メジャーデビュー30周年を迎えたMr.Childrenと、彼らを愛する人たちの物語を紡いだ「Mr.Children「GIFT for you」」が、12月30日(金)より全国公開。ビジュアルが到着した。
「Mr.Childrenと彼らを愛するファンとが繋がる映画を作れないか」
Mr.Childrenのステージ演出映像・ライブ映像を長らく制作してきた稲垣哲朗はそう考え、自らのメガホンで本作を完成させた。
今年開催された東京ドームおよびヤンマースタジアム長居での公演と、バンドを支える関係者、ならびに数千件もの応募エピソードに基づくファンへのインタビューなどで紡がれる。
このたび公開されたビジュアルを手掛けたのは、2007年のアルバム『HOME』以来14作品もMr.Childrenのジャケットデザイン等を手掛けてきたアートディレクターの森本千絵だ。
〈稲垣哲朗監督 コメント〉
「Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス」が幕を下ろしてから3ヶ月経った2022年9月。
最終公演2022.6.19のヤンマースタジアム長居でのライヴ映像を見返しているとそこに映るMr.Childrenとファンの皆さんの喜びに満ちた顔を見て涙が出た。
この会場のみならず全国の公演に集まった全ての人がどのような日々を過ごし、このライヴへ足を運んでいるのだろうか、そんなことを考えるとふと僕とMr.Childrenと一緒に歩んできたこの15年間の記憶が溢れ出し、不思議と感謝の想いが込み上げてきた。
この想いを何とか映像として形にできないだろうか、そんな気持ちが生まれた。
そこから間も無くMr.Childrenと自身のエピソードをインターネットを通じて投稿してもらう「GIFT for you」という企画を立ち上げた。
日本、海外から老若男女、数千件にも上るエピソードが瞬く間に集まり、想像以上の投稿があった。
様々な世代から集まったMr.Childrenへの想いを一言一句目を通していくと、その人達が綴る数々の「ありがとう」の言葉が目に入る。
この形のない愛情という贈り物を映像の根幹にするべきだと考えた。
エピソードを元にファンの方とWEBインタビューを敢行し、それぞれの想いを繋ぎ合わせ、重ねていく作業の日々。
そして企画立ち上げから3ヶ月、彼らの30周年イヤーを締めくくる年末に映画という形で全国の劇場にて公開することが叶いました。
「GIFT」の中にある「僕の方こそありがとう」という歌詞。
これは誰から誰に向けた言葉なのか、その「ありがとう」に込められた物語(モノローグ)を1本1本花束のように重ねていった贈り物がこの「GIFT for you」という映像作品です。
デビュー30年の記念日となる5月10日東京ドーム公演、そしてツアー最終日のヤンマースタジアム長居のライヴ映像を交えながら、Mr.Childrenが30年間傾けてきた音楽への情熱、そしてその音楽と共に生き、愛し、愛した人々、全ての方の愛情と感謝を束ねて、この花束を贈ります。
なお、ライブDVD&Blu-ray『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス』(トイズファクトリー)は1月25日(水)に発売される。
「Mr.Children「GIFT for you」」
監督:稲垣哲朗
企画・制作:KITE Inc.
編集:稲垣哲朗 カラリスト:高山春彦 整音:中田啓祐、石井翔一朗
製作:エンジン 制作協力:TOY’S FACTORY、利休 配給:東宝映像事業部
©2022 Mr.Children「GIFT for you」製作委員会
公式サイト:giftforyou-movie.jp