てから始まるものでの検索結果

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「てから始まるもの」の検索結果 50件)

  •   同性愛は異常性欲・変態性欲であり、治療可能な精神疾患だとされた時代より孤独に生きてきた一人の同性愛者に密着し、この国の同性愛史を紐解くドキュメンタリー「94歳のゲイ」が、4月20日(土)よりポレポレ東中野ほかで全国順次公開。ポスタービジュアルと予告編が到着した。     ゲイであることを誰にも打ち明けず、好きな男性ができても告白できずに生きてきた長谷忠さん。唯一の拠り所は文学・詩作で、1963年には現代詩手帖賞を受賞。選者の谷川俊太郎に高く評価され、複数の著作を刊行、94歳となった今も短歌を詠む。 かつて“同性愛は病気である”と公然と語られたが、今や同性愛者を取り巻く環境は大きく変わった。そんな中でカミングアウトを果たし、理解あるケアマネージャーに支えられ、逞しく生きる長谷さんだったが……。   https://www.youtube.com/watch?v=EIJtJdW0BUw   「笑っておくれ、人の弱みを」という長谷さんの短歌の一節で締め括られる予告編。長谷さんが90歳を越えて経験する“出会い”と“別れ”、その思いを見つめたい。   「94歳のゲイ」 語り:小松由佳 監督:吉川元基 プロデューサー:奥田雅治 撮影:南埜耕司 編集:八木万葉実 録音:西川友貴 音響効果:佐藤公彦 タイトル:平大介 配給:MouPro. 製作:MBS/TBS 製作幹事:TBS 2024年/日本/90分/ PG12/ステレオ/16:9 ©MBS/TBS 公式サイト:www.94sai.jp
  •   井浦新が主演にしてアメリカ映画デビュー。東京でキャリアを重ねる効率至上主義のビジネスマンが、出張先のモンタナ州の牧場でカウボーイ文化に触れて変わっていく姿を描く「東京カウボーイ」が、6月7日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほかで全国順次公開される。     メガホンを執るのは、かつて山田洋次監督に弟子入りを志願し、「男はつらいよ 寅次郎心の旅路」で山田組の海外現場に参加したマーク・マリオット。脚本は『忍びの家 House of Ninjas』のデイヴ・ボイルと女優の藤谷文子が共作。藤谷は井浦扮する主人公の上司かつ恋人の役で出演もする。 さらに和牛の専門家役で國村隼、牧場の人々としてアメリカのテレビドラマでおなじみのゴヤ・ロブレスやロビン・ワイガートらが登場。プロデューサーは「ジャングル・ブック」をはじめハリウッド大作を多数手掛けてきたブリガム・テイラーで、今回が初のインディペンデント映画となる。 3月1日に始まる第19回大阪アジアン映画祭でのクロージング上映も決定。異文化遭遇のヒューマンドラマに注目したい。     井浦新コメント 「あなたの出演している映画を観てきて、一緒に仕事がしたいとずっと想っていた」。 世界中がまだCOVID-19の不安の中にあった頃、オンラインで初めてマーク・マリオット監督と話した時にいただいた言葉。 具体的に自分の芝居の特徴や感じたことなど、言葉でたくさん伝えてくれた。 作品への取り組み方や役へのアプローチの仕方、俳優としてどのような道を歩んできたのかなどにも興味を持ってくれていて語らい合った。 マーク監督始めプロデューサーのブリガム・テイラーと脚本チームの藤谷文子さんとデイヴ・ボイル。 そこにいるマーク組の皆さんはちゃんと観てくれていて、必要としてくれているのを感じました。とても嬉しかった。 その想いに応えたい!一緒に映画づくりがしたい!ここから私の『東京カウボーイ』が始まりました。 アメリカのモンタナ州の壮大な大自然の中と東京の街とで撮影されたハートウォーミングなこの映画が、皆さんの心に優しく響き、楽しんでいただけたら幸いです。     「東京カウボーイ」 出演:井浦新、ゴヤ・ロブレス、藤谷文子、ロビン・ワイガート、國村隼 監督:マーク・マリオット 脚本:デイヴ・ボイル、藤谷文子 プロデューサー:ブリガム・テイラー 2023/アメリカ/英語、日本語/2.35:1/5.1ch/118分/原題:TOKYO COWBOY 公式サイト:www.magichour.co.jp/tokyocowboy
  •   大学在学中に制作した初⻑編「僕はイエス様が嫌い」(2019)で注目された奥山大史監督の商業デビュー作「ぼくのお日さま」が、今秋にテアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテほかで全国公開。雪の街を舞台に、吃音をもつホッケー少年タクヤとフィギュアスケートを学ぶ少女さくら、そして元フィギュアスケート選手で今はさくらのコーチを務める荒川(池松壮亮が演じる)の3人による物語を紡ぐ。   [caption id="attachment_35697" align="aligncenter" width="850"] 左から奥山大史監督、池松壮亮、ハンバート ハンバート[/caption]   「雪が降り始めてから雪が解けるまでの少年の成長を描きたい」と企画をスタートさせた奥山監督。プロットを考える中で、ハンバート ハンバートの楽曲『ぼくのお日さま』と出会ったことで、「主人公の少年の姿がはっきり浮かび、物語がするすると動きだした」という。同曲は映画の主題歌となる。 そして、奥山が総監督を務めたエルメスのドキュメンタリーフィルム『HUMAN ODYSSEY ―それは、創造を巡る旅。―』で撮影を共にした池松壮亮が、《夢に破れた元フィギュアスケート選手のコーチ》役で大人の視線をもたらす。 釜山国際映画祭2022で行われた世界40ヵ国288企画からなる〈Asian Project Market(APM)2022〉で、本作はARRI アワードを受賞。濱口竜介監督や三宅唱監督らの作品を世界へ紹介してきたフランスの会社・シャレードによる海外セールスも決まり、黒沢清監督や深田晃司監督の作品を扱ってきたアートハウス・フィルムズの配給による11月のフランス公開も予定されている。タクヤ役とさくら役は後日発表。   〈コメント〉 池松壮亮 奥山大史という凄まじい才能に出会い、対話を繰り返し、共感し合い、共犯できた全ての時間に感謝しています。 この世界の光の粒のような二人の才能に出会えたことにも感謝しています。 今作を共に創り上げたスタッフキャストと共に、この素晴らしい作品を届けることができることを幸せに思います。 この世界の雪解けを予感させてくれるような、あまりにもピュアで、心に響く映画になりました。 是非楽しみにしていてください。 ハンバート ハンバート 佐藤良成 奥山監督から最初手紙をいただきました。今作ろうとしている映画は、私の曲の中の「ぼく」から物語がふくらんだもので、主題歌にもその曲「ぼくのお日さま」を使いたいと。脚本や前作も拝見して、彼と是非仕事したいと思い快諾しました。出来上がった作品は、どのシーンのどのカットも実に美しい光と色で、こんな絵を撮る奥山監督は恐ろしい人だなと思います。自分の曲がこんなにも素晴らしい映画となって生まれ変わるなんて、本当に幸せです。 ハンバート ハンバート 佐野遊穂 とにかく映像の美しさが印象的でした。どこを切り取っても儚さが漂っていて、監督のキャラクターがそこに一番現れてるように感じました。この楽曲の「ぼく」や、タクヤ、荒川コーチ、それぞれに小さな救いがあったように、この映画がまた誰かのお日さまになれば嬉しい事だと思います。 奥山大史監督 いつの日か、子どもの頃に習っていたフィギュアスケートの映画を作りたいと思っていました。でもなかなか作れずにいました。ただ思い出を映像にするだけでは映画にならない、と頭を抱える日々でした。 そんな時、「ぼくのお日さま」という楽曲に出会い、惹かれるまま毎日聴くうちに、全く新しい物語が動き始め、時を同じくして、池松さんに出会い、この方の魅力を映し出すことができたら、映画になると確信できました。 この作品で商業映画に初挑戦できたこと、嬉しく思います。どうぞご期待ください。     「ぼくのお日さま」 監督・撮影・脚本・編集:奥山大史 出演:池松壮亮 主題歌:ハンバート ハンバート 配給:東京テアトル © 2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS 公式サイト:bokunoohisama.com
  •   「息の跡」「二重のまち/交代地のうたを編む」の小森はるか監督が、福島県の復興公営住宅で行われている一風変わった被災地支援活動を追った「ラジオ下神白―あのとき あのまちの音楽から いまここへ」が、4月12日(金)よりフォーラム福島で先行上映、4月27日(土)よりポレポレ東中野ほかで全国順次公開。ポスタービジュアルと予告編が到着した。     2011年の原発事故により浪江・双葉・大熊・富岡町から避難した人々が暮らす、いわき市の復興公営住宅・下神白(しもかじろ)団地。 そこで2016年より続くのが、住民たちのまちの思い出と馴染み深い曲をもとに、ラジオ番組風CDを制作して届けるプロジェクト〈ラジオ下神白〉だ。2019年にはそれらの曲を演奏する〈伴奏型支援バンド〉が結成され、生演奏での歌声喫茶やミュージックビデオの制作など、音楽を通じた被災地支援活動が行われてきた。 文化活動家のアサダワタルを中心とした活動に、2018年から小森監督が記録担当で加わることで本作は生まれた。歌う速度に合わせる伴奏型支援バンドの演奏は、支援・伴走(奏)とは何かを観る者に問いかける。《支援する/される》では割り切れない豊かな関係が、ここにある。   https://www.youtube.com/watch?v=fo5wzXKvsO0   〈コメント〉 その人のペースに合わせて、隣を歩こうとするあたたかさ。 誰かに寄り添ってもらった経験は、これから進む道の先を、明るく照らしてくれる。 ──植本一子(写真家) あの震災を、こんなふうに描くことができるのか。そう驚かされた。かけがえのないふるさと、そして思い出。それをつなぐのが歌であった。 本作は、人と記憶、歌とふるさとをめぐる物語である。福島の物語であり、「わたし」の物語でもあった。 ──小松理虔(地域活動家) 人が話し、笑い、歌う姿は、それぞれこんなにも異なるのだ。そんな当たり前のことを、この映画を見て初めて知った。その事実がこれほど心を打つのだ、ということも。 映画に出てくる一人一人の名前をたとえ忘れてしまっても、こうやって話していた人、あんなふうに歌っていた人、あの歌を好きだと笑っていた人、という記憶だけはいつまでも残るだろう。 ──月永理絵(ライター/編集者) 映画は「二人の恋は 清かった 神様だけが ご存知よ*」という歌声ではじまる。この声は人の心を裏返したような声で頭から離れない。 ラジオを通して、電波に乗って明かされるもう一つの団地、もう一つの世界。想いの世界。 歌の記憶と声の記憶は、永遠に流されることはない。 *柳水巴『天国へ結ぶ恋』(1932年)より ──イリナ・グリゴレ(人類学者) ききながら、かつて歌った歌を思い出す人。歌いながら、歌うことを思い出す人。わたしたちは、ただ歌をきくのではなく、いま歌を思い出しつつある人の声をきく。歌が思い出される時間を生々しくとらえた、かつてない映画。 ──細馬宏通(行動学者)     「ラジオ下神白―あのとき あのまちの音楽から いまここへ」 監督・撮影・編集:小森はるか 出演:下神白団地の住民さん、アサダワタル、榊裕美、鈴木詩織、江尻浩二郎、伴奏型支援バンド(池崎浩士・鶴田真菜・野崎真理子・小杉真実・岡野恵未子・上原久栄)ほか 編集・整音:福原悠介 ミュージックビデオ撮影・録音協力:齊藤勇樹、長崎由幹、福原悠介 企画:アサダワタル デザイン:高木市之助 広報物編集:川村庸子 宣伝協力:植田さやか(プンクテ) 協力:一般社団法人Teco、県営下神白団地自治会、市営永崎団地自治会 製作・宣伝・配給:ラジオ下神白 2023年/日本/70分 ©︎KOMORI Haruka + Radio Shimo-Kajiro 公式サイト:https://www.radioshimokajiromovie.com/
  •   黒沢清監督が1998年に放ったリベンジ・サスペンス「蛇の道」を、日仏共同製作およびオールフランスロケでセルフリメイク。柴咲コウと「レ・ミゼラブル」のダミアン・ボナールが共演する。公開は6月14日(金)より。     8歳の愛娘を何者かに殺されたアルベール・バシュレ(ダミアン・ボナール)。偶然出会った精神科医の新島小夜子(柴咲コウ)の協力を得て、犯人の特定および復讐へ突き進む。 ある財団の関係者たちを二人で拉致していく中で、徐々に明らかになる真相。その先に待つのは、人の道か、蛇の道か──。     〈コメント〉 黒沢清監督 26年前にオリジナル・ビデオ作品として脚本家高橋洋に書いてもらった脚本は、徹底的に復讐していく物語なのですが、これが非常によくできていて、チャンスがあればもう一度映画化したいとずっと願っていました。それがひょんなきっかけでフランス映画としてリメイクできたことは幸運という他ありません。 そして、それ以上の幸運は何と言っても柴咲コウさんの参加でしょう。本当に素晴らしい女優でした。彼女の鋭く妖しい眼差しと、野獣のような身のこなしが、この映画をオリジナル版にもましてミステリアスで深みのある作品に格上げしてくれました。 柴咲コウ(新島小夜子役) ──オファーがきた時の心境 なぜ私なのだろう?フランス語も話せないのに?と思いましたし、そのことは黒沢清監督とプロデューサーにお会いした際にお伝えしました。しかし、単純に黒沢清監督とお仕事したかったこと、それにプラスしてフランスや仏語に魅力を感じ、ずっと深く触れたかったという個人的な理由も絡み、前のめりでお引き受け致しました。 ──フランスでの撮影を振り返り、感動したことや苦労したこと フランス人スタッフ皆さんの黒沢清監督へのリスペクトが、現場の空気感や集中力に表れているなと思いました。 私自身はとにかく夢中で撮影のみに専念していました。苦労をあげればキリがありませんが、「楽しく毎日撮影する」という目標は達成できました。録音部・フランソワからダメ出しされないときには「よしっ!」とガッツポーズしてました笑 ──フランス語・フランスでのロケ、どのように準備したか 撮影の半年ほど前から仏語レッスンを日本で受けました。当然台詞中心ですが、あまりに基礎的なところは飛ばすとどうにも応用が利きませんから、基礎的なところも含めつつ進行してもらいました。監督からは発音に関してはそんなに完璧は求めていないと事前に言われましたが、観客の方が聴いて違和感のないように、と撮影中も改善を努めました。 2ヶ月強の滞在中はキッチン付きのアパートを要望しました。自分で食べるものの用意ができたのと、まるで役そのもののようにフランスで生活している人として街に溶け込めた気がしたのは良かったです。 ──本作はどのような作品となったか 外国語でお芝居をすることの難しさ、そしてそれを上回る楽しさを教えてくださいました。 ダミアン・ボナール(アルベール役) 黒沢清監督の次回作に参加させていただけることを大変光栄に思い、また、彼が私にアルベール役を任せてくださったことにとても感動しました。この作品をご一緒できたことは私にとって非常に豊かな経験となりました。柴咲コウさんと一緒にこの冒険を経験できたこと、彼女と一緒に1000もの顔を持つこの探求に飛び込むことができたことは大きな喜びでした。復讐、痛み、狂気、幽霊、消失、祟りが入り混じる迷宮のような世界。この映画が日本で上映されるのが待ちきれませんし、皆さんと共有できるのをとても楽しみにしています。 プロデューサー ──映画化の経緯について 最初のきっかけは、CINEFRANCEと本作品が始まる前から何か一緒にできないかと話していたことでしたが、それとは別に黒沢監督とお話する機会があり、監督が『蛇の道』を再度映画化したいと考えており、更にはフランスで再び映画を撮りたいと思っていたことを知りました。それを仏側に伝えたところ「是非、黒沢監督に『蛇の道』をフランスで再映画化の提案をしよう」ということになり、お受け頂いたのが企画の始まりです。実際の現場は本当に素晴らしく、大げさにいえば毎日ちょっとした奇跡をみているような感覚にとらわれました。監督への尊敬と今日これから始まる撮影への期待が現場全体にあふれており、全てのスタッフとキャストがこの作品に関わっていることに誇りと喜びを感じていました。 ──キャスティングについて 小夜子については、パリ在住の心療内科医という役どころに加え、何といっても全編フランスにおいてフランス語での演技が求められましたが、フランス語が話せるかということより、この難易度の高い役に時間と労力をかけてチャレンジしてくれる方にお願いしたいと思っていたところ、柴咲さんからかなり早い段階でご返事を頂き、ご一緒させて頂くことになりました。柴咲さんが撮影前の脚本の読み合わせ時にすでにかなりのレベルまでフランス語のセリフを練習してきており、初めてフランス語のセリフを言った時にフランスのスタッフから「柴咲さんのフランス語は思った以上にいいね」と言われたことを覚えています。   [caption id="attachment_35689" align="aligncenter" width="850"] 黒沢清監督[/caption]   「蛇の道」 監督・脚本:黒沢清 出演:柴咲コウ、ダミアン・ボナール 言語:フランス語 原案:『蛇の道』(1998年大映作品) 製作国:フランス/日本/ベルギー/ルクセンブルク 製作:CINEFRANCE STUDIOS KADOKAWA © 2024 CINÉFRANCE STUDIOS – KADOKAWA CORPORATION – TARANTULA