いから始まるものでの検索結果
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犬王
国内外で高い人気と評価を得る、湯浅政明監督の最新作。脚本に野木亜紀子、キャラクター原案に松本大洋、音楽に大友良英という夢のコラボが実現。変幻自在のイマジネーションが炸裂する“狂騒のミュージカル・アニメーション”。原作は歴史に隠された能楽師=ポップスターの犬王を大胆不敵な解釈で捉えなおした古川日出男の著書『平家物語 犬王の巻』(河出文庫刊)。カリスマ性と歌唱力、そして野心を抱く主人公・犬王を人気バンド「女王蜂」のボーカル担当・アヴちゃん、その相棒となる琵琶法師・友魚(ともな)を実力派俳優・森山未來が演じ、サクセスストーリーにして、切ない友情の物語が展開する。ヒップホップやロックが入り混じり、歓喜する民衆のイメージの洪水はまるで狂熱の野外フェスのよう。2021年・第78回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門のプレミア上映では “ロックオペラ”と評された。 -
インフル病みのペトロフ家
ロシア演劇界の鬼才キリル・セレブレンニコフが、強烈なブラックユーモアで国内にセンセーションを巻き起こしたベストセラー小説を映画化。2004年のエカテリンブルグ。インフルエンザが流行する中、高熱を出したペトロフは、妄想と現実の狭間を往来する。出演は「LETO -レト-」のセミョーン・セルジン、「グッバイ、レーニン!」のチュルパン・ハマートワ。セレブレンニコフは、国の演劇予算横領疑惑を掛けられて軟禁状態の中で脚本を執筆、カンヌ国際映画祭でフランス映画高等技術委員会賞を受賞したいわくつきの作品。 -
いのち見つめて 高次脳機能障害と現代社会
高次脳機能障害と現代社会の有り様を考えるドキュメンタリー。1963年、三池炭鉱三川坑で800人以上の一酸化炭素中毒が続出したことから注目を浴び始めた高次脳機能障害。この問題に早くから取り組む医師の奮闘を軸に、患者やその家族の現状を紹介する。監督は、「あした天使になあれ」の港健二郎。 -
yes,yes,yes
フォトグラファーとしても活躍する矢野瑛彦監督によるヒューマンドラマ。母親の小百合の入院日。手術しても助からない可能性があると知っている末っ子の雄晃は、若さゆえにその現実を受け入れきれずにいた。やがて髪を染め上げた彼は、自分の殻に閉じ籠ってしまう。出演は、新人の上杉一馬、「死にぞこないの青」の瓜生和成、「いなべ」の井上みなみ。アップリンク吉祥寺にて開催される『《ReallyLiKeFilms SHOWCASE》第一弾 矢野瑛彦監督作品選』にて上映。同時上映は短編「賑やか」。 -
犬ころたちの唄
広島を拠点に活動する全員ボーカルの音楽ユニット”深夜兄弟”。それぞれに音楽性が違いながらも、集まると独特の世界を醸し出すメンバーのミカカ、Jacky、のっこんが、もしも本当に兄弟だったら、という前田多美監督の妄想から始まった、とある家族の物語。2013年の出演作「トムソーヤーとハックルベリーフィンは死んだ」(平波亘監督)をきっかけに広島に移り住んだ前田監督が、「カノンの町のマーチ」(2018年)に次いで広島ロケ×音楽×出会いをテーマに自主制作した長編第2作目。2020年のコロナ禍において、コンパクトなチームで月に2~3日のペースで撮影、3本の「短編」として配信後、未公開シーンを追加・再構築して劇場版を完成させた。 -
異物 完全版
「転がるビー玉」の宇賀那健一監督が手がけた短編『異物』『適応』『増殖』『消滅』の異物シリーズ4作をまとめ、「異物 -完全版-」として劇場公開。延々と繰り返す退屈な日々のなか、突如理由もなく人々の日常に介入し、人々を翻弄させる異物を描く不条理ドラマ。出演は、映画やドラマ・CM・モデル・舞台など幅広く活動する小出薫、「ミッドナイトスワン」の田中俊介、吉村界人。 -
イレブン・グリード
劇団『テノヒラサイズ』の演出家オカモト國ヒコとYouTubeとしても活躍する監督の副島新五が共同で脚本を執筆したアクション。コカイン取引現場を舞台に、密輸グループやじり貧のヤクザ、謎の女、汚職警官たちが生き残りを賭けた死闘を繰り広げる。出演者には西分綾香、柄谷吾史など、関西小劇場で活躍する個性派・実力派の俳優陣が顔を揃える。 -
189
実在の事件から着想を得て、児童虐待をテーマに描いたヒューマンドラマ。児童相談所の新米児童福祉司・坂本大河はある日、父親から虐待を受け、病院に搬送された6歳の少女・増田星羅と出会う。星羅を救うため、大河は弁護士の秋庭詩音と共に奔走するが……。出演は「ホーンテッド・キャンパス」の中山優馬、「夏への扉 ―キミのいる未来へ―」の夏菜。 -
息をするように
乃木坂46の卒業生・伊藤万理華が初めて少年役に挑む、「少女邂逅」の枝優花監督による短編。アイデンティティも性自認も定かでない思春期の少年アキ。転校先で出会ったキイタと過ごすうち、アキは心の奥に澱のように溜まっていた屈託を前向きに受け入れていく。ミュージックビデオなども手がける枝監督が、シンガーソングライター、Karin.の楽曲にインスパイアされて制作。共演は「ひだまりが聴こえる」の小野寺晃良。 -
いまは むかし 父・ジャワ・幻のフィルム
「えんとこの歌 寝たきり歌人・遠藤 滋」の伊勢真一が、記録映画編集者だった父・長之助が戦時中、インドネシアで手掛けた国策映画の行方を追ったドキュメンタリー。幻のフィルムの行方を追う旅を通じて、父から子、孫へと時代の記憶が手渡されていく。語りを務めるのは、真一の娘で「二階堂家物語」などで俳優として活躍する伊勢佳世。