検索結果

作品情報
検索条件なし 42458件)

人物
「検索結果」を人物名に含む検索結果 373821件)

記事
「検索結果」の検索結果 50件)

  •   新堂冬樹の同名純愛小説を、主演に三山凌輝と久保史緒里(乃木坂46)、共演にファン・チャンソン(2PM)を迎えて映画化した内田英治監督(「ミッドナイトスワン」「サイレントラブ」)の最新作「誰よりもつよく抱きしめて」が、2025年2月よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開される。     絵本専門店に勤める水島月菜(久保史緒里)は、絵本作家の水島良城(三山凌輝)と同棲中。互いを大事にしているが、良城は強迫性障害による潔癖症のため、月菜に触れられない。ようやく治療を決意した良城は、病院で同じ症状の千春に出会い、葛藤を共有。その姿に嫉妬めいた感情を覚えた月菜の前に、恋人と触れ合っても心が動かないイ・ジェホン(ファン・チャンソン)が現れる──。 脚本を担当したのは、東京藝術大学大学院映像研究科脚本領域で坂元裕二に師事し、「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」などを手掛けたイ・ナウォン。 愛を伝えることのままならない者たち。交錯した先に待ち受ける運命に注目したい。   〈コメント〉 三山凌輝(水島良城役) 内田監督とは以前に偶然海外でお会いしたご縁もあり、いつか作品で御一緒できたらと話をさせて頂いていたのですが、まさかこんなに早く、しかも監督の作品で自分にとっても初の主役を努めさせて頂くことになるなんて、そのスピード感含めて、本当に驚きの連続でした。 良城を演じる事は、当初シンプルにワクワクした部分がありましたが、自分の陽の性質に比べ、すごくかけ離れていたり、更には強迫性障害を患っているということもあり、自分とは正反対とも言える、この難しいキャラクターを演じるには、どう役に向き合えばいいのか、最後まで、ずっと考え試行錯誤し続けました。 作品自体は、画に流れる空気感がとても素敵なのですが、よくある恋愛映画に終わらず、人のモヤッとする矛盾みたいなものがあえて描かれていたり、人間生きてたら、こういう事あるよね…みたいなリアリティある展開を含めて内田監督だからこその魅力が詰まっていて、人の心に必ず引っかかるような、そんな味わい深い作品になっているのではと思います。誰もが人間関係や恋愛で知らずに経験しているような、単純に割り切れない複雑な気持ちや、行動を敢えて描くことにより、皆さんの心にどんな思いを残す事ができるか?僕自身も楽しみですし、皆さんも、どうか楽しみにしていて下さい。 久保史緒里(桐本月菜役) 桐本月菜役を務めさせていただきました、久保史緒里です。 月菜として生きた日々を今振り返ってみると、とても息苦しかったように思います。常に自分の感情に蓋をしているようで、果たして己にとって一番大切にしたいものは何か、自分なのか、愛する存在なのか、あるいはそれ以外なのか。環境や行き場のない想いに振り回されながらも、月菜の心を満たしてくれるものも蝕んでいくものもいつだって『愛情』だったように思います。そんな刺激的な日々を、三山さん、チャンソンさんをはじめとする素敵な方々とご一緒させていただき、本当に光栄でした。 また、内田監督とご一緒させていただくのは今回で三度目となります。繊細に揺れ動く月菜の心情を言葉に変換しながら、真正面から向き合っていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。この作品が、私たちが生きる中で日々探し求めている愛情のカタチを見つけ出すきっかけとなりますように。そして、月菜が見つけた、導き出した、愛情の答えを見届けていただけたら幸いです。 劇場でお待ちしております。 ファン・チャンソン(イ・ジェホン役) オファーをもらったとき、日本で俳優としての活動を続けていくきっかけになる作品ではないかと思い、とてもワクワクしました。素敵な作品の提案をいただいたので、何よりも精一杯頑張りたいという気持ちでいっぱいでした。 私が演じるイ・ジェホンは、父親の家業を継ぐことを拒否し、シェフになるという夢を持ちながら日本で働き、自分の夢に向かって頑張る男性です。そんなジェホンがシェフの夢を諦めようとしていた時に、日本でのあるきっかけで夢を持ち続けることになり、自分の道を愛して大切にしていく情熱的な人物です。 撮影は長い時間ではありませんでしたが、撮影期間中、スタッフのみなさんや共演者のみなさんとの相性がとても良かったと思います。内田監督の正確で細かい演出と、その演出を実行するスタッフのみなさん、そして素晴らしい役者のみなさんと共演することができて本当に幸運でした。 恋の感情と葛藤は、必ずしも現時点で解決されなければならないモノではないということ。忘れていた感情の物語が時間の流れに溶け込み、互いを理解して許すことができるということ。私はこの映画を通して、恋をしている私たちに必要なのはこういうことではないかと思いました。ぜひ楽しんで観ていただけたら嬉しいです。^^ 内田英治(監督) ふとしたきっかけで出会った小説「誰よりもつよく抱きしめて」を映画化させていただきました。小説の中で描かれる、愛情にまつわる悲しみや純粋な気持ちをスクリーンに投影させたいという衝動に駆られ、若手俳優たちとともに作品作りを行いました。ミュージシャンとしても活躍する三山凌輝、久保史緒里、チャンソンの3人の演技は初々しさとリアリティが混合する素晴らしいものとなり、その姿をぜひ劇場で見ていただきたいと思います。 新堂冬樹(原作者) 内田英治監督と初めて出会ったのは、六年前のことだった。 私の著書、「誰よりもつよく抱きしめて」を映画化したいとの話が、共通の知人の制作会社の経営者を通してあったのだ。 本書は2005年発売の作品で、その当時でも13年前に刊行された小説だった。 光文社の「女性自身」で連載していた作品で、発売当初から映画化、ドラマ化の話が殺到していた。 いろんな問題で話がまとまらずに結局、映画化までに20年の歳月を要してしまったが、結果、内田監督という稀代のヒットメーカーが撮ってくれることになったので、ここまで待ってよかったと思っている。 先日、試写を観た私がまず思ったのは、主役の三山さんが、いい意味で「BE:FIRST」の三山凌輝のイメージを崩してくれたということだ。 どういうことかと言うと、主人公の脅迫的潔癖症を患っている良城が憑依したような演技だったからだ。 私は小説家という仕事柄、年間300本前後の映画やドラマを観ているが、ここまでタレントイメージを裏切る演技をした若手役者を見た記憶がない。 もう一人の主役、月菜役の久保史緒里さんの演技には言葉を失った。 セリフのうまさはもちろん、セリフがないときの表情や瞳の演技が、セリフがあるときと同等、もしくはそれ以上に心に伝わってきた。 小説家風にたとえると、顔面筋、毛細血管の一本一本まで動かす演技力、という感じだ。 久保さんにお会いする前から、滅多に人を褒めない内田監督の評価が異常に高かったのも納得の女優力だ。 静と動の演技の使い分けや声のトーンの強弱のつけかたが秀逸で、陳腐な言葉かもしれないが、彼女のような人を天才というのだろう。 チャンソンさんとは約10年前に、私の著書『忘れ雪』で主役をやって貰って以来、久々の再会だったが、韓国でもドラマや映画で活躍し、以前に比べて演技に深みが出て、大人の役者さんになったと感慨深い思いでスクリーンを見ていた。 話題性だけではない二人の若き主役を抜擢し、これだけの作品に仕上げた内田監督の眼力と演出力もまた、紛れもない天才の為せる業だ。 こんなに素敵な映画になり、小説家冥利に尽きる思いだ。   「誰よりもつよく抱きしめて」 原作:新堂冬樹「誰よりもつよく抱きしめて」(光文社文庫) 監督:内田英治 脚本:イ・ナウォン 出演:三山凌輝、久保史緒里(乃木坂46)、ファン・チャンソン(2PM) 配給:アークエンタテインメント ©2025「誰よりもつよく抱きしめて」HIAN /アークエンタテインメント 公式サイト:dareyorimo-movie.com
  • アジアドラマの人気作をスペシャルプライスで提供するポニーキャニオン〈コンパクトBOXシリーズ〉。その第16弾として、華流ドラマの2作『恋した彼女は宇宙人』『斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~』が10月23日(水)にリリースされる。   『恋した彼女は宇宙人』 ツンからデレに変わる破壊力は抜群。 国境を越えて愛されたヒット作。 宇宙からやってきたお騒がせヒロインとツンデレ総裁、 運命的に出会った2人のハラハラ&胸キュンの恋が始まる! コンパクトDVD-BOX 全2BOX/全28話/PCBP.62391~62392/¥5,500(税込) 発売元・販売元:ポニーキャニオン ©2020 Tencent Penguin Pictures(Shanghai) Co., Ltd   『斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~』 アジアのトップ俳優シャオ・ジャン主演。 ネット小説の王と称される唐家三少の小説を豪華共演陣と一流スタッフで映像化。 “可愛い顔して喧嘩好き”なヒロインと“純粋で温かい”主人公の運命は? コンパクトDVD-BOX 全3BOX/全40話/PCBP.62393~62395/¥5,500(税込) コンパクトBlu-ray BOX 全3BOX/全40話/PCXP.51084~51086/¥6,600(税込) 発売元:ポニーキャニオン/ポリゴンマジック/BS12 トゥエルビ 販売元:ポニーキャニオン ©New Classics Television 2021   〈コンパクトBOXシリーズ〉サイトはこちら
  • 4月に刊行いたしました『午前十時の映画祭14 プログラム』のP4とP24-25に掲載されている「フェーム」の写真画像に誤りがありました。掲載されている写真は2009年に製作された「Fame フェーム」(日本劇場未公開)になっています。 読者および関係者のみなさまに深くお詫び申し上げるとともに、ここに正しい画像を掲載します。 (キネマ旬報社 『午前十時の映画祭14 プログラム』編集部)   © 1980 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.  
  •   名匠ヌリ・ビルゲ・ジェイランがアナトリア東部の村を舞台に、ある教師を主人公とした物語を紡ぎ、第76回カンヌ国際映画祭最優秀女優賞受賞(メルヴェ・ディズダル)、第96回アカデミー賞国際長編映画賞トルコ代表作選出、第29回リュミエール賞最優秀国際共同製作賞受賞を果たした「二つの季節しかない村」が、10月11日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。ポスタービジュアルが到着した。     冬が長く雪深いトルコ東部の村で、美術教師を務めるサメット。同地を忌み嫌っているが、村人には尊敬され、女生徒のセヴィムにも慕われていた。ところがある日、同僚のケナンと共に、セヴィムらに虚偽の“不適切な接触”を告発される。同じ頃、美しい義足の英語教師ヌライと知り合い……。 標高2150メートルの壮大な世界遺産ネムルトダーに対比される、自我に縛られた人間の小ささ。サメットは雪解けとともに現れた枯れ草に何を見出すのか──。圧倒的な映画世界に注目したい。   〈レビュー〉 非の打ちどころのない脚本と演技。 焼け付くような、魅惑的な、 忘れがたい作品。 ──THE WRAP 壮大。 驚くほどエレガントで 優美なフィナーレを迎える。 ──Los Angeles Times 圧倒的。 観る者の注意を一瞬たりとも失わない。 ──elPeriódico   「二つの季節しかない村」 監督:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン 脚本:アキン・アクシュ、エブル・ジェイラン、ヌリ・ビルゲ・ジェイラン 出演:デニズ・ジェリオウル、メルヴェ・ディズダル、ムサブ・エキチ、エジェ・バージ 2023/トルコ・フランス・ドイツ/198分 配給:ビターズ・エンド © 2023 NBC FILM/ MEMENTO PRODUCTION/ KOMPLIZEN FILM/ SECOND LAND / FILM I VÄST / ARTE FRANCE CINÉMA/ BAYERISCHER RUNDFUNK / TRT SİNEMA / PLAYTIME 公式サイト:www.bitters.co.jp/2kisetsu
  • ラッセル・クロウが主演・監督・脚本した話題作「ポーカーフェイス 裏切りのカード」が8月2日にレンタル開始になる。MCU映画で全能の神ゼウスまで演じてみせた名優が監督を務めるのは2014年の「ディバイナー 戦禍に光を求めて」以来8年ぶり。今回の監督作には撮影時、還暦が近づいていたラッセルの人生観、同世代人へのメッセージが込められている。ギャンブル映画、クライムムービーでありながら、ヒューマンドラマでもある――「ポーカーフェイス 裏切りのカード」はそんな映画だ。 少年時代の友情はどこへ。人生を賭けたポーカーゲームが始まる 映画は少年時代の回想から始まる。ジェイク(ラッセル・クロウ)と4人の仲間は幼くしてポーカーで賭けをする間柄。非情な勝敗の結果で対立も生まれたが、彼らをいじめる年上の不良と一丸となって戦うことで固い友情も育んだ。ポーカーは彼らの“絆”なのだ。 それから40数年。ジェイクはポーカーゲームのオンライン化に成功し、巨万の富を得たが、ある失意から森の奥深くに住む老師のもとへリセットの旅に出る。秘薬を与えられ、悟りを得て都会に戻ったジェイクはかつての仲間、ドリュー、ポール、アレックス、マイケルを呼び集め、大金を賭けたポーカー大会を主催した。 久々に集まった、すっかり熟年になった仲間たち。親友のドリューはビジネスパートナーとして悠々自適。ポールは政治家に、アレックスは人気作家に出世した。ポーカーは彼らに洞察力や勝負運を授けたのだ。ただ、アレックスだけが人生の敗北者として酒浸りの日々を送っていた。 彼らはジェイクの所有する豪華な別荘でポーカーを始める。“テキサス・ホールデム”は参加者に2枚の手札を配り、卓の上に公開された5枚のカードと組み合わせて役を作るというルール。大金を賭けた緊張に襲われるメンバー。最初のゲームはジェイクとマイケルの一騎打ちとなった。最後に開かれた運命の一枚は……。 ポーカーは彼らを懐かしい少年時代に引き戻す。勝っても負けてもそれが人生だ。やがて緊張から解かれ、ジョークを言い合い、失敗談で過去の恥をさらけ出す5人。かつての固い友情が蘇ったかに思えたが、その中に裏切り者がいた。 裏切り者に導かれ、ショットガンを携えたギャングがジェイクの財産を狙って急襲。隠し部屋に閉じこもった5人はギャング一味との戦いを決意する。どうやって倒すのか。そして結末は……。   ギャンブル映画? それだけではない監督ラッセル・クロウが隠す切り札 ポーカーは欧米ではもっともポピュラーで庶民的なギャンブルであり、それをテーマにした映画も数多い。スティーブ・マックイーン主演「シンシナティ・キッド」(65年)やポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード主演「スティング」(73年)といった古典的名作から、マット・デイモン主演「ラウンダーズ」(98年)、ダニエル・クレイグの「007/カジノ・ロワイヤル」(06年)など新世代の傑作まで挙げてゆけばきりがない。本作も、その系譜に連なるジャンルといえる。 ただ、ギャンブル映画の第一印象は、見進めるにつれ姿を変えてゆく。 この映画の主役はポーカーではない。ポーカーをしながら参加者それぞれが語りだす苦い過去と、そこからの再生の過程が主役なのだ。一見、人生の勝利者に思える者も一皮むけば借金あり、不倫あり、病気ありと負のカードが必ず手の中にある。そして、ほんの小さな偶然がゲームを逆転させる。その転換が、映画を興味深くコク深いものにする。ポーカーはあくまで人生の比喩だ。 さらに、それだけに留まらない監督ラッセル・クロウの仕掛けがある。終盤、突如として映画はクライムサスペンスへ変化、オーストラリア美術史講義を織り交ぜながら(どんな形で現れるかはお楽しみに)、さらに大きなツイストがあり、カードゲームのように観る者を混乱させる。ラッセル・クロウはその中心で表情を変えず、心の中で観客のとまどいをほくそ笑んでいる。まさにポーカーフェイス。ラッセルの演出手腕が光る。   「人生で最も苦痛な12ヶ月」緊急登板した監督の“苦労(クロウ)” 実はラッセル・クロウがこの作品の監督を引き受けたのは、撮影開始予定のわずか5週間前だったという。クロウ自身の父親が亡くなって1週間、映画のキャストも決まっておらず、コロナ禍のロックダウンで撮影中止の可能性もあった。そこから脚本を新たに書き直し、リアム・ヘムズワースやスティーヴ・バストーニらオーストラリア人俳優を軸にしたキャストを決め、撮影チームを組み立てた。映像はポスト・コロナを意識して、オーストラリア観光への興味を刺激するものになっている。 クロウの言葉によれば、その撮影は「おそらく人生で最も苦痛な12ヶ月」だったという。 しかし映画は完成し、人生の苦楽を改めて考えさせる良作になった。撮影時、クロウの年齢は58歳。そろそろ人生の手仕舞いを考える年齢だ。その意識は映画に色濃く反映されているように思える。 だが人生がポーカーなら、最後のカード1枚がめくられて逆転もありうる。監督はそんなメッセージを伝えたかったのかもしれない。    文=藤木TDC 制作=キネマ旬報社     https://www.youtube.com/watch?v=Ke6vUTpERiM   「ポーカーフェイス 裏切りのカード」 ●8月2日(水)レンタルリリース ●2022年/アメリカ、オーストラリア/本編94分 ●監督・脚本・出演:ラッセル・クロウ ●出演:リアム・ヘムズワース、エルサ・バタキ、RZA、エイデン・ヤング ●発売・販売元:アメイジングD.C. © 2022 Poker Face Film Holdings Pty Ltd