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ブルーを笑えるその日まで
監督自身のコンプレックスであった中学時代の記憶をモチーフに制作された、武田かりんによる長編デビュー作。学校に馴染めない中学生アンの居場所は立入禁止の階段。ある日、貰った万華鏡を覗くと、その階段の扉が開き、屋上で同じ万華鏡を持ったアイナと出会う。出演は「都会のトム&ソーヤ」の渡邉心結、「18歳、つむぎます 私の卒業 第4期」の角心菜。 -
ペルリンプスと秘密の森
「父を探して」のアレ・アブレウ監督によるアニメーション。太陽の王国のクラエと月の王国のブルーオは、巨人によってその存在を脅かされる魔法の森に派遣される。敵対する2人だったが、森を救うという謎の生物“ペルリンプス”を探すために協力し合うのだが……。音楽を担当したのは作曲家、ギタリスト、音楽プロデューサーなど幅広い分野で活躍、多才で創造的なスキルでブラジル音楽界に足跡を残しているアンドレ・ホソイ。“ペルリンプス(Perlimps)”とは、ポルトガル語でホタルを意味するピリランポスにヒントを得た造語。 -
モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン
不穏な月が微笑むネオンカラーの街ニューオーリンズを舞台にしたエキセントリックでミステリアスな少女モナ・リザの逃走劇。モナ・リザを演じるのは「バーニング 劇場版」の韓国人俳優チョン・ジョンソ。シングルマザーのダンサー役に「あの頃ペニー・レインと」のケイト・ハドソン。2人を追いかける警官に人気コメディシリーズ『ジ・オフィス』のクレイグ・ロビンソン。監督は長編2作目の「マッドタウン」でヴェネチア国際映画祭審査員特別賞を受賞したアナ・リリ・アミリプール。長編第3作目となる本作では「ミッドサマー」のカメラマン、パヴェウ・ポゴジェルスキと組み、ポップでダークなおとぎ話を作り上げた。 -
BI GAN A SHORT STORY ビー・ガン ショート・ストーリー
「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」の中国の鬼才ビー・ガンによる15分の短編映画。三人の奇人に会うために旅立つ黒猫の奇想天外な寓話的映像体験の冒険を描く。2022年カンヌ国際映画祭短編部門で発表され、日本で世界初となる単独劇場公開。出演は、「凱里ブルース」のチェン・ヨンゾン。 -
ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!
コミック、ゲーム、TVアニメなど様々なコンテンツを生み出してきたシリーズ『ミュータント・タートルズ』のCGアニメ映画。NYの片隅で暮らすミュータント化したタートルズたち。彼らの前に、人間たちの社会を乗っ取ろうと企むミュータント軍団が現れる。監督は、「ミッチェル家とマシンの反乱」共同監督のジェフ・ロウ。ジャッキー・チェン、「ワイルド・スピード」シリーズのジョン・シナ、「トリプルX」シリーズのアイス・キューブ、ドラマ『マンダロリアン』のジャンカルロ・エスポジートらが声優として参加。 -
GREEN GRASS 生まれかわる命
日本とチリによる初の共同製作作品。自分が亡くなったことに気付かず、死後の世界を彷徨う近藤誠。一方、父・清は息子を失った哀しみに暮れる日々。生前、誠に何もしてあげられなかったことを悔やむ清は、息子と幼少時代に共に過ごした町に戻り、思い出を辿り始める。出演は、NYを拠点に活躍するイシザキ マサタカ、「春に散る」の小澤征悦、テレビドラマや舞台でも才能を発揮する西岡徳馬。チリ出身のイグナシオ・ルイスによる長編デビュー作。 -
MAD CATS
短編「CRYING B*TCH」がSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト映画祭)で注目を集めた新鋭・津野励木の初長編。突然届いた謎の指示に従い、2年前に失踪した兄の捜索を開始したタカ。その前に、武装女化け猫集団“MAD CATS”が現れる。出演は「PARALLEL -パラレル-」のミネオシヨウ、「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」の松浦祐也。 -
キングダム エクソダス〈脱出〉
北欧の巨匠ラース・フォン・トリアーが、90年代に手がけたホラードラマシリーズ「キングダム」の最終章。コペンハーゲンの巨大病院<キングダム>。夢遊病者のカレンは、助けを呼ぶ謎の声に導かれ、数々の不可解な事件が巻き起こるキングダムへと辿り着くが……。出演は「イディオッツ」のボディル・ヨルゲンセン、「未来を生きる君たちへ」のミカエル・パーシュブラント、「きっと、いい日が待っている」のラース・ミケルセン。 -
古の王子と3つの花
「キリクと魔女」「ディリリとパリの時間旅行」などで知られる現代フランスを代表するアニメーション監督ミッシェル・オスロの最新作。3つの異なる都市と時代、「古代エジプト」「中世フランス」「18世紀トルコ」を舞台に、自分を信じることで運命を変え幸福を手にする3人の王子の物語。 -
山女
「アイヌモシリ」の福永壮志監督による、柳田國男による説話集『遠野物語』から着想を得た時代劇。18世紀後半、東北の村は冷害により大飢饉に襲われ、凛は飢えに耐えかね盗みをはたらいた父をかばい自ら村を去り、立ち入りを禁じられた山奥に足を踏み入れる。過酷な運命に翻弄されながらもたくましく生きる凛を「ひらいて」の山田杏奈が、伝説の存在として村人たちから恐れられる“山男”を「ボクたちはみんな大人になれなかった」の森山未來が、凛の父・伊兵衛を「ホテルアイリス」の永瀬正敏が演じる。2022年第35回東京国際映画祭コンペティション部門上映作品。