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  • ライブアクション部門(インターナショナル/アジア インターナショナル/ジャパン)ノンフィクション部門、アニメーション部門の各優秀賞を米国アカデミー賞®短編部門へ推薦   米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」は、2022年8月1日(月)より、25回目となる2023年度の開催に向けた作品募集が開始となります。 2004年よりアカデミー賞公認の映画祭となり、映画祭グランプリ作品を翌年のオスカーノミネート候補として推薦してきたSSFF & ASIAは、2019年にはインターナショナル部門、アジア インターナショナル部門、ジャパン部門からなるライブアクション部門およびノンフィクション部門の4部門、そして2021年には新たにアニメーション部門の推薦枠が認められ、サンダンス映画祭やパームスプリングス映画祭と並ぶ合計5つの部門優秀賞に翌年のオスカー獲得へのパスポートを授与できる映画祭として展開されている。映画祭では、東京をテーマにした作品を募集する「Cinematic Tokyo部門」、クリエイターの表現の幅とチャレンジの機会をさらに広げ、スマートフォンならではの新しい映像クリエイティブの創出を目的にソニーがサポートする「スマートフォン 映画作品部門 supported by Sony's Xperia™」、国内の25歳までの監督が制作した作品を対象に、5分以下のショートフィルムを募集する「U-25プロジェクト」、企業・行政によるブランデッドムービーを特集する「BRANDED SHORTS」といった多岐にわたる作品公募も同時スタート。なお、映画祭全上映作品の中から、「Be HAPPY with HOPPY」を掲げるホッピーの思いを体現する作品に「HOPPY HAPPY AWARD」を授与されます。       「1000万円さしあげますから、映像作品(ショートフィルム)を作りませんか?」 さらに、本年より、講談社と映画祭による、「シネマクリエイターズ・ラボ」プロジェクトも始動。映像作品の企画を国内外から募集。25周年を迎える2023年の映画祭へ向け、世界のフィルムメイカーたちと並んで夢を掴み実現する映画祭として、SSFF & ASIA は2023年に向けて引き続き多くの素晴らしい作品に出合えることが楽しみだ。   <SSFF & ASIA 2023 募集要項> ■募集部門:ライブアクション部門(インターナショナル/アジア インターナショナル/ジャパン)、 ノンフィクション部門、アニメーション部門、Cinematic Tokyo部門、 スマートフォン映画作品部門 supported by Sony’s Xperia™ U-25プロジェクト、Branded Shorts、 講談社シネマクリエイターズラボ、BOOK SHORTSプロジェクト ■募集期間:2022年8月1日(月)14:00より開始 ※応募締切は各部門によって異なります ■応募方法・応募に関する詳細:SSFF & ASIA 2023 作品募集ページを参照ください https://www.shortshorts.org/creators/jp/ ■発表方法: ライブアクション部門、ノンフィクション部門、アニメーション部門入選候補作(ショートリスト)は各応募月の 翌々月末にウェブサイトで発表。入選候補作品の中から、最終入選作品が選ばれます。 全部門の最終入選作品(映画祭で上映される作品)は2023年4月末までにウェブサイトで発表 ■応募に関する問い合わせ先:submission@shortshorts.org   【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア】  米国俳優協会(SAG)の会員でもある俳優 別所哲也が、米国で出会った「ショートフィルム」を、新しい映像ジャンルとして日本に紹介したいとの想いから1999年にアメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバル創立。2001年には名称を「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」とし、世界のショートフィルムの祭典へと発展。2004年には米国アカデミー賞公認映画祭に認定され、同年、アジア発の新しい映像文化の発信・新進若手映像作家の育成を目的とし、「ショートショート フィルムフェスティバル アジア(SSFF ASIA 共催:東京都)」が誕生し、現在は 「SSFF & ASIA」を総称として映画祭が開催されています。 また、2018年には映画祭20周年を記念し、グランプリ作品はジョージ・ルーカス監督の名を冠した「ジョージ・ルーカス アワード」となり、 翌1月には、20周年記念イベントとして「ショートショートフィルムフェスティバル in ハリウッド」も開催しました。 2019年の映画祭からは、アカデミー賞推薦枠がインターナショナル部門、アジアインターナショナル部門、ジャパン部門およびノンフィクション部門の各優秀賞4作品へと拡大し、2022年からはアニメーション部門の優秀賞を含む5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる権利を獲得しました。SSFF & ASIAは映画祭を通じて引き続き、若きクリエイターを応援しています。     制作=キネマ旬報社
  • 2015年にドネツクをはじめ、紛争地域の対立する両派の声を拾い上げ、現在のウクライナ情勢の背景を浮き彫りにするドキュメンタリー「ウクライナから平和を叫ぶ~Peace to You All~」が、8月6日(土)より渋谷ユーロスペースほかで全国順次公開。ユライ・ムラヴェツJr.監督のインタビューが到着し、ユーロスペース公開初日に監督がZOOMで舞台挨拶することが決定した。   ▲ユライ・ムラヴェツJr.監督   監督インタビューは以下。 ──制作のきっかけをお教えください。 僕の両親は実は二人とも新聞記者で、二人ともメディアで働いているんですけれども、幼少時代から父に出張に連れられていましたので、僕にとっては何かを記録する、あるいは記事にする活動はごく自然なことだったんです。この戦争が起きたときに、ウクライナはスロバキアの隣だということもありますし(※監督はスロバキア人)、ユーロマイダンのときからスロバキアでもその影響を多少感じました。なので、経済的に行ける距離であったということも大きく、何か起きている所に行きたいという自分の欲求を叶えるために、撮影に行きました。 ──監督は大学で映画撮影と写真の両方を学んだとのことですが、本作では監督のモノクロ写真も多用されています。モノクロ写真は特に言葉がなくても人々の苦労が映し出されるように思いますが、本作で写真と映像両方を使っている理由をお教えください。 僕にとって写真というのは、情熱的に感じるもので、その一瞬を撮るということにやはりとても興味があります。例えば、最初に写真の撮影をして、そのあとその人と映像のインタビューなどを撮っていきます。「時が止まる」という言い方もありますけれども、まさにそういうことが表現できると思いますし、自分にとって現場で写真を撮れるのはもっとも理想的な環境ですので、このような手法を選びました。 ──ウクライナ側と親ロシア派と、老若男女色んな方をインタビューしていて、人選が素晴らしいと思ったのですが、人選で工夫したことはありますか? 実は2015年の時は、分離派独立という言葉にひかれてドネツクのほうに向かいました。映画でご覧いただいたように、普通に入ることができて車で各地を旅して泊まっては、インタビューするというような形でした。通りがかった人は皆さんかなり気軽にインタビューに答えてくれるというような状態でしたし、そのあとウクライナに行って同様に撮影をしましたけれども、皆さん話をしてくれました。 3年間の制作期間のうちに、2年間は撮影に費やしましたが、登場人物たちの中には、綿密なリサーチに基づいて探したり選んだりした人もいます。冒頭の死者の携帯電話で電話を受けた女性の方がいましたが、彼女は探すのに半年もかかりました。 ──同じ鉱夫でも戦争に参加した人、参加しなかった人、スパイに間違えられた人と3人のインタビューがあり、多様性を感じました。他にもインタビューして泣く泣くカットした人などはいますか? 映画を自分が望まない方向に引っ張ってしまうような気がしたので、過激派の意見は含めなかったです。普通の人たちが戦争をどのように認識しているのかというのがこの映画のテーマでした。 ──「スクーターに乗ればすべて忘れられる」と救われている女性や、ロシアン・スパニエルについてジョークを言う人など、暗いシーンだけでなかったのが救いでしたが、工夫はありましたか? スクーターの彼女は映画に大きく貢献してくれたと思います。重いテーマであっても、やはりユーモアが必要ですよね。重いテーマの映画を見ている観客の方でも、少しこういったユーモアのあるシーンが入ることによってそのあとが見やすくなる。そのため悲劇的な話でもユーモアを含んだものを探すようにしています。 ──本作の見どころはどこだと思いますか? この映画は、この戦争の本当の始まりを撮影したもので、関係者がそれに対して意見を言っているものです。今回の戦争というのは新しく始まった戦争ではなくて、8年間続いていた戦争が第2フェーズに移ったものです。戦争の始まりとなったユーロマイダンと、そのあとの8年間の硬直状態の始まりを知るのに最適な映画だと思います。 ──読者にメッセージをお願いします。 まず僕の映画に興味を持っていただき、本当にありがとうございます。この映画はウクライナの戦争の始まりを映したものです。今の戦争は8年間続いていたフェーズが第2フェーズに移ったもので、その始まりを知るということは、大変大事なことだと思います。ぜひ自由な思考を持って見ていただいて判断していただければと思います。身の回りのことに、世界のことに関心を持ってもらえるとうれしいです。     © All4films, s.r.o, Punkchart films, s.r.o., RTVS Rozhlas a televízia Slovenska 配給:NEGA 配給協力:ポニーキャニオン ▶︎ 紛争の背景が見える「ウクライナから平和を叫ぶ」、国際政治学者グレンコ・アンドリーのコメントなど到着
  • 成田凌、前田敦子、六角精児の共演で、コンビニを入口とした異世界での冒険を描く三木聡監督作「コンビニエンス・ストーリー」が、ファンタジア国際映画祭(カナダ・モントリオール)と香港国際映画祭に出品されることが決定。成田凌と三木聡監督が喜びのコメントを寄せた。   成田凌コメント 私たち日本人の当たり前の世界、コンビニ。どんなに真っ暗闇の中でも永遠に光が灯る場所、その異様なさま、異様な人間たち、そんな私たちの当たり前、そして違和感が、異国の皆様にどう目に届き心に届くのでしょうか。 想像もできない世界へ、行ってらっしゃい、コンビニエンス・ストーリー。 三木聡監督コメント 遠い空の下、この映画が上映されると言うが。不可解な物語は外国語の字幕になり、映し出された風景はまた別の意味をもつのかもしれません。スクリーンの上で探されるであろう幾つもの答えは不条理と条理の中を彷徨い、その先にあるのは快感かそれとも混乱か? 異国のお客様、どうかお願いです、探さないで下さい、そこにはもう何も無いのですから。   また、8月5日(金)からの全国公開を前に、三木聡監督のインタビュー動画と著名人コメントが到着した。     あんこ(映画大好き芸人) 何でも揃うコンビニエンスストアには、異世界の入り口まであった!? この世界、奇想天外奇妙奇天烈摩訶不思議!異世界へハマり込んだスランプ脚本家と共に、僕らもこの映画にハマっちゃう! 今回も三木ワールド……いや、三木アナザーワールド全開だ! きたろう(俳優/シティボーイズ) 主人公の成田凌君のどの表情も素敵、惚れました。意味あることやリアルのどこが面白いんだと云う三木監督魂が、スケールアップして炸裂しています。半分地蔵には笑わせてもらいました。 宮藤官九郎(脚本家) 三木監督がクレイジーでチャーミングな新作をマジメにフザけて撮り続けてくれる限り、ニヤニヤしながら暮らせそうな気がする、それが理想です。ちなみに最寄りのコンビニは「ド」と「ギ」と「リ」の三交代制です。 竹島ルイ(映画ライター) デヴィット・リンチ×つげ義春×寺山修司。鬼才・三木聡から届けられた、とびっきり妖しくて、とびっきり奇妙な、万華鏡的世界。これはキケン、中毒性アリ! 轟夕紀夫(映画評論家) 三木聡監督はこれでまた、叱られちゃうのかなあ〜。でもまるで、その道の大先輩、「会社に大目玉をくらった」ことが(今やいい意味で)伝説化している映画仙人・鈴木清順をなぞっているかのよう。本作も三木版の怪異譚「ツィゴイネルワイゼン」(80)みたいだし。コンビニ発、脱条理ムービーの迷宮に嵌まる勇気は……ある? 松崎健夫(映画評論家) こんな夢を見る。〆切で逼迫した疲弊の末、睡魔に敗北。だが、夢の中で抜群のアイディアが閃いて安堵に至る。目覚めと同時に仕事を再開するも、その発想は大抵使い物にならないのだ。斯様な歓喜と絶望の正体が、三木監督によって解体されている。 村山章(映画ライター) ナンセンスの皮はどこまで剥いてもナンセンスなのか? 三木監督のとぼけた韜晦に乗せられていると、いつのまにか幻想文学的な風格に取り込まれている面妖ファンタジー。もしくは三木監督版「アフター・アワーズ」か。 RaMu(タレント/YouTuber) 奇妙な展開と奇妙な登場人物たち。コンビニで巻き起こる不思議な世界に迷い込み終始夢見心地な気分であっと驚く結末でまさに夢から覚めたような感覚になれること間違いなし!     さらに映画のオフィシャルTシャツ(5種)が、セブンネットショッピング限定で販売決定(https://bit.ly/3S12tcU)。作品世界を表現したデザインとなっている。   ©2022「コンビニエンス・ストーリー」製作委員会 配給:東映ビデオ ▶︎ 成田凌 × 前田敦子! 三木聡監督の異世界アドベンチャー「コンビニエンス・ストーリー」
  • 2020年に始まった北海道から東京への “流氷運搬プロジェクト” を、花江夏樹、石川由依、津田健次郎の “声” とともに映し出すドキュメンタリー「東京流氷〜COOL IT DOWN〜」が、8月19日(金)より公開される。     2020年、東京オリンピックを前に「北国で不要となる雪や流氷を活用して、外国人観光客に納涼のおもてなしをしよう」というプロジェクトが始動。北海道・網走沖に漂着する流氷と、富山の豪雪地帯に降る雪の運搬が密かに進んでいた。ところがオリンピックの延期が決定、行き場を失った流氷と雪はどうなったのか──。 『⻤滅の刃』の花江夏樹が “流氷の声”、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の石川由依が “雪の声”、さらに『呪術廻戦』の津田健次郎がナレーションで参加。音楽を坂本龍一に認められた小山絵里奈が手掛け、AIがイメージソング「WE HAVE A DREAM」を歌唱、プロデュースを「ミッドナイトスワン」の森谷雄が務める。 地球からの白い贈り物=〈ホワイトギフト〉。そんな流氷 100t と雪 1000t、そしてプロジェクト関係者の壮大な “旅” を見届けたい。     キャスト・スタッフのコメント 花江夏樹 僕自身、流氷について全く知識がありませんでしたが、 この映画から、流氷の目線を通して、 今我々が住んでいる地球が抱えている問題を知ることができました。 皆様にも少しでも伝えることができたら嬉しく思います。 石川由依 北海道の流氷と富山の雪を運んで、東京五輪を冷やしちゃおう!というビッグプロジェクト。あまりに壮大な企画に、正直私も「そんなことできるの!?」と半信半疑でした。でも、新型コロナウイルスの流行という予想外の事態も含め、様々な困難にぶち当たりながらも本気で挑戦する人々の姿に、「無理」なんてことはないのだと、そしてやってみなければわからないことが沢山あるのだと学びました。きっとこの1歩が、未来の何かに繋がっていくのではないかと思います。 津田健次郎 流氷を東京に運ぶという壮大な計画の行方と、そこに関わる人々のドラマは何だかおかしみがあります。暑いんだから氷で冷やそうというシンプル極まりない子供の様な発想からはじまった物語は、しかしとてもシンプルにはいかず大変な苦労を伴い、事件も多発。本気で何かを成し遂げるのは結構大変なのである…仕事をしている人皆が通る道、仕事だけじゃなく頑張る皆が通る道。共感である。環境問題や様々な切実なる難問を提議しつつも、人々がバタバタ頑張っているのを観るだけでも面白い、そんな映画です。 企画・監督:角谷公英 とあるイベントの責任者を務めていた2011年、大震災のため電力を止められた時に思いついたアイデアは、11年の歳月を経て予期せぬ「映画」として皆様に見てもらう事になりました。 数多くの失笑をくぐり抜けながら出来たこの作品は、生い立ち同様「奇想天外」な仕上がりになっております。 今年も猛暑ですが、親子で夏休みの自由研究として大スクリーンで「暑いけど地球は救える」事を体感していただければと思います。 プロデュース:森谷雄 子供のような発想で「東京五輪」を冷やそうとした人々の姿を膨大な映像の中に見た時、これは絶対に映画にすべきだと思いました。今、僕たちが直面している問題=新型コロナ、地球温暖化、世界的分断…。この映画を観れば人間がそれらに立ち向かう為の「勇気」や「気付き」を貰えるはずです。是非、ご家族で友達同士で恋人同士で、大切な人と一緒にSDGsに触れてみて下さい。そこにはきっと自分たちの「未来へのヒント」があるはずです。        なお、8月5日(金)〜8月9日(火)にはトレッサ横浜で「流氷展示&北海道物産展」が開催(“流氷の産地”である北海道羅臼町の観光大使・澤田知可子のスペシャルステージも予定)。さらに、8月10日(水)〜8月13日(土)にはJR高輪ゲートウェイ駅で、8月15日(月)からはフジテレビで、流氷展示イベントが行われる。 またクラウドファンディング【うぶごえ】内の特設ページ(https://ubgoe.com/projects/125)では、映画の先行地元上映会を実現するための北海道応援プロジェクトが8月30日まで展開中だ。   「東京流氷〜COOL IT DOWN〜」 声の出演:花江夏樹、石川由依 ナレーション:津田健次郎 音楽:小山絵里奈 イメージソング:AI「WE HAVE A DREAM」 企画・監督・構成:角谷公英 プロデュース・構成:森谷雄 製作プロダクション:アットムービー 製作:「東京流氷-COOL IT DOWN-」製作委員会 特別協賛:NTTコミュニケーションズ株式会社 日本電気株式会社 配給:アットムービー 配給協力:ティ・ジョイ、メリーサン ©「東京流氷〜COOL IT DOWN〜」製作委員会
  • 90年代アメリカのヒップホップ・シーンの2大カリスマ、2PACとノトーリアス・B.I.G.(ビギー)が暗殺された未解決事件を題材に、ジョニー・デップとフォレスト・ウィテカーの共演で描くクライムサスペンス「L.A.コールドケース」が、8月5日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン池袋ほかで全国公開。冒頭映像と著名人コメントが到着した。     冒頭映像は、ノトーリアス・B.I.G.暗殺事件から9日後に起きた1つの事件から始まる。加害者は麻薬取締担当の覆面捜査官フランク・ライガで、被害者のケヴィン・ゲインズもロサンゼルス市警の警官だった。サザンロック・バンド、ブラックフットの曲をかけながら信号待ちをしているライガの車の隣に、スヌープ・ドッグの “Murder Was The Case” を大音量で流すゲインズの車が停まり、2人は口論に。そして、警官同士とは知らずに起きたいざこざは、カーチェイスを経て殺人事件に至るが、被害者のゲインズには秘密があった。彼は警官であると同時にギャング・グループ〈ブラッズ〉のメンバーだったのだ──。 映画本編では、ロサンゼルス市警とギャングとヒップホップ・レコード会社の関係性や、そこに巣食う闇の正体が次第に明かされていく。映像の終わりに、ジョニー・デップ演じるラッセル・プール刑事のナレーションが流れる。「この二つの事件のせいで、俺は全てを失う。その日、あの街角で迷宮への最初の扉が開いたのだ」。プール刑事が辿り着いた “真実” とは……?         著名人コメントは以下(五十音順・敬称略)。 四半世紀、ヒップホップ・ファンを悩ませた「未解決事件」の答えがここにある。20世紀最高のラッパー2人の殺害事件の裏に、これほどの巨悪があったとは。いまの世相にも通じる、真実を追う側と隠蔽する権力の闘いがスリリングだ。 ──池城美菜子(音楽ライター/翻訳) 「“ビギー”ではなく“クリストファー”か“ウォレス氏”と呼べ、それが礼儀だ」……つまりこれは、口当たりのよい“伝説“などではなく、一人の青年の死が権力の腐敗によってうやむやにされたという、見過ごされてはならない社会不正の問題なのだ。そこを一歩も譲らない姿勢に、本作の高潔さがある。 ──宇多丸(RHYMESTER) 2Pacについての映画はある。ビギーについての映画もある。 でも、あの銃撃事件の真相に迫った映画は本作が初めてだ。 真実を追い続ける元刑事を演じるのはジョニー・デップ。 面白くないわけがない。 ──宇野維正(映画・音楽ジャーナリスト) これは、単なる犯罪捜査映画とは訳が違う。腐敗した体制の中でも正義を貫けば、例えそれが思い描く結末とならなくとも伝説として語り継がれる。プール刑事が生涯を賭けて追求した事件解決を阻む者の正体を知れば、数々の英雄の謎の死をも理解出来るだろう。 ──Shama Station(HIP HOP YouTuber) 僕のような90年代ヒップホップにどっぷりだった世代なら誰もが衝撃を受けたビギー殺害事件。それを追い続けた刑事の物語はLA市警の腐敗に挑む極上のクライムサスペンスでもある。いやはやD・マック、不敵すぎる! ──ダースレイダー(ラッパー) 「ゲっ! 嘘だろっ」本作を見て度肝を抜かれた。ビギーと2パックの音楽に夢中だっただけに、作中で描かれる闇の深さに背筋が凍った。「チャイナタウン」や「L.A.コンフィデンシャル」など、ロスの暗い暗い炎を描いた新たな傑作だ。今年の個人的ナンバー1! ──深町秋生(ミステリ作家) ザ・ノトーリアス・B.I.G.と2パックの暗殺事件は神話化されがちですが、派手で煌びやかなヒップホップ・シーンを襲った未曾有の未解決事件の裏側に、LA市警という大きな組織と闘いつつ真実を追い求めていた人物がいたことを知りました。なぜ権力によって事実が隠されようとしてしまうのか。入り組んだ事実が、いつか全て詳らかにされる日を願います。 ──渡辺志保(音楽ライター)   © 2018 Good Films Enterprises, LLC. 配給:キノフィルムズ ▶︎ ジョニー・デップ × フォレスト・ウィテカー。“悪名高い” 事件を映画化した「L.A.コールドケース」