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アラン・ゴールドマンの関連作品 / Related Work
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オフィサー・アンド・スパイ
制作年: 2019歴史的冤罪事件“ドレフュス事件”を映画化し、第76回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞したR・ポランスキー監督作品。仏のユダヤ系陸軍大尉ドレフュスは、スパイ容疑で終身刑を宣告される。ピカール中佐はドレフュスの無実を示す証拠を発見するが……。出演は、「アーティスト」のジャン・デュジャルダン、「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」のルイ・ガレル、「告白小説、その結末」のエマニュエル・セニエ。第45回セザール賞3部門(監督・脚色・衣装)を受賞。 -
シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!
制作年: 2018世界中で愛される名作舞台『シラノ・ド・ベルジュラック』の誕生秘話。1897年、パリ。生活に行き詰まった劇作家エドモン・ロスタンは、名優コンスタン・コクランに、英雄喜劇の執筆を提案。様々な問題に直面しつつも、エドモンは新作に取り掛かるが……。出演は「最強のふたり」のトマ・ソリヴェレ、「ダゲレオタイプの女」のオリヴィエ・グルメ、「戦場のブラックボード」のマティルド・セニエ。76点 -
マルセイユ・コネクション
制作年: 2014原題の”La French”は、南仏とアメリカを繋ぐ麻薬取引ルート「フレンチ・コネクション」の略であるが、71年のアカデミー賞5部門受賞の名作『フレンチ・コネクション』も、同ルートの存在を背景にして作られたものである。麻薬取引を独占して巨大な悪の王国を築いた顔役と、組織撲滅のために立ち上がる判事の対決は多くのドラマや小説の元となった。その最新版となる本作では、70年代の雰囲気の見事な再現や、スピーディーなドラマ展開など、これが長編2作目とは思えない成熟した手腕を監督が見せている。『アーティスト』(11)のジャン・デュジャルダンがスケールの大きな存在感を発揮し、『友よさらばと言おう』(14)等で現代フレンチ・ノワールに欠かせない存在であるジル・ルルーシュがさすがの貫禄で対決を盛り上げる。文芸ものからノワールまで幅広く活躍するブノワ・マジメルの怪優ぶりや、10年代に入って出演作が激増しているセリーヌ・サレットなど、脇を固める俳優陣からも目が離せない。第27回東京国際映画祭コンペティション部門上映作品。70点