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棺と旅する少女と祖父の寓話「葬送のカーネーション」、メインビジュアルと本予告映像
2023年11月24日荒涼とした冬のトルコ南東部。少女と祖父は、祖母の遺体を納めた棺とともに、越境の瞬間を夢見ながら歩き続ける──。第28回テトゥアン地中海映画祭コンペティショングランプリと第27回ソフィア国際映画祭審査員特別賞を受賞し、2022年東京国際映画祭〈アジアの未来〉部門に出品された新鋭ベキル・ビュルビュル監督作「葬送のカーネーション」が、1月12日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、恵比寿ガーデンシネマほかで全国順次公開。メインビジュアルと本予告映像が到着した。 予告編には、洞窟での焚き火、雪の中で踊る人々、棺で眠る少女、フェンスの向こうの世界など、印象的なシーンが登場。生と死、過去と未来、現実と虚構が交差した、現代社会の新たな寓話に注目したい。 Story 年老いたムサは、亡き妻と交わした遺体を故郷に埋葬するという約束を守るため、棺とともに旅している。親を亡くした孫娘のハリメは、紛争が続く故郷に帰りたくないが、仕方なく同行している。彼らは道中の人々から、神の啓示のような“生きる言葉”を授かりながら進んでいくが……。 「葬送のカーネーション」 監督:ベキル・ビュルビュル 脚本:ビュシュラ・ビュルビュル、ベキル・ビュルビュル 出演:シャム・シェリット・ゼイダン、デミル・パルスジャン 海外セールス:Alpha Violet 配給:ラビットハウス 協賛:トルコ文化観光省、トルコ国営放送局 2022/製作 トルコ・ベルギー/トルコ語・アラビア語/16:9/5.1ch/カラー/103分 ©FilmCode 公式サイト:https://cloves-carnations.com -
〈anan猫マンガ大賞〉受賞作を映画化。安達祐実 × 倉科カナ × 渡邊圭祐「三日月とネコ」
2023年11月24日〈第1回anan猫マンガ大賞〉で大賞を受賞した『三日月とネコ』(集英社マーガレットコミックス刊)が、安達祐実、倉科カナ、渡邊圭祐の主演で、『夫を社会的に抹殺する5つの方法』などの上村奈帆監督により映画化。5月よりTOHOシネマズ 日比谷ほかで公開される。主人公たち+猫の集合写真が到着した。 40代の書店員・灯(あかり)、30代の精神科医・鹿乃子(かのこ)、20代のアパレル店員・仁(じん)。熊本地震をきっかけに出会った3人は、愛猫のミカヅキを交えて一緒に暮らしている。普通の人生を歩んできた灯にとって、人生で一番《普通ではない》その生活は、とても楽しくて……。三日月のように満ちていく途中の迷えるオトナ3人+愛しい猫の共同生活物語。 〈コメント〉 安達祐実 主人公の戸馳灯を演じることになりました! 灯、鹿乃子、仁、バラバラな三人が猫という共通点で繋がって、それぞれが新しい明日を模索していきます。 共に時間を過ごすうち、自分らしさ、相手らしさを受け入れて、愛おしい三人らしさを見つけていくのです。 ぜひ劇場で、すこし不器用で一生懸命な三人と、かわいい猫たちに癒されてください。 倉科カナ この度、三角鹿乃子を演じさせていただきました。 わたしも熊本出身で、熊本が大好きなので今回のオファーをいただけてなにかのご縁を感じています。 迷えるオトナ3人と愛しいネコたちの共同生活物語、ほっこりと楽しんでいただけたら嬉しいです。 渡邊圭祐 波多浦仁を演じさせていただきました。 すっかり犬派だった私もうっとりしてしまうくらい、とにかく可愛い猫との撮影の日々を過ごしながら、普通とはなにかを考えさせられる作品でした。 心温まる歪な3人とネコの共同生活の物語がたくさんの方の元に届けば嬉しいです。是非ご覧ください。 脚本・監督:上村奈帆 ウオズミアミ先生の素敵な原作を、安達祐実さん、倉科カナさん、渡邊圭佑さんが魅力いっぱいに演じて下さいました。私は、この3人とネコたちの暮らしがとても好きです。思い描いた未来とはちがうけど、思いがけない出会いで満たされていく人生…。2024年は初監督映画が完成してからちょうど10年。大切な作品と迎えられることを心より嬉しく思います。 原作:ウオズミアミ はちゃめちゃに嬉しいです。生きててよかった… 楽しみすぎて公開まで眠れません。 大事に推して下さった全ての人に感謝します。 映画も応援よろしくお願いします!! 「三日月とネコ」 出演:安達祐実、倉科カナ、渡邊圭祐 脚本・監督:上村奈帆 企画:BOOKS BROTHERS 製作プロダクション:アットムービー 配給:ギグリーボックス 製作:映画「三日月とネコ」製作委員会 ©2024映画「三日月とネコ」製作委員会 ©ウオズミアミ/集英社 公式サイト:https://mikazuki-movie.com/ -
ニカラグア発、母の不在に直面した少女を描く「マリア 怒りの娘」
2023年11月24日独裁政権や内戦が長く続いた影響で、経済が停滞して映画産業が発達せず、これまで国産の長編映画は数本のみ──。そんな中米ニカラグアから放たれた「マリア 怒りの娘」が、2月よりユーロスペースほかで全国順次公開される。ポスタービジュアルと場面写真が到着した。 湖のほとりのゴミ集積場の近くに、母と暮らす11歳のマリア。生活は苦しく、母は飼い犬を売ろうとするが、不慮の事態により失敗した。トラブルを解決するため、母は娘をリサイクル施設に預け、「すぐに戻る」と言って街へ出かける。 だが母はいつまでも戻らず、戸惑いと怒りを募らせるマリア。ついには施設を抜け、母を探す旅に出る──。 監督は、ニカラグアに生まれてメキシコの国立映画学校で学んだローラ・バウマイスター。2014年の短編「Isabel Im Winter」がカンヌ国際映画祭監督批評家週間に選出され、「マリア 怒りの娘」が初長編となる。楽曲は「燃ゆる女の肖像」のパラ・ワンが手掛けた。 映画は2022年のトロント国際映画祭ディスカバリー部⾨、サン・セバスティアン国際映画祭新⼈監督部⾨、釜⼭国際映画祭フラッシュ・フォワード部⾨で上映された。貧困問題とともに、少女のリアルを実直な美しさで捉えた注目作だ。 「マリア 怒りの娘」 監督:ローラ・バウマイスター 出演:アラ・アレハンドラ・メダル、バージニア・セビリア、カルロス・グティエレス、ノエ・エルナンデス、ダイアナ・セダノ 2022年/ニカラグア、メキシコ、オランダ、ドイツ、フランス、ノルウェー、スペイン/91分/スペイン語/原題:LA HIJA DE TODAS LAS RABIAS 配給・宣伝:ストロール © Felipa S.A. - Mart Films S.A. de C.V. - Halal Scripted B.V. - Heimatfilm GmbH + CO KG - Promenades Films SARL - Dag Hoel Filmprooduksjon as - Cardon Pictures LLC - Nephilim Producciones S.L. ‒ 2022 公式サイト:https://strollfilms.com/daughter -
福岡ソフトバンクホークスのドーム開業30周年を記念し、球団の軌跡を秘蔵映像と証言で振り返るドキュメンタリー「思い出を、超えていけ。30th Documentary HAWKS」が、1月19日(金)より全国公開される。 1993年、玄界灘を望む広大な敷地にドーム球場が誕生し、人々は胸を高鳴らせる。だが箱の中身は空っぽだった。ホークスは弱く、優勝など夢のまた夢。 それから30年。ホークスは平成最多7度の日本一を誇る常勝軍団となり、箱の底は見えなくなった。だが、まだ満たされたわけではない。球団はこれからどんな道を歩むのか──。 取締役会長の王貞治、元監督の工藤公康、OBの松田宣浩らレジェンドの特別インタビューあり。苦悩や葛藤を何度も乗り越えてきたホークスの30年に、胸が熱くなる。 「思い出を、超えていけ。30th Documentary HAWKS」 監督:後藤誠一 出演:王貞治、小川史、秋山幸二、工藤公康、小久保裕紀、斉藤和巳、杉内俊哉、和田毅、松田宣浩、長谷川勇也、柳田悠岐、牧原大成、甲斐拓也 製作:福岡ソフトバンクホークス株式会社 構成・監修:山本泰明(小鉄)、加藤和子 配給:ユナイテッド・シネマ 上映時間:約90分 ©SoftBank HAWKS 特設サイト:https://www.softbankhawks.co.jp/ex/30th_documentary/
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「グラインドハウス」のフェイク予告編を映画化。イーライ・ロス監督「サンクスギビング」
2023年11月23日クエンティン・タランティーノ&ロバート・ロドリゲスが仕掛けた「グラインドハウス」(2007)。その中のフェイク予告編「感謝祭(Thanksgiving)」を、監督したイーライ・ロス自ら長編映画化したフェスティバル・スリラー「サンクスギビング」が、12月29日(金)より全国公開される。監督が語る特別映像が到着した。 感謝祭(=サンクスギビング)発祥の地マサチューセッツ州プリマス。祝祭に沸く中、ダイナーで働く女性をはじめ住民が何者かに次々と殺されていく。いずれも凶器は調理器具で、感謝祭の食卓に並ぶご馳走を模した残酷なやり口だった。 街が震え上がる中、ジェシカら高校の仲良しグループは、ジョン・カーヴァーと名乗る人物のインスタグラム投稿にタグ付けされたことに気づく。そこに映る豪華な食卓には、自分たちの名札が意味深に配されていた……。 「夢が叶った」と喜び、「これ以上の映画は撮れない。思い残すことはない」と並々ならぬ自信を見せるイーライ・ロス。「イーライ・ロス監督史上、最も高評価の映画」(Deadline)と称えられた、ファン必見のスラッシャー映画だ。 [caption id="attachment_32682" align="aligncenter" width="850"] 七面鳥にナイフを突き刺すイーライ・ロス[/caption] 「サンクスギビング」 監督:イーライ・ロス 原案:イーライ・ロス、ジェフ・レンデル 脚本:ジェフ・レンデル 製作:イーライ・ロス、ロジャー・バーンボーム、ジェフ・レンデル 出演:パトリック・デンプシー、アディソン・レイ、マイロ・マンハイム、ジェイレン・トーマス・ブルックス、ネル・ヴェルラーク、リック・ホフマン、ジーナ・ガーション 原題:THANKSGIVING US公開日:11月17日 公式サイト:https://www.thanksgiving-movie.jp