった同級生たちは、奇想天外な通夜を体験する。映画評論家で「インターミッション」など監督業にも進出する樋口尚文がメガホンを取った。また、川端康成の母校・大阪府立茨木高校の卒業生で、劇団とっても便利の脚本を担当、日本チャップリン協会会長を務める大野裕之が脚本を手がけた。『十六歳の日記』『師の棺を肩に』『少年』『バッタと鈴虫』『葬式の名人』『片腕』などの川端康成の短編小説を下地にしている。シングルマザーの渡辺雪子を「旅のおわり世界のはじまり」の前田敦子が、雪子共に奇想天外な通夜に翻弄される茨木高校の野球部顧問・豊川大輔を「多十郎殉愛記」の高良健吾が演じる。2019年8月16日茨木市先行ロードショー。75点