記事
「せから始まるもの」の検索結果
(50件)
-
「そこのみにて光輝く」(14)、「きみはいい子」(15)の黄金コンビ、監督・呉美保×脚本・高田亮による完全オリジナル新作「ふつうの子ども」が9月5日(金)全国公開。自身のまわりで目にする子どもたちの姿に魅了され高田が書き上げた子ども同士の人間ドラマに、主人公の子どもたちを取り巻く大人たちのキャストとして、蒼井優、風間俊介、瀧内公美の出演情報が解禁された。 主人公の唯士を演じるのは、嶋田鉄太。唯士が恋心のようなものを抱く、大人びた同級生の心愛に抜擢されたのは瑠璃。二人と一緒に“環境活動”を始める陽斗を味元耀大が演じる。 この主人公の子どもたちを取り巻く“大人たち”のキャストを、唯士の母親・恵子役に蒼井優、唯士の担任教師・浅井役に風間俊介、そして心愛の母親・冬役を瀧内公美が演じる。 ポスタービジュアルは、心愛の隣に座り話しかけようとする唯士と、そんな彼に見向きもせずに環境問題の本を熱心に読む心愛。2人の表情のコントラストが物語の始まりを想起させる場面に、“いつだって、世界は『好き』で、まわってる”というコピーが添えられた。 https://youtu.be/0fqBWW3wES0 〈コメント〉 蒼井優 台本に詰まっている、夏のにおい、陽射し、足音、湿度、勢い。これらを全て映画館で体感できたらと思いました。完成した映画は、台本で感じた以上の夏でした。スクリーンに映る彼らの夏であり、30年前の私の夏であり、娘の未来の夏だと思いました。ご覧になるみなさんがどんな夏を感じられるのかとても楽しみです。 風間俊介 子ども達が生き生きと撮影に臨んでいたのがとても印象的でした。物語の為に集まったのではなく、子ども達が集まった結果、物語が紡がれていった様に感じる、『そのまま』が詰まった映画だと思います。その空気を澱ませないようにと心に決め、現場に向かっていた作品です。子ども達の映画ですが、大人にこそ観てもらいたい映画です。 瀧内公美 ひと夏の思い出が紡がれていく様を映像が残していく。子どもたちの記録映画のような中で、お邪魔しないように注意を払いながら現場にいたことを覚えています。子どもたちと呉美保監督、時に呉美保先生とのやり取りがとにかく可愛くて愛おしくて、純真なこころに何度も触れました。あの瞬間にしか切りとることのできない、瑞々しい日々がみなさんにも届きますように。 嶋田鉄太 僕が今回の撮影で印象に残ったことは、駐車場の撮影のシーンです。車に排気ガスを出すな!などの、貼り紙をするのですが、衣装を自分で決めて良いと言われ、調子に乗り、夏場で暑いのに、『冬でもきねぇよ』と言われてしまうぐらいの服装にしてしまい、死にそうになりました。さらにもう1つ印象に残っているシーンがあり、それは、心愛を探しに図書館に行き、見つけた心愛が神のように輝いて見えるという、図書館でのシーンです。ぼくは図書館の雰囲気が嫌いなのかとても気持ち悪くなり、少し寝込んでしまい、撮影が中断してしまいました。あの記憶はとても苦い思い出ですが、大変なこともあったけど、みんなと仲良く楽しく、良い映画が作れたと思います。 瑠璃 私はこの映画が初めての映画出演でした。私たち子どもにとって、普通の日常が映画になっただけなのに、とっても面白くて感動して映画ってすごいなぁって思いました。 撮影が朝から夜までの時は集中力が切れないように3人でお昼寝したことも思い出です。たくさんの人に支えてもらって、この映画に出れたのをとても誇らしく思っています。こんな大切な役に私を選んでくれて、指導までしてくれた監督やスタッフのみなさんにとても感謝をしています。 味元耀大 橋本陽斗役の味元耀大です。夏休み中の撮影は毎日とても暑く、みんなの顔が真っ赤になっていることも多かったのですが、スタッフさんがアイスや氷嚢を用意してくださり、とてもありがたかったです。ずっと一緒に撮影していた唯士役の鉄太くん、心愛役の瑠璃さん、監督、プロデューサーさんをはじめ、すべてのスタッフの方々と過ごした夏休みは、僕にとってとても大切な時間になりました。「ふつうの子ども」というタイトルですが、年齢を問わず、たくさんの方々に観てもらいたい作品です。 「ふつうの子ども」 出演:嶋田鉄太、瑠璃、味元耀大、瀧内公美、少路勇介、大熊大貴、長峰くみ、林田茶愛美、風間俊介、蒼井優 監督:呉美保 脚本:高田亮 製作:石井紹良、清水伸司、水谷晴夫、村松秀信、山国秀幸、岩田潤、野儀健太郎、伊藤伴雄、森君夫、地崎昌和 プロデュース:中村優子 企画・プロデューサー:菅野和佳奈 プロデューサー:佐藤幹也 音楽:田中拓人 撮影:田中創 照明:溝口知 録音:小清水健治 美術:井上心平 装飾:櫻井啓介 衣裳:藤山晃子 ヘアメイク:知野香那子 編集:木村悦子 リレコーディングミキサー:野村みき サウンドエディター:大保達哉 カラリスト:石原泰隆 VFXスーパーバイザー:帆足誠 助監督:黒柳祥一 製作:murmur、メ〜テレ、トライサム、東映エージエンシー、ワンダーラボラトリー、朝日放送テレビ、フェローズ ディグ&フェローズ、九州朝日放送、LIP、北信越 製作幹事・配給:murmur 製作プロダクション:ディグ&フェローズ 制作プロダクション:ポトフ 特別協力:小田急不動産、湘南学園小学校、文化庁文化芸術振興費補助金(映画想像活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会 協賛:Bsize、キュウセツAQUA、YOIHI PROJECT Circular Economy.Tokyo Desighn H&A ©︎2025「ふつうの子ども」製作委員会 呉美保 監督×脚本 高田亮のコンビが贈る10才の子どもたちの人間ドラマ「ふつうの子ども」
-
過激なヒップホップ・トリオが権利のために闘う「KNEECAP/ニーキャップ」
2025年5月2日北アイルランド出身のヒップホップ・トリオ〈KNEECAP〉。2022年まで同地で公用語として認められていなかったアイルランド語でラップをし、政治的風刺の効いた過激なリリックとパフォーマンスで注目され、“セックス・ピストルズ以来、最も物議を醸すバンド”という呼称もある。 そんな彼らの誕生の経緯を、メンバー自ら本人役を務めて描いた半自伝的物語「KNEECAP/ニーキャップ」が、8月1日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開される。ポスタービジュアルと予告編が到着した。 ベルファストで生まれ育ったドラッグディーラーのニーシャ(MCネーム:モウグリ・バップ)と幼なじみのリーアム(MCネーム:モ・カラ)。麻薬取引で警察に捕まったモウグリは、英語を話すことを拒んで反抗的な態度を貫いていた。そこに通訳として派遣された音楽教師のJJ(MCネーム:DJプロヴィ)は、モウグリが手帳に綴ったアイルランド語の歌詞を見て才能を確信。こうして3人は、アイルランド語を復権させるべく、アイルランド語のヒップホップを始めることに──。 ドラッグにまみれた労働者階級の若者をポップかつユーモラスに描き、“アイルランド版トレインスポッティング”とも評された本作。アイルランドでアイルランド語映画の初週動員記録を塗り替えるヒットとなり、第40回サンダンス映画祭で観客賞(NEXT部門)を受賞、第97回アカデミー賞国際長編映画賞ではショートリストに選出された。痛快な闘争劇に注目だ。 https://www.youtube.com/watch?v=GffRwswWDNM 「KNEECAP/ニーキャップ」 監督・脚本:リッチ・ペピアット 製作:トレバー・バーニー、ジャック・ターリング 撮影:ライアン・カーナハン 音楽:マイケル・“マイキー・J”・アサンテ 出演:モウグリ・バップ、モ・カラ、DJプロヴィ、ジョシー・ウォーカー、マイケル・ファスベンダー 2024年/105分/イギリス・アイルランド/カラー/5.1ch/2.35:1/R18+ 原題:KNEECAP 日本語字幕:松本小夏 後援:アイルランド大使館 配給:アンプラグド © Kneecap Films Limited, Screen Market Research Limited t/a Wildcard and The British Film Institute 2024 公式サイト:unpfilm.com/kneecap -
映画監督ジョージ・ルーカスの生い立ちと、SF映画の金字塔「スター・ウォーズ」誕生までの軌跡を描いたフランスのコミック(バンド・デシネ)『ルーカス・ウォーズ』。その日本語翻訳版が昨年、2024年5月4日の〈スター・ウォーズの日〉に発売された。 栄光を掴むまでのルーカスの生い立ちから、「スター・ウォーズ」が誕生するまでのスピルバーグやコッポラとの出会い、構想から制作、数々の苦難と挑戦、そしてそれを支えてきた恋人や友人たちとのエピソードを本書は描き出している。 そんな本書の発売1周年と〈スター・ウォーズの日〉を記念して、プレゼントキャンペーンを実施! キャンペーン期間中(~5/11迄)に『ルーカス・ウォーズ』をオンラインショップ・KINEJUN ONLINE SHOPで購入した方に漏れなく、アクリルスタンドキーホルダー(4種セット)をプレゼント! キーホルダーの絵柄は本書で描かれている、初期の「スター・ウォーズ」構想時のキャラなどから選択した、ここでしか手に入らないレアなキャラクターとなっている。5月4日の〈スター・ウォーズの日〉に合わせてファン必携の本書をこの機会に是非お求めください。 合わせて、「スター・ウォーズ」ファンに必見の番組をご紹介。 「ゴジラ-1.0」で第96回アカデミー賞視覚効果賞を受賞し、現在「ゴジラ」最新作を製作準備中の山崎貴監督。そして、4月23日よりNetflixで配信された『新幹線大爆破』の樋口真嗣監督。今、最も注目を集めるふたりの監督が、10代のときに映画館で見て衝撃を受けた作品が「スター・ウォーズ」。その誕生秘話を描いたコミック(バンド・デシネ)『ルーカス・ウォーズ』について熱く語った番組「俺たちのスター・ウォーズ」がキネマ旬報YouTubeチャンネルで絶賛配信中だ。 https://www.youtube.com/watch?v=2aqTP8Vg8Uo&list=PLt8OOIdL02TW9tPTgotcFE5V-J5OdeVbl&index=1 山崎監督は1964年生まれ、樋口監督は1965年生まれ。ほぼ同年代のふたりにとって1978年に日本公開された「スター・ウォーズ」は、リアルタイムに観て大いに盛り上がった世代でもある。特に山崎監督は「スター・ウォーズ」が映画界を目指すきっかけとなった作品として知られる。実際、そのオタクぶり、愛情の深さはふたりとも半端なく、序盤からそれぞれが知る「スター・ウォーズ」伝説や、ルーカス同様に自身も体験してきた制作現場の“あるある”話に花が咲く。 「どんなに忙しくてもSW関連の仕事だけは受ける」と言う、大のSWファンの山崎監督に対し、公開当時、日本映画の「宇宙からのメッセージ」の方が良かったと言っていたという樋口監督。「人選を間違えた?」とすかさずツッコミを入れる山崎監督に「俺は反『SW』派じゃない!(笑)」と否定し、遠慮のない関係の良さが伝わるやり取りから対談はスタート。 本書を手にしながら話は進んでいく中でふたりを驚かせたのは、ルーカスがイラストレーターのライフ・マクォーリーにデザイン・コンセプトを説明するシーン。宇宙船とデススターのラフは完成形に近く、「この発想はない」(山崎)、「この時にすでに固まってる」(樋口)とその天才ぶりを称賛するなど、約1時間余りの時間ではとても話し足りないほど対談は大盛り上がり。 最後は「SWファンなら絶対に持っておきたい本」(山崎)、「末代まで」(樋口)と両監督が激押しの『ルーカス・ウォーズ』にふたりがサインし販売、瞬殺で完売して幕を閉じた──。 ファン必見の本番組もぜひご覧いただき、〈スター・ウォーズの日〉を大いに祝いたい。 コミック『ルーカス・ウォーズ』 ロラン・オプマン 作、ルノー・ロッシュ 画 原正人 翻訳、河原一久 監修 A4判/ 208頁/書籍 キネマ旬報社刊 4620円(税込) 電子版:2500円(税込) © Éditions Deman 2023 ■KINEJUN ONLINE SHOP 『俺たちのスター・ウォーズ』 キネマ旬報YouTubeチャンネル 登壇者:山崎貴(「ゴジラ-1.0」)、樋口真嗣(Netflix『新幹線大爆破』) 司会:岡崎優子(キネマ旬報社) 主催:キネマ旬報社 収録日:2025年3月21日(金) 収録話数・収録時間:8話・66分 ■キネマ旬報YouTubeチャンネル 本編動画
-
欲望と秘密が交錯する“劇薬”スリラー「秘顔-ひがん-」、予告編公開
2025年5月2日『エデンの東』のソン・スンホン、「パラサイト 半地下の家族」のチョ・ヨジョン、『財閥 x 刑事』のパク・ジヒョンの共演により、欲望と秘密を抱えた男女3人の交錯を描いたサスペンス・スリラー「秘顔-ひがん-」が、6月20日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開される。場面写真と予告編が到着した。 有望な指揮者のソンジンは、オーケストラのチェリストで婚約者のスヨンが失踪したことに動揺。だが代理チェリストのミジュと対面すると、たちまちその魅力に惹かれ、大雨の夜に寝室で過ちを犯す。それをスヨンが覗いていた──。 https://www.youtube.com/watch?v=9Kp-NVw4-sk 韓国では19歳未満鑑賞禁止ながら100万人以上を動員し、第61回百想芸術大賞で最優秀演技賞(チョ・ヨジョン)と新人演技賞(パク・ジヒョン)にノミネート。エロティックで予測不可能な物語に引き込まれる。 「秘顔-ひがん-」 監督:キム・デウ 出演:ソン・スンホン、チョ・ヨジョン、パク・ジヒョン 2024年/韓国/115分/1:2ユニビジョン/カラー/5.1ch/R18 字幕翻訳:田村麻美 原題:히든페이스 配給:シンカ、ショウゲート © 2024 [STUDIO&NEW, SOLAIRE PARTNERS LLC]. All Rights Reserved. 公式サイト:synca.jp/higan -
『陳情令』『斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~』のシャオ・ジャンと『モダン・マリッジ』のバイ・バイハー共演により、青年デザイナーと女性監督の年齢&格差を超えた恋を描いたドラマシリーズ『氷に恋したサンシャイン -驕陽伴我-』。場面写真ならびにBlu-ray・DVDのキービジュアルが到着した。 26歳の広告会社デザイナー・盛陽。母に強制された見合いをすっぽかされるが、その店で思いがけず簡氷に遭遇する。彼女は盛陽が少年時代から想い続け、広告業界に入るきっかけにもなった“CM監督のお姉さん”だ。36歳になって業界では名の知られた存在だが、私生活では共同経営者でもある浮気性の夫・薛易明との関係に悩んでいた。そしてその夜、離婚を決意してやけ酒を飲んでいたのだ。 泥酔した簡氷を盛陽が介抱し、再び縁ができた二人。盛陽はかつての少年ではなく、簡氷も思い出の中の穏やかなお姉さんではなかったが、同業の先輩後輩として接する中で惹かれ合っていく──。 “年齢差”を題材としながら、一方的に頼るだけでなく互いに支える“対等な愛”を描いたことで、視聴者の共感を呼んだ本作。脚本家のリー・シアオは「身体の年齢ではなく、魂の年齢が近づいていく物語」と述べている。 Blu-ray・DVDはBOX1が7月2日、BOX2が8月6日、BOX3が9月3日にリリース。初回限定版はサイン入り特典などが付く、ファン必携アイテムだ。 https://www.youtube.com/watch?v=GUTf2DBlxxw 『氷に恋したサンシャイン -驕陽伴我-』Blu-ray・DVD BOX1 【発売日】7月2日(水) 【初回限定版特典】チェキ風カード2枚+全巻収納アウター+応募券 【共通封入特典】ブックレット8P、リバーシブル仕様インナースリーブ BOX2 【発売日】8月6日(水) 【初回限定版特典】アクリルスタンド1枚+応募券 【共通封入特典】ブックレット8P、リバーシブル仕様インナースリーブ BOX3 【発売日】9月3日(水) 【初回限定版特典】サイン付きL版ブロマイド1枚+応募券 【共通封入特典】ブックレット8P、リバーシブル仕様インナースリーブ 【映像特典】予告編、シャオ・ジャンコメント、メイキング(約40分予定) ※DVDレンタルはVol.1~6が7月2日、Vol.7~12が8月6日、Vol.13~18が9月3日に開始 ※配信は7月2日より各事業社で順次開始 ※初回限定版購入者対象プレゼントキャンペーン、法人別オリジナル特典も用意 【キャスト】 シャオ・ジャン(肖戦)、バイ・バイハー(白百何)、ティエン・ユー(田雨)、ジュー・ジュー(朱珠)、ユエン・ウェンカン(袁文康)、リウ・シュン(劉迅)、シアン・ハンジー(向涵之)、ウー・シンジエン(呉幸鍵)、ブー・グァンジン(卜冠今) 【スタッフ】 製作総指揮:シュエ・ジージュン(薛継軍) 制作:ゴン・ユー(龔宇) 監督:ソン・シャオフェイ(宋暁飛) 脚本:リー・シアオ(李瀟)、ジアン・ウージー(姜無及) 2023年/中国/全36話/全18巻/日本語字幕収録 【発売元】ポニーキャニオン、ポリゴンマジック 【販売元】ポニーキャニオン © 2023 New Classics Media, All rights reserved. 詳細はこちら