三上智恵 ミカミチエ

三上智恵の関連作品 / Related Work

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  • 戦雲(いくさふむ)

    制作年: 2024
    「標的の村」「沖縄スパイ戦史」でキネマ旬報ベスト・テン文化映画第1位を獲得した三上智恵監督が、8年かけて沖縄・南西諸島の島々を取材したドキュメンタリー。日米両政府の主導のもと急速な戦力配備が進む現状や、かけがえのない島々の暮らしを映し出す。タイトルにつけられた“戦雲”は、本作に出演している山里節子が八重山を代表する叙情詩『とぅばらーま』に乗せて歌った“また戦雲が湧き出してくるよ、恐ろしくて眠れない”という歌詞から取っている。
  • 沖縄スパイ戦史

    制作年: 2018
    第二次大戦末期の沖縄戦で、日本軍の特務機関・陸軍中野学校が関わった“秘密戦”に迫るドキュメンタリー。1944年晩夏。42名の陸軍中野学校出身者が沖縄に渡り、身分を隠し各地に潜伏。まだ10代半ばの少年たちを“護郷隊”として組織し、アメリカ軍を翻弄する。監督は「標的の村」の三上智恵と、学生時代から八重山諸島の戦争被害の取材を続けてきた大矢英代。撮影を三上監督の「戦場ぬ止み」「標的の島 風かたか」でもタッグを組んだ平田守、音楽をエレクトリック・ヴァイオリン奏者の勝井祐二が担当する。2018年7月21日より沖縄・桜坂劇場にて先行公開。2018年 第92回キネマ旬報ベスト・テン文化映画第1位。
  • 標的の島 風(かじ)かたか

    制作年: 2017
    「標的の村」の三上智恵監督によるドキュメンタリー。辺野古の新基地建設、高江のオスプレイヘリパッド建設、宮古島・石垣島のミサイル基地建設や自衛隊配備など沖縄の様々な現実と反対派住民たちの抵抗を、島々の自然と歴史が育んだ豊かな文化を交え映し出す。ナレーションを三上監督自身が担当。撮影監督は「戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)」「変魚路」の平田守。2017年3月11日より沖縄先行公開。
  • 戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)

    制作年: 2015
    海を埋め立てて新たなアメリカ軍基地が建設されようとしている沖縄・辺野古の激しい対立、地域の人々の思いを映し出すドキュメンタリー。厳しい闘争の最中でも絶えることのない歌とユーモアを交え、いくさに翻弄され続けた70年に終止符を打ちたいという沖縄の切なる願いを問う。監督は「標的の村」の三上智恵。ナレーションを沖縄出身のシンガーソングライター、Coccoが担当する。2015年5月23日よりポレポレ東中野にて先行上映。
  • 標的の村

    制作年: 2013
    新型輸送機オスプレイの米軍基地配備を巡って揺れる沖縄。その反対運動を続ける住民たちに寄り添いながら、沖縄の抵抗の歴史を紐解いてゆくドキュメンタリー。元々、沖縄ローカルテレビ局の琉球朝日放送が放送用に製作した作品に、追加映像を加えて劇場公開。監督は琉球朝日放送のアナウンサーとして活躍する三上智恵。