聖なるイチジクの種
せいなるいちじくのたね The seed of the sacred fig- 上映日
- 2025年2月14日
- 製作国
- フランス ドイツ イラン
- 制作年
- 2024
- 上映時間
- 167分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- 社会派 サスペンス・ミステリー ドラマ
解説
「悪は存在せず」で2020年第70回ベルリン国際映画祭金熊賞を獲得するなど国際的に高い評価を得る一方、イラン当局からの弾圧を受け続けるモハマド・ラスロフ監督によるサスペンス。2022年にイランで起きたある若い女性の不審死に対する政府抗議運動を背景に、家庭内で消えた一丁の銃を巡り家族も知らない家族の顔が炙り出されていく様を描く。2024年、ラスロフ監督は国家安全保障関連の罪で実刑判決が確定し、命がけでイランを脱出、第77回カンヌ国際映画祭に出席した。第77回カンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞。第97回アカデミー賞国際長編映画賞ドイツ代表作品。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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映画監督清原惟イラン政府に反対する民衆のデモが発端となって、父親が政府の仕事をする一家に波紋が生まれていく。極めて政治的な題材を、ある家族の中の思想の違いや亀裂などを描くこと... もっと見る
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編集者、映画批評家高崎俊夫父親が予審判事に昇進し、何不自由のない特権を享受する家族が一丁の銃の消失で内部崩壊するさまを描くポリティカル・スリラーだ。保守的価値観を遵守する母、リベラルな二... もっと見る
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リモートワーカー型物書きキシオカタカシかなりの長尺作品だが、「家庭内で銃がなくなる」という公式あらすじの出だしも出だしに辿り着くまで本篇のちょうど半分ほどが費やされる……... もっと見る
「聖なるイチジクの種」のストーリー
国家公務に従事する一家の主イマンは、20年間にわたる勤勉さと愛国心を買われ、念願の予審判事に昇進。しかしその業務は、反政府デモ逮捕者に不当な刑罰を課すための国家の下働きだった。報復の危険が付きまとうため家族を守る護身用の銃が支給されるが、ある日、家にあった銃が消えてしまう。最初はイマンの不始末による紛失だと思われたものの、次第に疑いの目は妻ナジメ、姉レズワン、妹サナの3人に向けられる。捜索をするにつれて互いへの疑心暗鬼が家庭を支配し、家族も知らない家族の顔が炙り出されていく。
「聖なるイチジクの種」の映像
「聖なるイチジクの種」の写真
「聖なるイチジクの種」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「聖なるイチジクの種」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 社会派 サスペンス・ミステリー ドラマ |
製作国 | フランス ドイツ イラン |
製作年 | 2024 |
公開年月日 | 2025年2月14日 |
上映時間 | 167分 |
製作会社 | Run Way Pictures=Parallel45=Arte France Cinema |
配給 | ギャガ |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
公式サイト | https://gaga.ne.jp/sacredfig/ |
コピーライト | (C)Films Boutique |