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ジェシー・アイゼンバーグ初監督、すれ違い親子の行方は?「僕らの世界が交わるまで」
2023年10月19日「ソーシャル・ネットワーク」のジェシー・アイゼンバーグがAudible(Amazonのオーディオブック)向けに作ったラジオドラマを、自ら初監督を務めて映画化。すれ違う親子のドラマを描き、第75回カンヌ国際映画祭批評家週間オープニング作品に選出された「僕らの世界が交わるまで」が、2024年1月19日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかで全国公開される。ポスタービジュアルが到着した。 DV被害者のためのシェルターを運営するエヴリンと、弾き語りのライブ配信で人気を博す高校生の息子ジギー。分かり合えない二人だったが、どちらも自分とは異なるタイプの人物に出会い、迷走していく。失敗を経て変化した、互いへの思いとは? 製作したのは「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーンがデイヴ・マッカリーと共同設立したフルート・ツリーと、「ムーンライト」「ミッドサマー」のA24。 エヴリンを演じるのは「アリスのままで」のジュリアン・ムーア、ジギー役には『ストレンジャーシングス 未知の世界』のフィン・ウォルフハード。さらに、ジギーが恋する聡明なライラ役で『13の理由』のアリーシャ・ボー、エヴリンが世話にのめり込むカイル役でビリー・ブリックが出演する。 世代および理想と現実のギャップに直面した親子が、思い悩みながら行き着く先を見届けたい。 「僕らの世界が交わるまで」 監督・脚本:ジェシー・アイゼンバーグ 製作:エマ・ストーン、デイヴ・マッカリー、アリ・ハーティング 出演:ジュリアン・ムーア、フィン・ウォルフハード、アリーシャ・ボー、ジェイ・O・サンダース、ビリー・ブリック、エレオノール・ヘンドリックス 北米配給・製作:A24 提供:カルチュア・エンタテインメント 配給:カルチュア・パブリッシャーズ 2022年/アメリカ/カラー/ビスタ/ドラマ/英語/88分/字幕翻訳:松浦美奈/原題:When You Finish Saving The World/映倫:G © 2022 SAVING THE WORLD LLC. All Rights Reserved. 公式サイト:culture-pub.jp/bokuranosekai/ -
映画と美食の街として名高いスペインのサン・セバスチャン。そこで開催される国際映画祭を舞台に、ウディ・アレンが映画愛たっぷりに綴ったロマンティック・コメディ「Rifkin's Festival」(原題)が、2024年1月19日(金)より新宿ピカデリーほかで全国公開される。場面写真と海外版予告編が到着した。 ニューヨークの大学で映画学の教授を務める、売れない作家のモート・リフキン。有名なフランス人監督フィリップの広報を担当する妻のスーに同行し、サン・セバスチャン映画祭にやってきた。その理由は、いつも楽しげなフィリップとスーの浮気を疑っているから。 モートが街をふらついていると突如、フェデリコ・フェリーニ監督「8 1/2」の世界が目の前に現れる。さらに夢の中では、オーソン・ウェルズ監督「市民ケーン」やジャン=リュック・ゴダール監督「勝手にしやがれ」に自分が出演していたりと、不思議な体験をする。そんな中、浮気を疑うストレスで心気症になったモートは、美しい医師のジョーに出会い……。 ウディ・アレンの分身と言えるモート・リフキンを演じたのは、「マンハッタン」で映画デビューし、「ラジオ・デイズ」「ウディ・アレンの影と霧」「スコルピオンの恋まじない」「メリンダとメリンダ」など多くのアレン作品に出演してきたウォーレス・ショーン。妻のスー役は「バウンド」「フェイス/オフ」のジーナ・ガーション、医師のジョー役は「私が、生きる肌」「ワンダーウーマン」のエレナ・アナヤ、映画監督フィリップ役は「グッバイ・ゴダール!」「オフィサー・アンド・スパイ」「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」のルイ・ガレルが務める。撮影監督は「カフェ・ソサエティ」「女と男の観覧車」「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」に続きアレンと4度目のタッグとなる83歳の巨匠ヴィットリオ・ストラーロだ。 映画は第68回サン・セバスチャン国際映画祭でプレミア上映された。アレンらしいビタースイートな物語に期待したい。 「Rifkin's Festival」(原題) 監督・脚本:ウディ・アレン 撮影監督:ヴィットリオ・ストラーロ 出演:ウォーレス・ショーン、ジーナ・ガーション、ルイ・ガレル、エレナ・アナヤ、セルジ・ロペス、クリストフ・ヴァルツ 提供:ロングライド、松竹 配給:ロングライド © 2020 Mediaproducción S.L.U., Gravier Productions, Inc. & Wildside S.r.L. longride.jp/rifkin/
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死と隣り合わせの脱北に密着した衝撃の115分「ビヨンド・ユートピア 脱北」
2023年10月19日移動距離1万2千キロ、4つの国境を越え、50人のブローカーが協力──。死と隣り合わせの脱北の道行きに密着し、2023年サンダンス映画祭ドキュメンタリー部門で観客賞を受賞した「ビヨンド・ユートピア 脱北」が、2024年1月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、シネ・リーブル池袋ほかで全国公開される。場面写真と特報映像が到着した。 これまで1000人以上の脱北者を手助けしてきた韓国のキム・ソンウン牧師。携帯電話には日々何件もの連絡が入る。喫緊のミッションは、北朝鮮を脱出して中国の山間部を彷徨うロ一家の救援だ。 幼い子ども2人と80代の老婆を含む5人もの一団を一度に脱北させるのは、とてつもなく危険かつ困難。キム牧師の指揮の下、各地に潜む50人ものブローカーが連携し、中国、ベトナム、ラオス、タイを経由して韓国へ亡命させる決死の作戦が行われる──。 メガホンを執ったのは、戦地コンゴで性暴力を受けた女性たちを支援する団体の活動を追った「シティ・オブ・ジョイ~世界を変える真実の声~」のマドレーヌ・ギャヴィン。そして、脱北した人権活動家のイ・ヒョンソをはじめ、多くの脱北者および支援者が登場する。 再現シーンは一切なく、撮影は制作陣と地下ネットワークの人々によって行われ、一部の詳細は関係者の安全のために伏せられた。スマホ・携帯電話で撮られた映像は、この上ないスリルに満ちている。 かつて “楽園” と信じた祖国を恐れて憎むと同時に、郷愁も抱える。悪徳ブローカーによる搾取、捕まれば厳罰、残された家族への弾圧など、リスクは大きい。それでも彼らは生きるために脱北する。「勇気とルポルタージュが映画化されたスペシャルな作品」(Screendaily)、「スリラー映画と見紛う信じがたいドキュメンタリー映画」(The Playlist)、「オスカーの期待がかかる」(Variety)などの賛辞が寄せられた注目作。 「ビヨンド・ユートピア 脱北」 監督:マドレーヌ・ギャヴィン 製作:ジャナ・エデルバウム、レイチェル・コーエン、スー・ミ・テリー(元CIA) 原題:Beyond Utopia/2023年/アメリカ/英語・韓国語ほか/115分/ビスタ/カラー/5.1ch/G/日本語字幕:岩辺いずみ/字幕監修:西岡省二 配給:トランスフォーマー © TGW7N, LLC 2023 All Rights Reserved 公式サイト:transformer.co.jp/m/beyondutopia/ -
入江悠監督 × 河合優実主演。少女の壮絶な人生を描く「あんのこと」
2023年10月19日「SR サイタマノラッパー」「AI崩壊」の入江悠監督が河合優実を主演に迎え、2020年6月の新聞に掲載された《ある少女の壮絶な人生》の記事に着想を得て描いたヒューマンドラマ「あんのこと」が、2024年6月7日(金)より新宿武蔵野館ほかで全国公開される。 機能不全の家庭に生まれ、虐待の末にドラッグに溺れていた少女。型破りで人情味あふれる刑事や、更生施設を取材する週刊誌記者をはじめとした人々と出会い、その見返りを求めない姿に打たれて心を開いていく。しかし微かな希望を掴みかけた矢先、残酷な現実が彼女を襲う──。 原案となる記事を読んで衝撃を受けた入江監督が「これはどうしても今、映画化したい話だ」と強く望み、カンヌ国際映画祭受賞作「PLAN 75」のスタッフが集結して映画化した。 社会が黙殺した少女を通して描かれる、まさに現代社会の縮図。目を逸らせない。 〈コメント〉 河合優実(主演) この映画を作ること、杏のことを演じるということで、何ができるのか、何をすべきなのか、何がしたいのか。繰り返し問いながら、でも彼女と心の中でしっかりと手を繋いで、絶対に離さずに、毎朝、今日もよろしく、いってきますとお祈りして撮影に向かっていました。強く信じながら作った映画です。よろしくお願いいたします。 入江悠(監督・脚本) 2020年、コロナ禍で大切な人を亡くしました。 すこしだけ注意を向ければその人の苦しみに気づけたかもしれないのに、自分のことばかりで精一杯でした。 時代の移り変わりがどんどん早くなり、多くのことを忘れていってしまうから、この映画を作って刻みつけておきたいと思いました。 旅立った人へ向けて映画を作るという行為が正しいのか今もわからないのですが、鎮魂の気持ちをこめて作りました。 「あんのこと」 出演:河合優実 監督・脚本:入江悠 製作:木下グループ、鈍牛倶楽部 制作プロダクション:コギトワークス 配給:キノフィルムズ © 2023『あんのこと』製作委員会 公式サイト:annokoto.jp -
R15ピンク映画の祭典〈OP PICTURES+フェス2023〉、全16作を上映
2023年10月19日毎年恒例のR15版ピンク映画の祭典〈OP PICTURES+フェス〉。8回目となる今年は、11月24日(金)〜12月7日(木)の2週間、テアトル新宿で開催される。 上映されるのは全16作。まず注目したいのは、〈OP PICTURES新人監督発掘プロジェクト〉から巣立った小栗はるひ監督、東盛直道監督、木村緩菜監督、堂ノ本敬太監督のフレッシュな個性が光る作品群だ。 一方で第1回目から名を連ねる竹洞哲也監督と山内大輔監督をはじめ、髙原秀和監督、石川欣監督といったベテラン勢も健在。髙原監督作は、話題を呼んだ百合映画「さあやとこはる」の続編を含む3本が公開される。 助監督からステップアップした小関裕次郎監督や、〈OP PICTURES新人監督発掘プロジェクト〉出身でテクニカルな映像が際立つ塩出太志監督の最新作も上映。バラエティ豊かなラインナップで魅了する。 〈上映作品〉 「あなたに会いたくて…」 監督:山内大輔 出演:美谷朱里、吉根ゆりあ、二葉エマ、安藤ヒロキオ、森羅万象、豊岡んみ 「安住の地」 監督:木村緩菜 出演:水川潤、八木奈々、横山夏希、マツザキショウヘイ、可児正光、関幸治、川瀬陽太 「オレとアニキと五人の女たち」 監督:髙原秀和 出演:入田真綾、幾田まち、真白みのり、燃ゆる芥、辰巳ゆい、長野こうへい、山科圭太 「快感メモリー 〜三人の今日子〜」 監督:小栗はるひ 出演:今村日那乃、紫月ゆかり、幾田まち、星野ゆうき、細川佳央、伊神忠聡、森田さくら 「此処に花あり」 監督:竹洞哲也 出演:咲野瑞希、加藤ツバキ、福田もも、細川佳央、モリマサ、ケイチャン、佐々木麻由子、森羅万象 「くりかえし百子」 監督:竹洞哲也 出演:辰巳ゆい、白橋りほ、美丘さとみ、市川洋、細川佳央、石川雄也、モリマサ 「さあやとこはる 〜forever and ever〜」 監督:髙原秀和 出演:栄川乃亜、燃ゆる芥、永澤ゆきの、桜もこ、山科圭太、東野良平、佐藤一馬 「引っ越してきました麻美です。」 監督:髙原秀和 出演:山岸逢花、音琴るい、福田もも、佐藤一馬、那波隆史、安藤ヒロキオ、金田敬、今川健吾 「ふきげんな姉妹」 監督:小関裕次郎 出演:あべみかこ、花音うらら、工藤翔子、吉行由実、市川洋、安藤ヒロキオ、細川佳央、小滝正大 「復讐は囁きにのせて」 監督:堂ノ本敬太 出演:白石かんな、上戸まり、福田もも、燃ゆる芥、生田みく、三代朋也、中岡さんたろう、長森要、波佐本麻里 「変態の季節」 監督:東盛直道 出演:葵いぶき、西野絵美、みやむ、鹿野裕介、安藤ヒロキオ、大嶋芳宗、小林まゆ、伊神忠聡、竹本泰志 「魅せたい女」 監督:石川欣 出演:朝倉ここな、きみと歩実、永澤ゆきの、重松隆志、稲田錠、小滝正大、加賀谷圭、末永賢、森川凜子 「みちるさんがやってくる」 監督:山内大輔 出演:希島あいり、辻さくら、木下凛々子、里見瑤子、石川雄也、ケイチャン、安藤ヒロキオ、泉正太郎、モリマサ、井戸翔楽 「モーテル303」 監督:小関裕次郎 出演:宍戸里帆、和久井美兎、並木塔子、西本竜樹、市川洋、ケイチャン、豊岡んみ、森羅万象 「私の太陽」 監督:小栗はるひ 出演:円井萌華、小梅えな、綾瀬麻衣子、山口雄大、松本卓也、綾田俊樹 「NEXT LEVEL」 監督:塩出太志 出演:きみと歩実、並木塔子、みひな、星野ゆうき、田丸大輔、矢島康美、細川佳央 〈OP PICTURES+フェス2023〉 配給:OP PICTURES+ オフィシャルサイト:http://www.okura-movie.co.jp/op_pictures_plus/ 問い合わせ:大蔵映画株式会社