オレグ・ムトゥ

オレグ・ムトゥの関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • ドンバス

    制作年: 2018
    2014年からウクライナ東部ドンバス地方で続くドンバス戦争を実話を元に描き、第71回カンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞を獲得した戦争ドラマ。親ロシア派勢力(分離派)の政治工作によりウクライナ系住民との分断が深まる無法地帯ノヴォロシアの日常を活写。「国葬」などドキュメンタリーも手がける、ベラルーシ生まれウクライナ育ちのセルゲイ・ロズニツァ監督が、近代的な情報戦と前時代的なテロ行為が入り混じるドンバスの戦争の模様を、13のエピソードでダークユーモアを込めながら描く。第91回アカデミー賞外国語映画賞ウクライナ代表作品。
  • 花咲くころ

    制作年: 2013
    独立直後のジョージアを舞台に戦火の不安の中成長する二人の少女を映し、ベルリン国際映画祭国際アートシアター連盟賞を受賞した人間ドラマ。境遇は異なれど親友同士のエカとナティア。ある日ナティアは好意を寄せられている少年たちの一人から銃を贈られる。ジョージア・トリビシ出身のナナ・エクフティミシュヴィリが少女時代の思い出をもとにドイツ出身のジモン・グロスと共同監督、苦難の時代を生きる庶民や戦争の不毛さ、当時の女性の境遇などを描き出す。第14回東京フィルメックスにて最優秀作品賞を受賞。
  • 汚(けが)れなき祈り

    制作年: 2012
    2005年にルーマニアで起きた事件を元に、人里離れた修道院で悪魔祓いの犠牲となった2人の若い女性の悲劇を描く。監督は「4ヶ月、3週と2日」のクリスティアン・ムンジウ。カンヌ国際映画祭では、本作が映画初出演となったクリスティーナ・フルトゥルとコスミナ・ストラタンがともに女優賞に輝いたほか、脚本賞を受賞。
    60
  • 4ヶ月、3週と2日

    制作年: 2007
    妊娠中絶が制限されていたチャウシェスク政権下のルーマニアを舞台に、友人の違法な中絶手術を助ける女性の一日を描く。主演はフランシス・F・コッポラ監督作「Youth Without Youth」にも出演のアナマリア・マリンカ。監督は長編映画二作目のクリスティアン・ムンジウ。2007年カンヌ映画祭パルム・ドール受賞作品。