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  • 知る人ぞ知る漫画家・伊藤理佐作品への愛あふれるスタッフの情熱と野心 2022年1月期に放送された『おいハンサム!!』という連続ドラマをご存じだろうか? 父(吉田鋼太郎)、母(MEGUMI)、三姉妹の娘(木南晴夏、佐久間由衣、武田玲奈)の一家を中心とした家族コメディなのだが、ここまでの情報で頭に思い浮かべたであろうことは、作品を観ればきっと覆される。 年頃の三姉妹という設定にこのタイトル。「ははん……頑固オヤジと娘のイケメンな恋人がバトルを繰り広げたのち、結婚式で大団円ってパターン?」と、うっすら思わなかっただろうか? 違うんだな~、コレが。「ん? こりゃ一筋縄ではいかないドラマだぞ?」という感覚は、原作が伊藤理佐の漫画であるというのが大前提としてある。見慣れた日常を素朴なタッチで共感性高く描きながら、物事の真理をズバッと突く伊藤の漫画が、本作で初めて実写化された。それも、「おいピータン!!」&「おいおいピータン!!」を中核に、伊藤の作品計5作からキャラクターやエピソードを抽出してリミックスし、全8話の新しい物語へと編み上げたという凝り具合。 こんな、手間暇かけまくった原作愛にあふれる試みに挑んだのが、『きらきらひかる』『ランチの女王』『闇金ウシジマくん』など伝説のテレビドラマを多く手掛けた山口雅俊で、プロデュースから脚本・演出まで一手に担っている。テッパンの原作×敏腕スタッフ×ピタッとハマり役のキャストという三位一体なこのドラマは当然のクオリティへと到達し、レビューサービス「Filmarks」の2022年上半期国内ドラマの満足度ランキングで№1、「東京ドラマアウォード2022」連続ドラマ部門優秀賞など各賞に輝いた。ちなみに「東京ドラマアウォード」で共に優秀賞に選ばれた6作品には、『カムカムエヴリバディ』『ミステリと言う勿れ』の名前も。これらの要素は、本作が品質保証な見逃せないドラマである証拠として十分ではないだろうか。 さらっと見過ごせないシーンが続出、リピート向きの噛み応え その『おいハンサム!!』のディレクターズカット版が、12月16日(金)にBlu-ray&DVDでリリース。本作未体験の人にこのタイミングを強く勧めたいのは、本放送の時から、思わずリピート視聴してしまう人続出の作品であったから。また「ずっと手元に置いて何度も見返したい」という感想も根強かった。とにかく「気になるクセになる」「何か引っ掛かる」「何度も噛みしめたい」箇所が全編に散りばめられているのだ。 「気になるクセになる」の要素としてはサブキャラクターの面白さを挙げたい。個人的に大好物なのは三女・美香の同僚・シイナさん(野波麻帆)。いかにも漫画っぽいシルエットのセクシーダイナマイトな38歳独身で(すごくいい大学を出ているらしい)死語連発のお局OLではあるのだが、誰にも嫌われない癒し系。ワンポイントでの登場ながら、生きる上での反面教師として(?)毎話大きなインパクトを与えるご近所さん・ミチル(藤田朋子)の味も捨てがたい。サブではないが、そのミチルを毎度華麗なスルースキルでかわす母・千鶴の独特のリズムやどっしりとした存在感も、回を重ねるほどクセになる。 さらっと見過ごせない「何か引っ掛かる」シーンの多さがまた、リピートを誘発する。筆者でいえば、飲食店のシーンでまだ少し残った状態の皿を店員が片付けようとするのを、源太郎らが「まだいいです」と断るシーンがほぼ全話で差し込まれていたのがずっと気になっている。個人的なあるあるで共感もするし、「この流れならこういう意味があるのか?」と考えもするが、答えは出ないしたぶん正解もない。 「何度も噛みしめたい」のは、なんといっても源太郎の娘たちへの“演説”だ。たとえば、冷蔵庫に残った7センチのネギという取るに足らないモチーフが、「ぴったりにとらわれるな。誰にとっても必ず人生の途中で終わりが来る。やり残してこその人生だ!」という壮大な主張へと移行する。シェイクスピア俳優・吉田鋼太郎の面目躍如な説得力しかない芝居も相まって、一言一言が沁みてくる。もうひとつ、筆者とっておきのシーンを紹介したい。源太郎と作品のキーパーソン・大森(浜野謙太)らが食事をする、第1話の蕎麦屋「あみや」でのシーン。大したセリフもストーリーの進展もなくありふれた光景が延々と映し出され、おばあちゃん(梅沢昌代)のかいがいしい働きぶりに焦点が当たる。陽だまりのような笑みをたたえて、常に同じ言葉と動きで淡々と接客をこなすその姿。真っ当な生き方の手本を見せられたようで、なぜか異様に感動してしまった。これは他のドラマとは違うと確信して最後まで見続けようと決めたシーンであり、この先の人生でブレそうになるたびに見返す予感がある。筆者にとっては「あみや」だったが、観る人それぞれで異なるそんなシーンがきっとあるはず。ぜひ見つけてほしい。 ビジュアルコメンタリーで明かされる驚きの裏話や意外な本音 加えて、Blu-ray&DVDには特典が盛りだくさん。「ハプニング映像集~撮影の様子ちょこっとお見せします~」「祝・撮影終了!キャストによるクランクアップコメント」からはキャストの素の表情や現場の空気が感じ取れるし、「伊藤家キャスト蔵出しインタビュー」はクランクイン前の収録とあって、全話視聴後だと少し異なる印象もあり興味深い。特にオススメなのは吉田鋼太郎と山口雅俊が第1話・第2話を見ながら語り合うビジュアルコメンタリーのダイジェスト番組。藤原竜也を介した両者の出会いから、吉田曰く「ややこしい、めんどくさい人」な山口の驚きの演出方法、先述の「あみや」シーンの裏話も語られる。「録り直したいシーンはあるか?」の問いに、「全部心残りっちゃあ心残り」と吉田。もちろん後ろ向きな意味ではなく、視聴者と同様にキャストにとっても正解がなく噛み応えのある作品であったことがうかがえる発言だった。 ちなみに、初回限定で「おいハンサム!!なエコバッグ」が封入される。“食”も大きな柱となっている本作。このバッグ持参で馴染みのスーパーに行けば、日々気取らぬ家庭料理(でも本当に美味しそう!)を淡々と提供し続ける母・千鶴の気分になれる……かも。そういえば、「料理には2種類ある。相手のことを考えた料理か、考えていない料理か」なんて食にまつわる至言もあったなあ、などと、この稀有なドラマの魅力が止めどなく思い出されてしまうのでこのへんで。 文=武田吏都 制作=キネマ旬報社   https://youtu.be/Cuopqb7g3k8 『おいハンサム!!〈ディレクターズカット版〉』 ●12月16日(金)Blu-ray BOX&DVD BOXリリース(全8話)※レンタル同日リリース ▶Blu-ray&DVDの詳細情報はこちら ●Blu-ray BOX:23,980円(税込)、DVD BOX:18,480円(税込) 【仕様特典】 ・三方背ケース 【封入特典】 ・伊藤家のステッカー(2枚組) ・おいハンサム!!なエコバッグ(初回限定特典) ※エコバッグサイズ:400×400×100(mm) 【映像特典】 ・ハプニング映像集~撮影の様子ちょこっとお見せします~ ・祝・撮影終了!キャストによるクランクアップコメント ・伊藤家キャスト蔵出しインタビュー ・「おいハンサム!!」〈ディレクターズカット版〉吉田鋼太郎ビジュアルコメンタリー(第1話・第2話ダイジェスト映像) ●2022年/日本 ●出演:吉田鋼太郎、木南晴夏、佐久間由衣、武田玲奈、須藤蓮、太田莉菜、桐山漣(※)、山中聡、野波麻帆、高杉真宙、MEGUMI、浜野謙太 ※桐山漣の“漣”のしんにょうの点は正しくはひとつ ●原作:伊藤理佐『おいピータン‼』『おいおいピータン‼』(講談社「Kiss」連載)、『渡る世間はオヤジばかり』(講談社KissKC 所載)、『チューネン娘。』(祥伝社フィールコミックス)、『あさって朝子さん』(マガジンハウス) ●企画:市野直親(東海テレビ) ●プロデューサー:山口雅俊(ヒント)、遠山圭介(東海テレビ)、塚田洋子(日本映画放送)、藤井理子(日本映画放送)、森正文(ヒント) ●エグゼクティブ・プロデューサー:宮川朋之(日本映画放送) ●脚本・演出:山口雅俊 ●製作:東海テレビ 日本映画放送 ●発売元:日本映画放送/東海テレビ放送社 販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング ©東海テレビ/日本映画放送
  •   主演に奥野瑛太(『最愛』「グッバイ・クルエル・ワールド」)、ヒロイン役に唐田えりか(「寝ても覚めても」「の方へ、流れる」)を迎え、“死体役” を主人公に描くハートフルなヒューマンドラマ「死体の人」が、3月17日(金)より渋谷シネクイントほかで全国順次公開。ティザービジュアル、メインカット、キャストと草苅勲監督のコメントが到着した。     “まだ存在しない映画の予告編”で審査するユニークなコンテスト〈未完成映画予告編大賞MI-CAN〉の敗者復活戦から誕生した本作。演技への思いは人一倍だが回ってくるのは死体役ばかりという売れない役者の不器用な生きざまを、ユーモアとペーソスを交えて描き、理想と現実を折り合わせる難しさ、そして生死の意味を浮かび上がらせる。アジアン映画祭ロサンゼルス2022で主演男優賞・主演女優賞など5部門にノミネートされた。     ティザービジュアルはカップルのボートに忍び寄る“溺死体”、メインスチールは頭に草刈り機の刺さった“死体”を捉えたもの。死体のプロたる主人公のおかしみが際立っている。   コメントは以下。 奥野瑛太(“死体の人”吉田広志役) 『俳優ってなんなんだろう』 僕自身何度も立ち返ってはぼんやりと考えます。 決して明確な答えを出すわけでもなく、漠然と「これはきっと楽しいはず」と自らに言い聞かせながら。 死ぬ事に似ているような気がしたり、それが生きる事に繋がっているような気がしたり。 その瞬間瞬間を生きる為に必死に死のうと全細胞を総動員させます。まるで死体の人のように。 この作品に出会って、たくさん反省しました。 もっとユーモアと愛情の眼差しを養うべきだったと、俳優としても人間としても。 草苅監督の不屈の温かい眼差しに、完敗でした。 たぶん、監督が僕の役を演じた方が100倍面白いし素敵です 笑  この作品を観て俳優業をやってみたいと思った稀有な人が現れたら、ちょっと嬉しいです。 唐田えりか(加奈役) 死体の人のオーディションを受けたのは、昨年の夏で、撮影は秋頃でした。 オーディションからの日々はあっという間でしたが、とても濃い時間でした。 主演の奥野さんのお芝居に圧倒されながら、 必死に、もがいて、全力で挑んだ現場です。 クスッと笑えて、泣けて、あたたかい、草苅監督の映画。 是非楽しみにしていてください。 草苅勲監督 がむしゃらに夢を追い続け、自分を信じて目の前の事に向かって過ごした日々。 いつの間にか月日は流れ、立ち止まって見てみたら、周りの人との差に気づき、何者にもなっていない自分がそこにいた。 人生は思い通りにはいかない。 それでも、勇気を持って次の一歩を踏み出す瞬間がある。その瞬間を描きたくて、この物語を書き出しました。 なぜだかとても温かくて笑えるものにできあがってしまいました。 真面目に生きるからこそ面白い。 そんな死体の人の生き様を、ぜひ観てやって下さい。   「死体の人」 監督:草苅勲 脚本:草苅勲、渋谷悠 出演:奥野瑛太、唐田えりか 配給:ラビットハウス  2022/日本/カラー/シネマスコープ/5.1ch/94分/PG12 Ⓒ2022オフィスクレッシェンド 公式HP:shitainohito.com
  • 今年4月期にフジテレビで放送された綾瀬はるか主演の月9ドラマ『元彼の遺言状』のBlu-ray BOXとDVD BOXが、12月16日にリリースされた。宝島社主催の2021年第19回「『このミステリーがすごい!』大賞」で大賞に輝いた人気作家・新川帆立による同名小説をべ―スに、ドラマオリジナルのエピソードも交えて全11話で描かれた本作。ビビッドな赤を基調としたファッションを身に纏った容姿端麗&スタイル抜群の敏腕弁護士が、カツカツヒールを鳴らしながら風を切り、勇猛果敢に難事件を解決していく痛快推理劇だ。 綾瀬はるかのスタイリッシュな着こなし&大泉“お手製”の胃袋を刺激する料理の数々 オンエア前、原作の書影イラストと同じポーズを決めた、綾瀬演じる主人公“剣持麗子”のビジュアルが解禁されるやいなや「原作から飛び出てきたかのよう」といった絶賛の声がSNS上に溢れていたが、カルティエのジュエリーやトムフォードのジャケット、クリスチャンルブタンのパンプスなど、名だたる高級ブランドのファッションアイテムで武装した綾瀬が劇中で披露する、気持ちいいほど豪快な食べっぷりも本ドラマの見どころのひとつ。アガサ・クリスティやシャーロック・ホームズなど、古今東西の名作ミステリーにちなんだ謎解きがメインでありながら、観る者の胃袋も刺激する異色のグルメドラマとしても楽しめる。 ドラマの演出を担当するのは、これまでにも『HERO』シリーズなど数々の大ヒット作品を手がけてきた鈴木雅之。主演の綾瀬とは、映画「HERO」(07)、映画「本能寺ホテル」(17)などに続いて6度目のタッグとなり、まさに“女優・綾瀬はるか”の魅力を知り尽くした演出家ならではの視点で切り取られた、硬軟併せ持つ綾瀬の表情と、稀代のコメディアンでもある“俳優・大泉洋”との息の合ったバディ感がたまらない。 国内大手「山田川村・津々井法律事務所」で働く敏腕弁護士の剣持麗子(綾瀬はるか)は、「お金にならない仕事はしない」主義。だが、勝つためなら手段を選ばない剛腕っぷりがあだとなり、クライアントともめてボーナスカットに。そんな処遇に憤慨し「こんな事務所やめてやる!」と啖呵を切って休職することになった麗子のもとに、一獲千金のチャンスが訪れる。篠田敬太郎(大泉洋)と名乗る謎の男から、大学時代に半年だけ付き合った元彼の森川栄治(生田斗真)が永眠したという連絡が入ったのだ。しかも栄治には巨額の遺産があり、「僕の全財産は僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言状を残していた。栄治が遺した暗号を「しのだをたのむ」と読み解いた麗子は、依頼人である篠田を“殺人犯”に仕立て上げ、篠田と共謀して遺産を山分けする計画を立てるが――。 第2話でいきなり犯人特定!? 3話目以降は1話完結のオリジナルドラマとして展開 原作の「元彼の遺言状」の遺産相続をめぐるエピソードは、全11回のドラマの第2話で犯人が特定され、予想を裏切るほどあっさり解決。そこから先は同シリーズの小説「剣持麗子のワンナイト推理」に収録されたエピソードとオリジナル脚本が融合した1話完結のドラマとして展開する。全話通して綾瀬と共に登場する大泉洋を始め、前半の主要キャストとなる萬田久子、笹野高史、要潤、佐戸井けん太、野間口徹らが演じる「森川家」周辺の人々と、森カンナらずらりと勢揃いした栄治の歴代の元カノのキャラの濃さに目を瞠る。麗子の提案で開かれる前代未聞の「犯人選考会」は、通常なら連続ドラマのクライマックスとなる見せ場だが、それを惜しげもなく幕開けに持ってきて、伏線を回収していくのも本作の特色と言えるだろう。ドラマ冒頭で亡くなってしまった生田斗真が、麗子の元彼栄治に瓜二つの兄・富治役も一人二役で演じており不意に登場するのも、生田ファンならずとも嬉しい限り。 栄治の遺言で渋々オンボロの「暮らしの法律事務所」を引き継ぎ、栄治の“家政夫”として働いていた篠田を、「私のために三食作る料理人」兼「雑用係の助手」として預かることにした麗子は、お金になりそうな案件をめがけて突き進むが、なぜかいつも行く先々で殺人事件に出くわす羽目に。嘘が嫌いで一本筋の通った麗子は、ミステリー作家志望で知識は豊富だが、推理はポンコツの篠田とバディを組み、独自の千里眼とハッタリを効かせた話術で次々と難事件を解決。元上司の津々井君彦(浅野和之)からも案件を持ち掛けられるようになる。栄治の従姉妹の紗英(関水渚)と、“武田信玄”を源氏名に掲げる銀髪ホストの黒丑(望月歩)も顔を出すようになり、麗子の事務所は探偵事務所さながらの様相を呈していくのだった。 撮影現場の雰囲気の良さが伝わる「おもしろ未公開映像」など、特典映像も満載 この度発売されたBlu-ray BOX&DVD BOXには、記者会見の模様やクランクイン&オールアップ集、出演者インタビューといった特典映像も多数収録されている。なかでも「おもしろ未公開映像」はキャストファン必見! 綾瀬や大泉らキャストの微笑ましい未公開映像が「これでもか!」という程たっぷり収められており、撮影現場を覗き見することができるのだ。本編を観ながら舞台裏を想像して思わずニヤニヤしてしまうこと請け合いだ。 常に命令口調の綾瀬に振り回される大泉の困惑ぶりも見ものだが、なんといってもニット姿でエプロンを付けた大泉が、フライパン片手に手際よく作っては「はい、麗子ちゃん!」と次々運んでくる和・洋・中のおいしそうな料理の数々を、黙々と平らげていく綾瀬の見事な食べっぷりに惚れ惚れしてしまう。なかでも空腹で仕方なかった麗子が、ギョウザ、チャーハン、回鍋肉、エビチリ、ラーメン……と、信じられない程の中華を食べ尽くす回や、事件が起きた先の旅館で、事務所のみんなと食べるカニや海の幸。デザートまで一切手を抜かないフレンチのフルコースが登場した回などは、観ながら思わずお腹が鳴ってしまった。 ドラマの後半では謎の男・篠田の正体にフォーカスが当たるが、特に第10話の法廷シーンでの弁護人・綾瀬はるかの気迫あふれる芝居は圧巻で、いつもはおとぼけキャラの大泉演じる篠田が背負った過去が明かされるや、放送時はSNS上が騒然となった。ドラマを未見の方は、ぜひとも謎解きも楽しみにしてほしい。 文=渡邊玲子 制作=キネマ旬報社 『元彼の遺言状』 ●12月16日(金)Blu-ray BOX&DVD BOXリリース(全11話)※レンタル同日リリース Blu-ray&DVDの詳細情報はこちら ●Blu-ray BOX:31,680円(税込)、DVD BOX:25,080円(税込) 【映像特典】 ・記者会見 ・クランクイン&オールアップ集 ・「もっと知りたい!元彼の遺言状」出演者インタビュー ・めざましテレビコラボ企画「バディの絆は大丈夫?めざましからの挑戦状」 ・おもしろ未公開映像 ・予告集 ●2022年/日本 ●出演:綾瀬はるか、大泉洋、関水渚、望月歩、古屋呂敏、勝村政信、生田斗真(特別出演)、浅野和之 ●原作:新川帆立「元彼の遺言状」「剣持麗子のワンナイト推理」(宝島社) ●脚本:杉原憲明 、小谷暢亮 ●音楽:川井憲次 ●プロデューサー:金城綾香、宮﨑 暖 ●演出:鈴木雅之、澤田鎌作、西岡和宏 ●制作・著作:フジテレビ ●発売元:株式会社フジテレビジョン 販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング ©フジテレビジョン ©新川帆立/宝島社
  •   北条司の大ヒットコミック『シティーハンター』を、主人公の “冴羽獠” 役に鈴木亮平、監督にヒットメーカーの佐藤祐市を迎え、Netflixが日本で初めて実写映画化。2024年に配信される。     1985年から1991年まで『週刊少年ジャンプ』で連載され、単行本は累計発行5000万部を突破した『シティーハンター』。1987年にスタートしたTVアニメも人気を博し、2019年公開のアニメーション映画「シティーハンター〈新宿プライベート・アイズ〉」は興収15億円超のヒットを記録した。実写版はこれまで香港、韓国、フランスで作られたが、日本では今回が初となる。 主人公は新宿を拠点とする冴羽獠。美女には見境いなくちょっかいを出すが、いざ依頼を受ければ、並外れた銃の腕と身体能力、そして冷静沈着な頭脳で仕事を遂行する超一流スイーパーだ。そんな彼の活躍を、コメディとハードボイルドアクション、ラブストーリーを交差させて描き出す。 実際に新宿の街で撮影し、日本語独特のニュアンスも活かして、日本ならではの実写化を目指す今回の映画。キャラクター設定もわずかにアップデートし、獠の衣装はアニメ版のジャケットではなく原作漫画のロングコートを採用、ステンカラーからタイロッケンコートへ変更された。 公開された写真は、愛用のコルト・パイソン357マグナムを手に、シティーハンター事務所で新宿の夜景をバックに立つ獠の姿を捉える。令和の世を駆ける新たな物語の始まりだ。   各者コメントは以下。 主演:鈴木亮平 この度、Netflix映画「シティーハンター」にて主人公の冴羽獠役を演じさせていただくことになりました。 北条司先生が生み出したこの珠玉の名作を、そして数え切れないほどのファンに愛される冴羽獠というキャラクターを皆様からお預かりさせていただくことに、非常に大きな責任を感じると共に、緊張に打ち震えております。やらせていただくと決めた以上、これまでに培った経験の全てを注ぎ込み、誠心誠意向き合わせていただく所存です。大きな愛情と責任を持って、大切にお預かりさせていただきます。 どうすればファンの皆様に、そして原作を知らない世代の方にも「シティーハンター」の世界を一番良い形で楽しんでいただけるのか。どうすればこの令和の新宿に、冴羽獠という男を現実の人物として召喚できるのか。虚構とリアル、80年代と2020年代、そのバランスを日々考え続けながら現場に立っています。 あのクールで、ロマンチックで、おバカで、もっこりで、そして最高に格好良いシティーハンターの世界を、大切に大切に、皆様にお届けしたいと思っております。 原作:北条司 ​​構想約10年(笑)、ようやくクランクインしました。実写化するなら「シティーハンター」好きの⽅にやってもらいたいなとずっと思っていた中、鈴⽊亮平さんが冴⽻獠役をやられるという企画をいただきました。それから⻑い時間がかかりましたが、亮平さんの情熱が絶えなかったおかげでようやくこの⽇を迎えることができました。撮影も⾒学させてもらいましたが、現場が和気藹々ととても楽しそうで、撮影も細部まで妥協がなく素晴らしかったです。いい役者さんたちとスタッフに関わっていただけていることを感じて、とても楽しみになりました。語弊があるかもしれませんが、漫画的な表現にこだわらず、映画的なリアルな⾯⽩さを追求してもらえたら嬉しいです。 監督:佐藤祐市 どこで聞いたのか?定かでは有りませんが鈴木亮平くんがシティーハンターの大ファンだった。と言うのは結構前から知っていました。もしかしたら、直接ご本人に聞いたのかも知れません。 スタッフ・キャストに助けられながら、素敵な「アクション(もっこり)エンターテイメント」を目指して皆んなと共に突き進んで行きたいと思っています。 お楽しみに。 エクゼクティブ・プロデューサー/高橋信一(Netflix コンテンツ部門 マネージャー) 以前、鈴木亮平さんとご一緒した作品を通して彼の作品にかける情熱と献身性に魅入られ「またいつかご一緒したい」と強く思っていました。原作、アニメーションを通して、獠と香たちの物語を追いかけ続けてきた者として、亮平さんが冴羽獠役を演じ、「現代の新宿を獠たちが疾走する背景にはどんな大騒動があるのだろう?」と想像するだけで興奮が隠せません。全世界で愛される「シティーハンター」の原作の魅力を引き出し、更に見たことのない実写化を佐藤監督、キャスト・スタッフの皆様と目指していきます。   Netflix映画「シティーハンター」 原作:北条司「シティーハンター」 出演:鈴木亮平 監督:佐藤祐市 エグゼクティブ・プロデューサー:高橋信一 プロデューサー:三瓶慶介、押田興将 脚本:三嶋龍朗 音楽:大友良英 撮影監督:清久素延 照明:浜田研一 録音:田辺正晴 美術:小坂健太郎 装飾:小林宙央 衣装デザイン:小川久美子、坂上秀平 ヘアメイクディレクション:酒井啓介 メイク:塩谷英里 アクション監督:谷本峰 スクリプター:藤島理恵 ロケーションマネージャー:武石宏登 製作:Netflix 制作:ホリプロ、オフィス・シロウズ 原作協力:コアミックス 作品ページ:www.netflix.com/シティーハンター
  •   人体実験で殺人兵器と化したヒロインの運命を描いた「THE WITCH/魔女」に始まる “魔女ユニバース”。その新作となるサイキック・アクション「THE WITCH/魔女 —増殖—」が、5月26日(金)より新宿ピカデリーほかで全国公開される。ティザービジュアルと超特報が到着した。     引き続き「新しき世界」のパク・フンジョンがメガホンを執り、前作の世界観を共有しつつ名もなき少女を新たな主人公に据え、謎が謎を呼ぶ物語をVFXアクションとともに描く本作。1400人以上のオーディションを勝ち抜いたシン・シアが映画初主演を飾り、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のパク・ウンビン、『ビッグマウス』のイ・ジョンソク、そして「THE WITCH/魔女」で圧倒的な存在感を見せたキム・ダミが共演する。     超特報は、秘密研究所アークにひとり佇む少女の姿で始まり、花火をバックに夜の牧場でスーパーパワーがぶつかり合うバトルを紹介。先の読めない派手な展開を期待させる。     Story 韓国・済州島の秘密研究所アークが何者かに襲撃され、惨たらしい殺戮の中でひとりの少女が生き残る。彼女は遺伝子操作によって超人的なアサシンを養成する〈魔女プロジェクト〉の実験体だった。 初めて研究所の外に足を踏み出した少女は、心優しい牧場主の女性ギョンヒとその弟デギルのもとに身を寄せ、少しずつ人間らしい感情に目覚めていく。しかし、並外れたパワーを秘める少女を危険視した〈魔女プロジェクト〉の創始者・ペク総括は、彼女を抹殺するために凄腕の女性工作員チョ・ヒョンを送り込む。時を同じくしてアークを壊滅させた超能力者集団“土偶”と、地元の犯罪組織も牧場に押し寄せ、壮絶なバトルの火蓋が切られるのだった……。   「THE WITCH/魔女 —増殖—」 脚本・監督:パク・フンジョン 出演:シン・シア、パク・ウンビン、ソ・ウンス、ソン・ユビン、チン・グ、チョ・ミンス、イ・ジョンソク、キム・ダミ 2022年/韓国/138分/5.1ch/シネスコ/字幕翻訳:福留友子/提供:ツイン、Hulu/配給:ツイン ark-thewitch.com ©2022 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & GOLDMOON FILM.All Rights Reserved.

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