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マーレン・アーデの関連作品 / Related Work
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二つの季節しかない村
制作年: 2023「雪の轍」でカンヌ国際映画祭パルム・ドールに輝いたヌリ・ビルゲ・ジェイランが、トルコのアナトリア東部を舞台に、壮大な自然の中に人間の卑小さを描き出すドラマ。村人から尊敬される美術教師のサメットはある日、虚偽の“不適切な接触”を告発される。メルヴェ・ディズダルは、本作でトルコ人初のカンヌ国際映画祭女優賞に輝いた。 -
エリザベート 1878
制作年: 202219世紀にヨーロッパ宮廷一の美貌と謳われたオーストリア皇妃エリザベートが40歳を迎えた姿を「オールド」のヴィッキー・クリープス主演で描いた歴史劇。厳格な公務をますます窮屈に思うエリザベートは、世間の理想像から自由になるため、ある計画を思いつく。前作「Der Boden unter den Fusen」(原題)が2019年第69回ベルリン国際映画祭コンペティション部門で上映されたマリー・クロイツァー監督が、史実に捉われない大胆な表現でシシィの愛称で親しまれる伝説的皇妃の素顔を浮き彫りにする。エリザベートを演じたヴィッキー・クリープスは本作により2022年第75回カンヌ国際映画祭ある視点部門最優秀演技賞を受賞。2023年第95回アカデミー賞国際長編映画賞オーストリア代表作品。 -
ぼくは君たちを憎まないことにした
制作年: 2022フランスのジャーナリスト、アントワーヌ・レリスによる同名ノンフィクションを映画化。2015年、テロで妻を亡くし、幼い息子を抱え哀しみに暮れるアントワーヌ。テロリストへ手紙を書き始めるが、それは息子と2人で今まで通りの生活を続けるとの決意表明だった。出演は「エッフェル塔 創造者の愛」のピエール・ドゥラドンシャン、「レッド・スネイク」のカメリア・ジョルダーナ。監督は「陽だまりハウスでマラソンを」のキリアン・リートホーフ。 -
スペンサー ダイアナの決意
制作年: 2021「トワイライト」シリーズ、「チャーリーズ・エンジェル」のクリステン・スチュワートがダイアナ元皇太子妃を演じ、1991年の サンドリンガム・ハウスにおいて、チャールズ皇太子との離婚を決意するクリスマス休暇の3日間を描く。「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」のパブロ・ララインが監督を務め、鋭い洞察力と確かな手腕でダイアナの孤独と苦しみを浮き彫りにする。 -
ナチュラルウーマン(2017)
制作年: 2017第67回ベルリン国際映画祭脚本賞受賞のヒューマンドラマ。トランスジェンダーでナイトクラブの歌手マリーナは、歳の離れたボーイフレンドのオルランドと暮らしている。ある夜、オルランドが突然亡くなり、マリーナは思いもかけないトラブルに巻き込まれる。監督・脚本は、「グロリアの青春」のセバスティアン・レリオ。出演は、トランスジェンダーの歌手ダニエラ・ヴェガ、「ネルーダ 大いなる愛の逃亡者」のフランシスコ・レジェス、ルイス・ニェッコ。第42回トロント国際映画祭SPECIAL PRESENTATIONS部門出品、第89回アカデミー賞外国語映画賞チリ代表作品。60点 -
ありがとう、トニ・エルドマン
制作年: 2016第69回カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞を始め、各国で数々の賞に輝いたヒューマンドラマ。悪ふざけが大好きな父が、娘を心配しブカレストを訪れる。数日間一緒に過ごし父はドイツに帰るが、娘のもとに<トニ・エルドマン>という別人になった父が現れ……。監督・脚本は「恋愛社会学のススメ」のマーレン・アデ。出演は「三人姉妹(1988)」のペーター・シモニシェック、『裸の診察室』のザンドラ・ヒュラー、「ボーグマン」のハーデウィック・ミニス、「エンジェル(2007)」のルーシー・ラッセル、「エリザのために」のヴラド・イヴァノフ。70点