てから始まるものでの検索結果
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デルタ・オブ・ヴィーナス
パリ在住のアメリカ人作家が周囲の人々をモデルに官能小説を書き始める…。「ヘンリー&ジューン/私が愛した男と女」の原作者アナイス・ニンの官能小説「ヴィーナスの戯れ」の映画化。監督は「蘭の女」のザルマン・キング。出演はオーディー・イングランド、コスタス・マンディラー、マレク・ヴァシュートほか。102分のノーカット無修正版もあり。 -
ディスティニー・イン・スペース
70mmフィルムによる高品質のビジュアルとハイファイ・デジタル・サウンドで綴られた、アイマックス・シアターのスペース・ドキュメンタリー。延べ43人もの宇宙飛行士の協力を得て、5年の歳月と10億円の製作費をかけて撮影された。実際にカメラをスペースシャトルに搭載し、地球の軌道を回る映像や船内の様子、乗組員の宇宙空間での活動状況などを丹念に描出。さらにNASAジェット推進研究所のデータを元にしたリアルなCGシミュレーション飛行までが体感できる。 -
デッドマン2 リターン・オブ・ザ・デッドマン
ふたりのゲイが吐瀉物をかけあいながらマスターべーションするというショッキングなシーンにはじまり、砂浜に転がる人骨など悪夢的なイメージの連続で綴った短編の実験作。「アムステルダム・ウェイステッド!」はじめ、オランダを拠点にラジカルな表現活動を続ける新世代の映像作家イアン・ケルコフ監督作品。音楽は海外でも評価の高い日本のノイズバンドの雄メルツバウ。製作はロルフ・ランボック。撮影はマーティン・ファン・ビーネン。編集はアイリス・シッキング。出演はヤープ・ホーストラ、キャロリン・サビンほか。 -
ティグレロ 撮られなかった映画
“ハリウッドのアウトサイダー”として知られるサミュエル・フラー監督が54年に企画しながら製作できなかった映画『ティグレロ』。その記憶を、フラーがこの映画の舞台に考えていたブラジルのカラジャ族の土地に訪ね、その過去と現在を映し出すドキュメンタリー映画。監督・製作・脚本・編集は「ヘルシンキ・ナポリ・オールラントロング」のミカ・カリウスマキ。原案・製作補(ソシエイト・プロデューサー)はサミュエル・フラー夫人のクリスティナ・ラング・フラー。音楽はナナ・ヴァスコンセロス、チャック・ジャンキーとカラジャ族の民族音楽。出演はサミュエル・フラーと、彼を師とあおぐ「デッドマン」の監督ジム・ジャームッシュで、ナレーションも担当。94年ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞、95年サンフランシスコ映画祭ゴールデン・ゲート賞を受賞。1996年11月2日より、東京・渋谷ユーロスペースにて開催された「第2回アート・ドキュメンタリー映画祭」にて上映。 -
デッド・エンド 最後の恋人
3人の若者の愛と暴力の物語を通して、青春の彷徨を描いたドラマ。いわゆる第六世代と称される中国若手監督の一人ロウ・イエ(65年生まれ)のデビュー作で、彼の友人の実話に基づいている。陳凱歌らの第五世代のデビュー時とは異なり、第六世代は監督自ら資本を求めて製作することを余儀なくされているが、本作も不動産会社の出資を得て製作されている。革命開放の空気の中、思春期を過ごした60年代中期以降に生まれた監督と同世代の若者たちの生活ぶりと心情が、リアルに描かれている。撮影は「おはよう北京」の張錫貴。美術はテレビドラマで高く評価されている李継賢で、監督以下、スタッフの大部分が北京電影学院の卒業生で占められている。主演は「べにおしろい 紅粉」の王志文、「おはよう北京」の馬暁晴ほか。『中国映画祭95』で上映。 -
DECOY 密猟地帯
2人の元秘密工作員が、ハイテク兵器を装備した傭兵団と戦いを繰り広げるサバイバル・アクション。「キングコング(1976)」「エイリアン」「E.T.」で3度のオスカーに輝いた特殊効果マンのカルロ・ランバルディがエグゼクティヴ・プロデュサーと特殊効果(特殊投擲器造形)で参加し、実子で『ザンゴリラ』(V)のヴィクター・ランバルディが監督を手掛けている。製作はゲイリー・カウフマン、アントニオ・F・コルテス、ロブ・キングの共同。脚本はロバート・サルノ、撮影は「キック・ボクサー」「13日の金曜日 PART6 ジェイソンは生きていた!」のジョン・クランハウス、音楽はマーク・アドラー、美術はアンドリュー・デスキン、衣装はデレク・デスカーヴィルがそれぞれ担当。主演は「ニュー・エイジ」のピーター・ウェラーと「HONG KONG 1997 ラスト・バトル」のロバート・パトリック。共演は「ストーリービル 秘められた街」のシャーロット・ルイスほか。 -
テクノ・フィアー
近未来のアメリカとロシアを舞台に、サイボーグ警備兵が暴れ回るB級SFアクション。監督はラマー・ガード、製作はニコラス・T・キマツ、エグゼクティヴ・プロデューサーはレイチェル・アソーマ、原案はキマツ、フィリス・チェイス、脚本はスティーヴン・A・フィンリィ、撮影はデイヴィッド・M・ミューレン、音楽はクリストファー・タイン、美術はサル・カプリンがそれぞれ担当。出演は「ステップファーザー」のテリー・オクィン、ティモシー・パトリック・カヴァナウ、「ターミナルフォース/叛逆のサイバーコップ」のエヴァン・ルーリーほか。 -
天使が隣で眠る夜
アメリカの女流ミステリー作家、テリー・ホワイトの処女小説『真夜中の相棒』(邦訳・文春文庫)を現代のフランスを舞台に映画化、凝った構成と男たちの友情を越えた関係に独特の雰囲気を漂わす犯罪映画。監督は「死への逃避行」(父ミシェル・オーディアールと共同)、「バルジョーでいこう!」などの脚本家で、これが初監督作となるジャック・オーディアール。脚本はオーディアールと「インドシナ」のアラン・ル・アンリの共同。一時引退を表明した「トリコロール 赤の愛」の名優ジャン・ルイ・トランティニャンが初老の小悪党を、彼を追う初老のセールスマンを「インドシナ」のジャン・イアンヌが演じる。またトランティニャンと共に行動する青年を演ずるマチュー・カソヴィッツは監督として「憎しみ」などを発表している。ヤンヌの妻役で「北の橋」「彼女たちの舞台」のビュル・オジェが特別出演。 -
ティーンエイジ・ヒーローズ
学園の女王のハートを射止めるため、3人の少年たちがスポーツで競い合う青春映画。日本でも流行のローラーブレード(インライン・スケート、パイプ・スケート)など、ふんだんに登場するスポーツ競技の場面が見どころ。スティーブン・マクヴィーティとビル・アパブラサの原案を、現役の高校教師であり児童向け小説の作家でもあるアパブラサが10代の若者たちの生の声を取り入れて脚色(教師役で出演も)。監督はこれがデビューとなるロブ・ボウマン。製作は「マーヴェリック」のブルース・デイヴィで、彼がメル・ギブソンと主宰するイコン・プロ作品。撮影はダリン・オカダ、音楽はロック・グループ、元ポリスのドラマーで「ランブルフィッシュ」「モアイの謎」のスチュワート・コープランドが担当。出演は全米ティーンエイジャーのアイドルのシェーン・マクダーモット、「ラジオ・デイズ」の名子役から成長したセス・グリーン、『潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ』(V)のクリス・コンラッドほか、若手スターが結集。また、クリス“エアマン”エドワーズらローラーブレードの人気プロが妙技を披露している。 -
ディスクロージャー
女の上司から男の部下に対する、いわゆる“逆セクハラ”を題材に、企業内の権力闘争に巻き込まれる男の姿を描いたサスペンス・タッチの人間ドラマ。「ジュラシック・パーク」「ライジング・サン」のベストセラー作家マイケル・クライトンの同名小説(邦訳・早川書房刊)を、「クイズ・ショウ」のポール・アタナシオが脚色。監督は「レインマン」「バグジー」のバリー・レヴィンソンがあたり、彼の主宰するボルティモア・ピクチャーズの共同製作作品。製作は、監督と原作者の共同。エグゼクティヴ・プロデューサーは、レヴィンソンの助監督出身のピーター・ジュウリアーノ。撮影は「日の名残り」「依頼人」のアンソニー・ピアース・ロバーツ、音楽は「ウルフ」の巨匠エンニオ・モリコーネ、美術は「妹の恋人」のニール・スピサック。編集のステュー・リンダー、衣装のグロリア・グレシャムは、レヴィンソン作品の常連スタッフ。主演は「フォーリング・ダウン」のマイケル・ダグラスと、「幸福の条件」のデミ・ムーア。共演は「JFK」のドナルド・サザーランド、「クリフハンガー」のキャロライン・グッドール、「ザ・ペーパー」のローマ・マーフィアほか。70点