制作年: 1991
第二次大戦後、極東ロシアの収容所地帯を舞台に、無垢な少年の生きざまを鮮烈に綴って世界的に絶賛された「動くな、死ね、甦れ!」の続編。監督・脚本はヴィターリー・カネフスキー、製作はカネフスキーとパトリック・ゴドー。撮影は「動くな、死ね、甦れ!」も担当したウラジミール・ボリリャコフで、前作のモノクロームから一転した今回のカラー撮影でも、色彩を極力押さえたモノトーン風の画像を目指した。音楽はボリス・リチコフ。出演は前作に続き、パーヴェル・ナザーロフ、ディナーラ・ドルカーロワ、エレーナ・ポポワほか。92年カンヌ映画祭審査員賞受賞。