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  •   SFホラーの金字塔「エイリアン」(1979)の“その後の物語”を、シリーズの生みの親であるリドリー・スコット製作×「ドント・ブリーズ」のフェデ・アルバレス監督×「プリシラ」のケイリー・スピーニーら出演により描いた「エイリアン:ロムルス」が、9月6日(金)より全国公開。US版予告編が到着した。   https://www.youtube.com/watch?v=24D3kHs_XcE   人生に行き詰まり、希望を求めて宇宙ステーション〈ロムルス〉に足を踏み入れた若者たち。だが次々と謎の生命体に襲われていく──。胸を突き破ろうとする第三形態〈チェストバスター〉、口から寄生しようとする第二形態〈フェイスハガー〉、そして凶暴な牙を剥く最終形態〈ゼノモーフ〉まで、エイリアンの姿はさまざま。“誰にも悲鳴は聞こえない”宇宙で、若者たちは生き延びられるか?     ©2024 20th Century Studios. All Rights Reserved. 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン ▶︎ 「エイリアン」シリーズ新章。第1作の“その後”を描く「エイリアン:ロムルス」
  •   特集上映〈ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選2024〉が、8月30日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国で順次開催される。上映作は「エフィ・ブリースト」(1974/日本劇場初公開)、「自由の暴力」(1974/「自由の代償」より改題)、「リリー・マルレーン」(1980)。デジタルリマスターで甦った3本を、スクリーンで堪能したい。   「エフィ・ブリースト デジタルリマスター版」※日本劇場初公開 原題:Fontane Effi Briest 脚本:ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー 撮影:ディートリッヒ・ローマン、ユルゲン・ユルゲス 出演:ハンナ・シグラ、ウォルフガング・シェンク、カールハインツ・ベーム、ウリ・ロンメル ©︎Rainer Werner Fassbinder Foundation 1974年/西ドイツ/140分/モノクロ ブリースト家の娘であるエフィは20歳も上のインシュテッテン男爵と結婚。だが自分を躾けようとする男爵に違和感を覚え、男爵の友人である若く魅力的なクランパス少佐と浮気してしまう。数年後にそれを知った男爵は、クランパスに決闘を申し込むが……。19世紀ドイツの作家テオドール・フォンターネの小説の映画化であり、ファスビンダーにとっては後年の「ベルリン・アレクサンダー広場」と並ぶ重要な《文学映画》。家父長制社会で破滅していく女性の姿にファスビンダーの共感が込められ、彼の永遠のテーマである「社会への違和感」「夫婦、恋人間での躾や抑圧」が強く表れている。   「自由の暴力 デジタルリマスター版」 原題:Faustrecht der Freiheit 脚本:ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー、クリスチャン・ホホフ 撮影:ミヒャエル・バルハウス 音楽:ペール・ラーベン 出演:ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー、ペーター・カテル、カールハインツ・ベーム ©︎Rainer Werner Fassbinder Foundation 1974年/西ドイツ/123分/カラー 身寄りはアル中の姉しかいない大道芸人フランツ・ビーバーコップ。宝くじに当たったのをきっかけに、ブルジョワのゲイのサークルに入り込み、ハンサムなオイゲンに恋をする。そして有頂天になって貢ぐが、ブルジョワのオイゲンと孤児のフランツとでは、趣味も会話も何もかも相容れなかった……。資本家を愛したばかりに周囲に搾取され、塵のように散っていくフランツをファスビンダー自身が熱演。愛の名のもとに展開する哀しく痛ましい力関係、そして資本主義社会の冷酷さを苛烈に暴き出す。   「リリー・マルレーン 4Kデジタルリマスター版」 原題:Lili Marleen 脚本:マンフレート・プルツァー、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー 撮影:ザヴィエル・シュワルツェンベルガー 音楽:ペール・ラーベン 主演:ハンナ・シグラ、ジャンカルロ・ジャンニーニ、メル・ファーラー、カール・ハインツ・フォン・ハッセル、クリスティーネ・カウフマン、ウド・キアー © 1980 by ROXY / CIP 1980年/西ドイツ/120分/カラー ナチスの勢いが増す第二次世界大戦下のヨーロッパ。売れない歌手のビリーは、ユダヤ系名門一家の息子で音楽家のロバートと幸せに過ごしていたが、ビリーがスイスへの入国を拒否されたことで二人は離ればなれに。やがてナチスの高官に気に入られたビリーは、『リリー・マルレーン』をレコードに吹き込み、それが兵士たちに大ウケしたことでスターになる。そんな中、ロバートが偽造パスポートでドイツに侵入し……。ファスビンダーのミューズであるハンナ・シグラが時代に翻弄される歌手を熱演し、盟友のダニエル・シュミットがカメオ出演している。   提供:マーメイドフィルム 配給:コピアポア・フィルム 宣伝:VALERIA、マーメイドフィルム 公式サイト:fassbinder-ff.jp
  • [caption id="attachment_39322" align="aligncenter" width="2560"] ©2023 Paramount Pictures. All Rights Reserved.[/caption] 映画を通じて「コトバとココロを育む」ことを目指して2013年にスタートした「映画感想文コンクール」(主催:映画感想文コンクール実施委員会、事務局:キネマ旬報社)。毎年、1万数千もの応募が集まる本コンクールでは、公式サイトで推奨作品をいくつか紹介している。そのひとつが、いま日本中を涙で包んでいる『ブルー きみは大丈夫』(公開中)だ。   『ブルー きみは大丈夫』あらすじ----- 幼い頃に母親を亡くした12歳の少女ビー(ケイリー・フレミング)は、ある日、おばあちゃんの家で、子供にしか見えない不思議な"もふもふ"ブルーと出会う。ブルーが友達だった子供は、今は大人になり彼の事を忘れてしまい、居場所が無くなったブルーは、もうすぐ消えてしまう運命に。少女は、大人だけどブルーが見える隣人の男(ライアン・レイノルズ)の力を借り、ブルーの新しいパートナーになってくれる子供を探すのだった。   [caption id="attachment_39325" align="aligncenter" width="2560"] ©2023 Paramount Pictures. All Rights Reserved.[/caption]   本作が推奨されるひとつには、主人公が12歳ということ。コンクールは小中学生が対象であり、まさに同世代の主人公に自身を投影しやすいだろう。 同世代の少女が、心に傷を負いながら、それを乗り越えて強く生きようとするその姿に、それでも挫けそうになったり、涙してしまったりするその姿に、自分以外の人の幸せのために一生懸命になるその姿に、共感しまた様々な思いを馳せるに違いない。 また、本作の劇中に登場する個性的なキャラクターの数々!ブルーはもちろん、その他にも、サニー(歩いて話す人型の花)、アイス(グラスの水の中の氷)、オクト・キャット(水を恐れない猫)、スーパードッグ(スーパーヒーロー犬)、石けんバブル(泡風船)などなど。誕生した背景まで設定されていて、その個性が愛おしくてたまらない。これらは主人公より世代が下の小学生低学年・中学年の児童の心にも、さまざまなメッセージを残すことだろう。   [caption id="attachment_39326" align="aligncenter" width="2560"] ©2023 Paramount Pictures. All Rights Reserved.[/caption]   そして、すべての子ども、またかつて子どもだったすべての人たち、すなわち全世代の心に刺さるのが、この作品の大きなポイントでもある。主人公の目から、父の目から、祖母の目から、またIF(イマジナリーフレンド)の目から、さまざまな視点から描かれることもあり、年齢・性別によってはもちろん、誰と一緒に観たかによっても、感じ方が違ってくるという、非常に繊細で物語性の高い作品である。 『2回目は友達と観てきました!1回目はビー目線で観たけど、今回はたくさんの優しさがそこかしこに散りばめられていることに気づく』『(一緒に鑑賞した中学生の娘が)「良かった…」と噛み締めるように呟き暫く席を立たなかった。思春期ならではの感じるものがあったよう』『きっと観る度に感じ方が違う気がする』『一晩たっても余韻がすごい』『想定以上に連れと二人で号泣。ぜひ大人にこそ観てほしい』など、SNSでのコメントにも納得だ。   [caption id="attachment_39329" align="aligncenter" width="2560"] ©2023 Paramount Pictures. All Rights Reserved.[/caption]   映画は複数人で同時に同じ作品を鑑賞することができるので、鑑賞後に感想を語り合うことができる。自身とは違う感想や考え、笑ったシーンや泣いたシーン。他者のそうした感情に触れることでまた「コトバとココロ」が育まれていく、まさに映画感想文コンクールが目指すものである。 映画感想文コンクールで推奨される本作が、多くの児童とその周囲の人たちに届き、どんな感想文が応募されるのか、今から非常に楽しみだ。   「ブルー きみは大丈夫」 監督・脚本:ジョン・クラシンスキー 出演:ケイリー・フレミング、ライアン・レイノルズ 声:スティーヴ・カレル、マット・デイモン、エミリー・ブラント、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、オークワフィナ、サム・ロックウェル、ルイス・ゴセット・Jr 日本語吹替版:宮田俊哉、稲垣来泉、加瀬康之、浪川大輔、三森すずこ、高島雅羅 ほか 原題:IF 配給:東和ピクチャーズ ©2023 Paramount Pictures. All Rights Reserved. 公式サイト:https://blue-movie.jp 文部科学省後援「全国映画感想文コンクール2024」 応募期間:2024年7月1日~9月17日消印有効 応募資格:すべての小学生、中学生 対象作品:すべての映画が対象です。映画館でもTVでも何で観ても構いません。 詳しくは下記公式サイトにて。 公式サイト:https://www.kinejun.com/eigakansoubun/2024/index.html
  • 46年前の1978年6月24日、全米公開から約1年、日本中の映画ファンが待ちに待った「スター・ウォーズ」が日本で初公開(先行上映)された歴史的な日だ。前年の5月に全米公開され、未曾有の大ヒットを記録、その約1年後、日本列島をその熱狂の渦で包み込んだ。その後、映画史に残した足跡、伝説は語るまでもないが、その始まりの前夜にどれだけの物語が存在したのか。 もしかしたら、この伝説はすべて夢となっていたかもしれない── フランスですでに8万部以上を売上げた大ベストセラー、「ルーカス・ウォーズ」。ジョージ・ルーカスの生い立ちから「スター・ウォーズ」誕生までを描いたこのバンド・デシネ(フランス語圏の漫画)からその裏側を読み解きたい。   封印されていたエピソードが描出された稀有な1冊「ルーカス・ウォーズ」 いまや映画業界における伝説ともなっている「ジョージ・ルーカスの生い立ちとスター・ウォーズ誕生まで」の物語が、彼の母国ではなく、フランスで出版されたという点は興味深い事実だ。無名時代におけるスタジオとの戦いや、当時を支えた妻マーシアとの関係、撮影中のキャリー・フィッシャーの恋バナなど、実に人間臭いエピソードに満ちていたが、ディズニー傘下となる以前から、ルーカスのヒストリーには彼の作品と同様に時代ごとに「修正」が加えられてきた。 そのため前述したような出来事は、いわゆる「正史」からは封印された形になっていた。これを「言論・表現の自由」に世界でも最もこだわるフランスで、今では忘れ去られたような細かい出来事までくまなく網羅して構成されたのが本書である。 ルーカスの成功物語は、たとえ当たり障りのない話だけで構成しても十分に興味深い話だし、後進のアーティストにも参考になる要素は多々ある。だが、今回、一編のコミックとしてまとめられた本書には、己の理想と夢を実現するために奮闘を続ける者たちの苦悩に満ち、しかし一方では形になりつつある夢の実現に興奮と震えを感じながら邁進を続ける姿が、ありのままに描かれている。そこがいい。 そしていつの時代でも、時代に変革をもたらすような作品が誕生する背景には、こうした人間臭い物語が存在していたのだ。これを誰もがわかりやすいコミックとしてフランスでまとめられたことが、ある意味「ルーカスらしい」と思えるのだ。 なぜならルーカス自身は常にハリウッドに対する反逆児として、作家としての自由を勝ち取るための戦いを続けてきたし、そのためのインフラが存在しない中で、自らそれを新たに作り出してきたからだ。画期的なVFX工房であるILMの設立やTHXサウンドシステム、世界初のノンリニア編集システムであるエディットドロイド、そしてCG専門スタジオであるピクサーなど、どれもがルーカスが必要と感じて作り出したものだ。   第2回へ続く……     【書籍名】ルーカス・ウォーズ 【著者名】ロラン・オプマン 作 ルノー・ロッシュ 画 原正人 翻訳 河原一久 監修 【ISBNコード】978-4-87376-491-7 【判型・頁数】A4判/208頁/書籍 【刊行年月】2024年5月 ▶本の詳細・購入はコチラから
  •   今年9月に生誕90年を迎えるブリジット・バルドーの特集上映〈ブリジット・バルドー レトロスペクティヴ BB生誕90年祭〉が、9月13日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で開催される。   [caption id="attachment_39265" align="aligncenter" width="850"] 「私生活」©1962 GAUMONT - STUDIO 37 – CCM[/caption]   上映されるのは、マルチェロ・マストロヤンニと共演したルイ・マル監督作「私生活」(1962)をはじめとする50年代〜70年代初頭の主演作10本と、日本初公開のドキュメンタリー「ブリジット・バルドー 誤解」(2014)で、詳細は7月中旬に発表予定。そのうち「裸で御免なさい」(1956)と「ブリジット・バルドー 誤解」は、〈カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション®2024〉で8月4日(土)に先行上映される。 ファッションアイコンにして女性解放の象徴たるBB。その魅力をスクリーンで堪能したい。   カリコレ®2024先行上映作品   ① 「裸で御免なさい」原題:EN EFFEUILLANT LA MARGUERITE パリに出てきた小説家志望のお転婆ヒロインが、手違いで高価なバルザックの初版本を売り飛ばしてしまい、やむなくストリップ大会に出場して一攫千金を狙うコメディ。20代前半のバルドーが眩しくチャーミング、当時の夫ロジェ・ヴァディムが脚本で参加。 監督:マルク・アレグレ 原案:ウィリアム・ベンジャミン 脚本:ロジェ・ヴァディム、マルク・アレグレ 出演:ブリジット・バルドー、ダニエル・ジェラン、ロベール・イルシュ、ナディーヌ・タリエ、ジャック・デュメニル、ダリー・カウル 1956年/フランス/コメディ/102分/B&W/スタンダード/DCP/モノラル ©1956 - TF1 DROITS AUDIOVISUELS   ②「ブリジット・バルドー 誤解」原題:Bardot, La Meprise バルドー崇拝者のデヴィッド・テブール監督が、主演作のフッテージを織り交ぜ、ビデオレターのような手法でバルドーの人生を辿る。映画・音楽界の重鎮をはじめ文化的アイコンが多数登場。 監督:ダヴィド・テブール 音楽:マチュー・ランボレー 自伝朗読:ビュル・オジエ 出演:ブリジット・バルドー、セルジュ・ゲンズブール、ロジェ・ヴァディム、ジャン=ルイ・トランティニャン、ジャン=リュック・ゴダール 2013年/フランス/ドキュメンタリー/114分/カラー/フルHD/DCP/ステレオ ©2013 Gaumont Télévision / Christian Davin Production / Arte France / Institut National de l'Audiovisuel   [caption id="attachment_39267" align="aligncenter" width="850"] 「ブリジット・バルドー 誤解」©2013 Gaumont Télévision / Christian Davin Production / Arte France / Institut National de l'Audiovisuel[/caption]   提供・配給:キングレコード 公式X:@BBfilms90 公式Instagram:@bbfilms90