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ノエル・カワードの関連作品 / Related Work
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ブライズ・スピリット 夫をシェアしたくはありません!
制作年: 2020ノエル・カワードによる名作戯曲『陽気な幽霊』を再び映画化。『ダウントン・アビー』の製作陣とオスカー女優ジュディ・デンチが贈る英国発ラブシックストーリー。スランプに陥ったベストセラー小説家は霊媒師に頼んでアイディアの宝庫だった亡き妻を呼び戻す。妻は最愛の夫との再会を喜ぶが、夫には新しい妻がいた……!? 俳優・作家・戯曲家・脚本家・演出家・作曲家・歌手・映画監督といくつもの顔を持つ、ノエル・カワードによる1941年初演の戯曲『陽気な幽霊』は、ロンドンのウエスト・エンドをはじめ、NYのブロードウェイなど約2000回にわたって上演され、1945年にはデイビッド・リーン監督によって同タイトルで映画化、日本では1951年に公開された。この名作を80年ぶりに現代にフィットする物語として蘇らせたのは、英国の大ヒットTVシリーズ『ダウントン・アビー』の監督のひとりであるエドワード・ホール。同ドラマのマシュー・クローリー役で大ブレイクしたダン・スティーヴンスがベストセラー作家チャールズを演じる。あの世から戻ってきた妻エルヴィラには「ブリングリング」のレスリー・マン、チャールズの現在の妻ルースに「お買いもの中毒な私!」のアイラ・フィッシャー。そして不思議な力を持つ霊媒師マダム・アルカティを、『007』シリーズのM役が忘れ難いジュディ・デンチが快演している。1937年が舞台となる本作では、この時代に建てられた英国のアール・デコ様式の豪邸を使用し、レトロでエレガントなファッションに加えて、摩訶不思議な降霊の儀式や緑豊かな庭園など、鮮やかなヴィジュアルも魅力的だ。 -
ナショナル・シアター・ライブ2020「プレゼント・ラフター」
制作年: 2019イギリスの国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターが厳選した傑作舞台を映像化するプロジェクト「ナショナル・シアター・ライヴ」の1作。スター俳優ギャリー・エッセンダインが海外ツアーに出かける準備をしていたところ、個性的な面々の訪問を受け、彼の生活はハチャメチャに……。現代の名声・欲望・孤独を投影した作品。主演は、ドラマ「SHERLOCK」のジム・モリアーティ役など映像分野でもおなじみのアンドリュー・スコット。 -
松竹ブロードウェイシネマ「プレゼント・ラフター」
制作年: 2017ニューヨーク・ブロードウェイの傑作舞台を映画館で上映する「松竹ブロードウェイシネマ」シリーズの一作。20世紀のイギリスで俳優・作家・演出家としてマルチに活躍したノエル・カワード作のヒットコメディ。ケヴィン・クラインが主演を務め、本作で3度目のトニー賞演劇主演男優賞を受賞した。富と名声、欲望に生きる中年スター俳優ギャリーが、ドレッシンング・ガウンを着て私生活さえも“演じる”自分に、いつしか現実との境界線を失っていく物語。いったい自分は誰のことが本気で好きなのか、それともこのまま逃げ出したいのか……ロンドンの高級アパートメントの一室が迷宮と化していく。「アベンジャーズ」シリーズのコビー・スマルダースが本作でブロードウェイデビュー。 -
世にも憂鬱なハムレットたち
制作年: 1996『ハムレット』公演のため奮闘する三文役者たちの姿を暖かく見つめたハートフル・コメディ。監督・脚本は英国劇壇の才子で、「から騒ぎ」「フランケンシュタイン」など映画界でも成功を収めたケネス・ブラナー。製作は「フランケンシュタイン」のディヴィッド・バロン。主題歌は英国劇壇の重鎮、故ノエル・カワードの“Why Must the Show Go On?”。出演者は「オセロ」のマイケル・マロニーはじめ、ブラナーの同門の友人たちで固められた。ほかにテレビ・シリーズ『ダイナスティ』などで有名なベテラン女優ジョーン・コリンズが顔を見せる。 -
逢いびき(1974)
制作年: 1974平凡な家庭の主婦と開業医の悲痛な恋を描いたノエル・カワードの戯曲「静物画」の再映画化作品。製作はセシル・クラーク、監督はTV出身のアラン・ブリッジス、脚本はジョン・ボウエン、撮影はアーサー・イベットソン、音楽はシリル・オーナデンが各々担当。出演はソフィア・ローレン、リチャード・バートン、ジャック・ヘドレー、ローズマリー・リーチ、ジョン・ル・メズリヤーなど。 -
ミニミニ大作戦(1969)
制作年: 1969とてつもないスリルとユーモアの中に現代の亀裂をのぞかせる異色作。監督は「密室」のピーター・コリンソン、トロイ・ケネディ・マーティンが脚本を担当。カメラはチック・ウォーターソン、ロニー・マース、ウォリー・バイヤット、音楽は「失われた男」のクインシー・ジョーンズが担当した。製作は「ナック」のマイケル・ディーリー。出演は「空軍大戦略」のマイケル・ケイン、「夕なぎ」のノエル・カワード、「殺しのビジネス」のラフ・ヴァローネ、「湖愁」のロッサノ・ブラッツィ。その他マーガレット・ブライ、ベニー・ヒル、トニー・ベックリーなど。カラー、パナビジョン。1969年作品。20点