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ユマ・サーマン
マサチューセッツ州アムハースト、ニューヨーク州ウッドストックで育つ。父はチベット仏教学が専門の大学教授、母はスウェーデン人の精神科医。父の仕事の関係で３年間インドで過ごす。ユマという名は仏教の四大学派の一つ“中観派”のチベット語読みから名付けられた。幼い頃から演技に興味を持ち、16歳でニューヨークのプロフェッショナル・チルドレンズ・スクールに入る。その後、ファッション・モデルになり海外へ。映画デビューは「ミッドナイト・ガール」（Ｖ、88）。同年の「危険な関係」ではヴァルモン子爵に純潔を奪われるセシルを演じて注目を集めた。独特の風貌は、脆さとコケットリー、さらに不可解さを同時にただよわせる。きわめてユニークな個性といえる。ゲイリー・オールドマンと短い結婚生活を送ったこともある。
