綾瀬はるか アヤセハルカ

  • 出身地:広島県広島市
  • 生年月日:1985/03/24

略歴 / Brief history

広島県広島市の生まれ。本名・蓼丸綾(たでまる・あや)。2000 年に友達に誘われて参加したホリプロスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞し、芸能界入り。01 年に日本テレビ『金田一少年の事件簿(第3シリーズ)』の第7話『魔犬の森の殺人』に女子医大生・二ノ宮朋子役でゲスト出演して女優デビュー。映画出演は02 年のオムニバス作品「Jam Films」の中の一編、行定勲監督作「JUSTICE」から。当初はグラビアアイドルとしての活動が中心だったが、フジテレビ『僕の生きる道』03、TBS『ブラックジャックによろしく』03 などで着実にキャリアを積み重ね、04年にTBS『世界の中心で、愛をさけぶ』に出演。同年に映画化もされ、“ セカチュー・ブーム” と呼ばれる社会現象を巻き起こした片山恭一の純愛小説を原作としたテレビドラマで、白血病に倒れる悲劇のヒロイン廣瀬亜紀役に抜擢。初々しい魅力を発揮し、ゴールデンアロー賞新人賞を受賞、一躍注目の存在となる。その後は、往年のTBS 人気ドラマのリメイク『赤い運命』05 や斎藤道三の娘の濃姫を演じた「戦国自衛隊1549」05、TBS『里見八犬伝』06 などアイドル女優路線を歩むが、08 年に三谷幸喜監督で佐藤浩市、妻夫木聡らと共演した「ザ・マジックアワー」や、田辺誠一、時任三郎らと共演の矢口史靖監督作「ハッピーフライト」といった群像コメディへの出演をきっかけに、コメディエンヌとしての才能が開花。また、この年は韓国のクァク・ジョエン監督によるSF ファンタジー「僕の彼女はサイボーグ」で未来から来たサイボーグを演じ、女性版座頭市「ICHI」では時代劇に挑戦。4本の映画が公開される飛躍の年となり、日刊スポーツ映画大賞の主演女優賞を受賞。翌09 年には「おっぱいバレー」でブルーリボン賞主演女優賞も受賞している。テレビドラマでは日本テレビ『ホタルノヒカリ』07・10 に単独初主演し、明朗なヒロインを魅力的に演じたほか、フジテレビ『鹿男あをによし』08、TBS『MR.BRAIN』09、同『JIN /仁』10 では江戸時代にタイムスリップした医師に想いを寄せる武家の娘を凛とした佇まいの美しさで好演。

綾瀬はるかの関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • 野生の島のロズ

    制作年: 2024
    ピーター・ブラウンによる童話『野生のロボット』シリーズをドリームワークス・アニメーションがアニメ映画化。野生の島で起動した最新型アシスト・ロボットのロズは、動物たちと共生し、優しさや愛情を理解し始める。ところが、彼女の島に危機が迫っていた。監督・脚本は、「ヒックとドラゴン」シリーズのクリス・サンダース。声の出演は、「クワイエット・プレイス:DAY 1」のルピタ・ニョンゴ、「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」のペドロ・パスカル、「ビートルジュース ビートルジュース」のキャサリン・オハラ。
  • ルート29

    制作年: 2024
    監督デビュー作「こちらあみ子」で第27回新藤兼人賞金賞を受賞した森井勇佑監督が、綾瀬はるかを主演に迎えて贈る優しさに満ちたリリカルなロードムービー。『ルート29』の発端は森井監督が詩人の中尾太一の詩集『ルート29、解放』からインスピレーションを受けたことで、映画の舞台になった姫路から鳥取を結ぶ一本道の国道29号線を約1ヵ月間旅して脚本を完成させた。他者と必要以上のコミュニケーションを取ることのできない主人公トンボが風変わりな女の子ハルと旅をし、絆を深めていくなかで、からっぽだった心に喜びや悲しみの感情が満ちていく時間を綴る。トンボ役に綾瀬はるか、ハル役に「こちらあみ子」でデビューを果たした大沢一菜。
  • レジェンド&バタフライ

    制作年: 2023
    「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督が、織田信長と謎に包まれたその正室・濃姫の知られざる物語を木村拓哉&綾瀬はるか主演で映画化。政略結婚で結ばれた信長と濃姫。当初は対立していた2人だったがやがて天下統一の夢を共にし、激動の30年を駆け抜けてゆく。共演は「ムーンライト・シャドウ」の宮沢氷魚、時代劇映画初出演となる市川染五郎。
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  • リボルバー・リリー

    制作年: 2023
    長浦京による同名小説を原作に「窮鼠はチーズの夢を見る」の行定勲が映画化。1924年、東京。謎の男たちに屋敷を襲われ女中らを惨殺された細見慎太。追っ手に取り囲まれ、窮地に陥る彼の前に現れたのは小曾根百合。その手には、S&W M1917リボルバーが握られていた。出演は「はい、泳げません」の綾瀬はるか、「シン・ゴジラ」の長谷川博己、Go!Go!kids/ジャニーズJr.のメンバーで幼少期から俳優としてもキャリアを積んできた羽村仁成。
  • はい、泳げません

    制作年: 2022
    ノンフィクション作家、高橋秀実による同名エッセーを、長谷川博己&綾瀬はるか共演で映画化。大学で哲学を教える小鳥遊雄司は、泳げない。ある日、ひょんなことから水泳教室を訪れるが、そのプールの受付で強引に入会を勧めてきたのが水泳コーチ・薄原静香だった。監督は「舟を編む」の脚本を担当、「プリズン13」などの監督を務めた渡辺謙作。
  • 奥様は、取り扱い注意

    制作年: 2020
    2017年に放送されたドラマ『奥様は、取扱注意』の劇場版。元特殊工作員の専業主婦・菜美と、菜美の夫で、実は彼女を監視する公安警察の勇輝。ある出来事がきっかけで菜美が記憶喪失になると、二人は名前を変え、地方都市・珠海市で新生活を始めるが……。出演は、「今夜、ロマンス劇場で」の綾瀬はるか、「空母いぶき」の西島秀俊。監督は、「カイジ ファイナルゲーム」の佐藤東弥。
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