ハイロ・ブスタマンテ ハイロ・ブスタマンテ

略歴 / Brief history

1977年生まれ、グアテマラ生まれ。コミュニケーション学を学んだ後、大手広告会社でCMを監督。パリ、ローマでも映画制作を学んだ。フランスのクレルモンフェラン短篇映画祭で“Guando sea grande”がCNC賞を受賞。フランス、ドイツ、スウェーデンでテレビ放映された。また、脚本を手がけた“El Escuadron De La Murete”はサン・セバスチャン国際映画祭をはじめとする各国の映画祭で正式出品された。「火の山のマリア」が長篇監督デビュー作となる。

ハイロ・ブスタマンテの関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • ラ・ヨローナ 彷徨う女

    制作年: 2018
    グアテマラ内戦と中南米に伝わるラ・ヨローナ伝説を取り入れ、第76回ヴェネチア国際映画祭ヴェニス・デイズ部門に輝いた社会派スリラー。虐殺を指揮した罪に問われた元将軍エンリケの家に、新たなメイドが来る。やがて彼女の周りで奇妙なことが起き始め……。「火の山のマリア」で第65回ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したハイロ・ブスタマンテ監督が同作で主演したマリア・メルセデス・コロイと再び組み、悲劇に彩られた歴史と古くから伝わる怪奇伝説を現代の物語として描き出す。第32回東京国際映画祭コンペティション部門出品作品(映画祭タイトル「ラ・ヨローナ伝説」)。
  • 火の山のマリア

    制作年: 2015
    農業を営む貧しいマヤの母娘の姿を通して、グアテマラが抱える社会問題を描いたヒューマンドラマ。ハイロ・ブスタマンテ監督は、長編映画デビューとなった本作で、2015年ベルリン国際映画祭アルフレッド・バウアー賞を受賞。幼少期をマヤ文明の地で過ごした監督自らが取材を通じて知り得た事実も盛り込み、ドキュメンタリーのような臨場感溢れる作品に仕上げた。役者には現地の人々を起用している。
    80