メルボーン・マクドウェル

メルボーン・マクドウェルの関連作品 / Related Work

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  • 怪人現る

    制作年: 1928
    無垢なる発明家チャーリー・バワーズが監督・主演を務めた1928年のサイレント映画かつ、ハイパー・ナンセンス・ドタバタ劇。“バワーズ・システム”と名付けられた緻密なストップモーション・アニメーションと実写の融合によって、奇想天外な映像世界が繰り広げられる。バワーズがのぞかせる喜劇王バスター・キートンのような憂愁と、キートンをもしのぐ狂気は、観る者を驚かせ、笑わせ、時にはホラー映画のような恐怖さえも感じさせる。モダンでパンク、シュルレアリスティックでクレイジーなその作品群は、アンドレ・ブルトンやクエイ兄弟など数々の芸術家たちを魅了したが、その実態はまだ謎に包まれたままだった。1920年代のサイレント映画4作品とキャリア初期の短篇アニメーション2作品を、オリジナル伴奏音楽付きで上映するプログラム「NOBODY KNOWS チャーリー・バワーズ ―発明中毒篇―」の一本として、2022年日本初公開。
  • 娘十八冒険時代

    制作年: 1928
    「娘十八泳げや泳げ」「女シーク」に次ぐビービー・ダニエルス嬢主演喜劇で本年度第1回の作品である。「神ぞ知る」「カナディアン」等の脚色家ハワード・エメット・ロジャース氏が執筆した物語をキーン・トンプソン氏とニック・バロウズ氏とが改訂脚色し、「チョビ髭成功美談」「好いて好かれて」等をものしたグレゴリー・ラ・カヴァ氏が監督したもの。相手役は、「つばさ」「女シーク」等出演のリチャード・アーレン氏が勤め、「女シーク」「男装女剣客」にもダニエルス嬢と共演したウィリアム・パウエル氏が悪役を演じ、チャールズ・セロン氏、ハイニー・コンクリン氏、ジョージ・アーヴィング氏等も出演している。(六巻)
  • 法の外(1921)

    制作年: 1921
    「スタムブールの處女」を完成して以来約1個年を費やしプリシラ・ディーン嬢を主役として製作されたトッド・ブラウニング氏の監督映画で、製作に25万ドルを要したと伝えられる。最近「宝島(1920)」「ヴィクトリー」等でめきめきとその悪役振りを認められたロン・チャニー氏がブラック・マイク・シルヴァという暗黒街の頭分と、ジョー・ワングと言う中国人の下男の2役を、実に明確に演じ分けている。ディーン嬢の相手は夫君ウィーラー・オークマン氏で、最後の辺りの猛烈な格闘は「スタムブールの處女」以上遥かに凄いものであった。壮麗な舞台装置と巧妙を極めた光線の使用は緊張した筋をより以上に引き立たしめている。中華街に用いてある淡紅色の染色が美しい印象を残した。中華街内部のセットにも他の映画に見たようなグロテスクな滑稽味はほとんど見られず、真実味が漂っていた。原作者であり監督者であるトッド・ブラウニング氏の頭の緻密さが全編に見られる。8巻の長尺を息も継がせない。
  • ノルマの飛躍

    制作年: 1919
    バーリスケール嬢出演劇としては格別の奇もない劇でタマス・エッジロウ氏の原作、夫君ヒックマン氏の監督で、対手は「路傍の花」等と同じくメルボーン・マクドウェル氏と、新顔のアルバート・コルビー氏である。
  • 人生の岐路

    制作年: 1919
    ホーリー・アーミニー・ライヴス氏の原作をE・マグナス・イングルトン氏が脚色し、「女曲馬師」「恋の手招き」等の監督者ルイ・ウィリアム・ショーデ氏の監督で製作された。「目醒めた心」に次ぐヘンリー・B・ウォルソール氏出演劇である。相手としてはメアリー・チャールソン嬢、ジャック・リチャードソン氏、ジョセフ・J・ダウリング氏、メルボーン・マクドウェル氏等が出演している。米誌は此映画を評して筋は有り得べからざることであるが、ウォルソール氏の立派な演技を見るべきであると言っている。

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