プロのライターが選ぶ、2019年最高の韓国ドラマが決定! 「第3回 韓国テレビドラマコレクション大賞」発表!【部門賞編】
- キム秘書はいったい、なぜ? , 韓国テレビドラマコレクション大賞 , パク・ソジュン , パク・ミニョン , 刑務所のルールブック , チョン・ヘイン , キム・ナムジュ , 韓国テレビドラマコレクション2020 , ミスティ~愛の真実~ , クリスタル , ここに来て抱きしめて , チャン・ギヨン , 知ってるワイフ , チソン , ハン・ジミン , 100日の郎君様 , ド・ギョンス , プレーヤー ~華麗なる天才詐欺師~ , ソン・スンホン , パク・ヘス
- 2020年01月30日
プロのライターが選ぶ、2019年最高の韓国ドラマが決定!
「第3回 韓国テレビドラマコレクション大賞」 大発表!【部門賞編】
2019年に日本でDVDが発売された韓流ドラマ作品の中から、各韓流誌や字幕翻訳などで活躍するプロの精鋭ライター陣によって最もお薦めしたいタイトルを選出する「韓国テレビドラマコレクション大賞」。
第1回目の大賞は『シグナル』、第2回目は『浪漫ドクター キム・サブ』と、観れば誰もがその良さに納得の作品を発掘してきた本賞は、今年で開催3年目を迎えました。
今年は、2019年にリリースされた全作品の中から最もお薦めしたいTOP5を決める【総合部門】と、5つの人気ジャンルに分けて各作品を表彰する【部門賞】を設けました。
ここでは、2019年の【部門賞】に選ばれた全7作品を発表します! プロの韓流ライターが選んだ作品の見どころまで、合わせてご覧ください。
1.【ラブストーリー部門(ロマンス編)】
韓国ドラマ『ここに来て抱きしめて』
連続殺人犯の息子と、被害者の娘
悲しい過去を背負うふたりの運命
連続殺人犯を父に持つ息子と、両親を殺害された被害者の娘。奇しくも初恋同士の2人が、時を経て警察と女優という立場で再会を果たし、お互いの痛みと傷を抱えながら、困難を乗り越えて愛を貫こうとする男女の姿を描いた純愛ラブストーリー。
若手人気俳優チャン・ギヨンが、殺人鬼の父を持つという難しい役柄を熱演した本作が、【ラブストーリー部門(ロマンス編)】にて見事受賞となりました!
【韓流ライターが選ぶ、『ここに来て抱きしめて』の“ここがみどころ”!】
➡「サイコパス殺人犯の息子と両親を殺害された被害者の娘。互いを思いやる2人の純愛が切なく、父役ホ・ジュノのサイコパス演技に背筋が凍る。ロマンスとスリラーが行き来し怖いけど癒される。子役の好演も光り、最後の最後まで感動必至!」(玄員子氏)
➡「普通なら到底相いれない、連続殺人犯の息子と被害者の娘。取り巻く環境はあまりに過酷だが、だからこそ2人の揺るぎない愛が際立つ。といえばよくある恋愛ものと思いがちだが、強烈な登場人物が織りなす緊迫感ある展開で最後まで釘付けに。」(佐々木朋美氏)
(C)2018MBC
(発売/販売元:TIMO Japan、エスピーオー/エスピーオー)
2.【ラブストーリー部門(ファンタジー編)】
韓国ドラマ『知ってるワイフ』
あの頃に戻って人生をリセット!?
チソン×ハン・ジミンが贈るラブファンタジー
結婚5年目の妻とも不仲で、どこか現状の生活に満足できない銀行員の男が、ある日ひょんなことから過去にタイムスリップしてしまう。
時間が戻った先で、あの時選ばなかった“もうひとつの人生”を選択していくことで巻き起こるラブファンタジー。
チソン×ハン・ジミンの豪華2大スター競演で贈る、“本当の幸せ”とは何かを問う本作が【ラブストーリー部門(ファンタジー編)】にて受賞となりました。
【韓流ライターが選ぶ、『知ってるワイフ』の“ここがみどころ”!】
➡「ヘタレな銀行員がタイムスリップして現実をリセット! という結婚や恋愛、仕事に悩む人には共感度満点のファンタジー。チソンとハン・ジミンが倦怠期夫婦を熱演。個性派揃いの助演陣やチョ・ジョンソクら豪華なカメオ出演も見どころに。」(さいきいずみ氏)
➡「ハートフルな大人の愛情と家族愛の物語。「もしもあのとき…」なんてよくある設定と思っていたらあっという間にハマり、笑って、ときめいて、後半、チソン演じるジュヒョクの気持ちが胸に迫りボロ泣き。ラストも爽快!」(岡崎暢子氏)
(C) STUDIO DRAGON CORPORATION
(発売/販売元:ポニーキャニオン)
3.【ラブストーリー部門(コメディ編)】
韓国ドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』
パク・ソジュン×パク・ミニョン豪華共演!
ナルシストと秘書の胸キュンな駆け引き
ナルシストな御曹司に9年間仕えてきた秘書が突然のお暇宣言。“俺に惚れないなんて人間じゃない”と豪語する完璧主義者のヨンジュンをも唸らせるキム秘書のクールでキュートな魅力と、ツンデレを極めたパク・ソジュンの演技が最高のラブコメディ。
キャストの魅力もたっぷりの本作が今年の【大賞】に加え、【ラブストーリー部門(コメディ編)】も獲得しました!
【韓流ライターが選ぶ、『キム秘書はいったい、なぜ?』の“ここがみどころ”!】
➡「キム秘書がとにかく魅力的。仕事ぶりは完璧で美人、退職を決めた後の切り替えの早さもすがすがしい。めんどくさいぐらいのナルシストを演じ切ったパク・ソジュンにも拍手! 温度差のある2人が惹かれ合っていく様子が素敵。」(藤田麗子氏)
➡「前半はナルシストゆえの勘違いの連続に笑い、後半は恋するスウィートな姿に胸キュン。ヨンジュンの振れ幅と変化を自然にキュートに魅せたパク・ソジュンがさすが。恋や人生についての視線が優しく、心温まる物語に昇華されているのもいい。」(熊谷真由子氏)
(C)STUDIO DRAGON CORPORATION
(発売/販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社)
4.【時代劇部門】韓国ドラマ『100日の郎君様』
EXOのド・ギョンスが時代劇初挑戦
ツンデレ世子と過ごした奇跡の100日間
ド・ギョンス(EXO-D.O.)が時代劇に初挑戦したラブコメディ。
陰謀によって記憶を失った世子と、村娘に扮する貴族の娘が互いの正体に気づかぬまま婚約してしまう! そんな2人に朝廷の魔の手が迫り……。
EXOのド・ギョンスによる真摯な演技に惹きつけられる本作が、見事【時代劇部門】を受賞しました!
【韓流ライターが選ぶ、『100日の郎君様』の“ここがみどころ”!】
➡「完全無欠の世子&生活力ゼロのヘタレ男子という2役を細やかに演じ分けるド・ギョンスは、さすがEXOきっての演技派番長。「契約結婚」「記憶喪失」「初恋」など巧みに散りばめられた王道要素にぐいぐい引き込まれつつ、「100日」後の結末に……涙。」(桑畑優香氏)
➡「イケメン世子様とワケあり女子の、100日間限定ピュア・ラブストーリー。記憶喪失、生き別れ、幼馴染み、韓ドラあるあるをたっぷり盛り込んだ、胸が高鳴るフュージョン史劇。凛々しくも初々しいEXOド・ギョンスは、まさにハマリ役だった……。」(堀由希子氏)
(C)STUDIO DRAGON CORPORATION
(発行/販売元:NHKエンタープライズ/エイベックス・ピクチャーズ)
5.【サスペンス部門】
韓国ドラマ『プレーヤー ~華麗なる天才詐欺師~』
犯罪集団のカネを華麗に奪え!
天才詐欺集団のノンストップアクション
天才詐欺師、ハッカー、ファイター、優れた運転技術を持つドライバーなど、あらゆる才能が集結した
詐欺グループ“プレーヤー”の活躍と、彼らが巻き込まれていく様を描いた爽快アクション。
ソン・スンホン扮するリーダーを慕う、f(x)のクリスタルなどチームメイトたちの魅力的なキャラクターにも注目です。
【韓流ライターが選ぶ、『プレーヤー ~華麗なる天才詐欺師~』の“ここがみどころ”!】
➡「汚いカネを綺麗に盗む!」というコンセプトが爽快! さらに各分野のスペシャリストがチームとなって繰り広げられるストーリーとテンポの速い展開、アクションが痛快! 韓国ドラマアレルギーのある海外ドラマファンにこそ見てもらいたい作品。」(別当律子氏)
➡「4人それぞれのキャラが立っていて、最高・最強のチーム! ふだんは憎まれ口を叩きながらも、いざというときは絶対に仲間を見捨てたりしない。その固い絆に胸が熱くなります。痛快な活躍ぶりはまだまだ見たいもの。続編を希望!」(松渕寛之氏)
(C) STUDIO DRAGON CORPORATION
(発売/販売元:<レンタル>ACM、ストリームメディアコーポレーション/ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント、<セル>ACM、ストリームメディアコーポレーション/ハピネット)
6.【ヒューマンドラマ部門】
韓国ドラマ『刑務所のルールブック』
プロ野球選手が突然刑務所送りに
境遇の違う男たちが築く熱い絆に涙
ある日突然犯罪者となって刑務所生活を強いられた男と、そこで出会うワケありの受刑者たちとの触れ合いを描いたヒューマンドラマ。
主演のパク・ヘスが最悪の環境から再起を賭ける男に扮し、圧倒的な存在感を放ちつつ、チョン・ヘイン、クリスタルなど若手俳優陣とも息の合った演技を繰り広げます。
境遇が違う男たちが見せる熱い絆に涙する本作が、【ヒューマンドラマ部門】と【総合第2位】の2部門で受賞しました。
【韓流ライターが選ぶ、『刑務所のルールブック』の“ここがみどころ”!】
➡「野球一途で愚直な男と、ひと癖もふた癖もある囚人たちとの日常に泣き笑い。前髪パッツンでインパクト大な主人公を演じて一躍ブレイクしたパク・ヘスに、最旬俳優チョン・ヘインら個性的なキャストも光る。境遇が違う男たちが築く熱い絆には感涙必至。」(前田かおり氏)
➡「刑務所での日常を描いたブラックコメディで、喜怒哀楽に収まらない人間の感情がぎゅうぎゅうに詰まった傑作。登場人物すべてが愛おしく、演劇舞台で培った実力派たちの巧みな体現に涙し笑い、また何度も会いたく(見たく)なる。」(阿佐美澄子氏)
(C) STUDIO DRAGON CORPORATION
(発売/販売元:<レンタル>ACM、ストリームメディアコーポレーション/ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント、<セル>ACM、ストリームメディアコーポレーション/ハピネット)
7.【愛憎劇部門】
韓国ドラマ『ミスティ~愛の真実~』
魔性の女に魅せられた男たち
愛と謎が交差する極上の愛憎劇
一夜にして殺人事件の容疑者となったキャスターの女と、彼女の無実を証明しようとする弁護人の夫。
野心のために生きるヒロインと、その魔性の魅力に取り憑かれた3人の男たちの愛が絡み合い、予想外の展開で観る者を離さないサスペンスフルな愛憎劇が、【愛憎劇部門】と【総合第3位】のW受賞を果たしました!
【韓流ライターが選ぶ、『ミスティ~愛の真実~』の“ここがみどころ”!】
➡「人気キャスターのコ・ヘランは、誰にも媚びず自分を貫く魅力的な女性で、同性として憧れる。彼女を愛する男たちの三者三様の愛し方と互いへの嫉妬心の描写も見事で、気がつけばどっぷり感情移入。ラストは彼らの選択に複雑な余韻が残る。」(平川こずえ氏)
➡「殺人事件の容疑者となった野心的なキャスターと、彼女を巡る男たちを通して愛とは何かを考えさせる極上のミステリーロマン。キム・ナムジュのファム・ファタール的な魅力と圧倒的な存在感が、予想できないストーリー以上に素晴らしい! (小田香氏)
(C)Jcontentree corp. all rights reserved
(発売/販売元:コンテンツセブン、ストリームメディアコーポレーション/TCエンタテインメント)
いかがでしたか? 「2019年はこの作品にハマった」など、皆様の鑑賞の思い出に通じる作品はありましたか?
見逃していた作品があれば、この機会にチェックしてみてください。
尚、本賞と全タイトルがさらに詳しくわかるムック本『韓国テレビドラマコレクション2020』が1月31日より発売されます。
本賞に携わったライター陣が紹介する新旧のドラマを1000本以上収録した完全保存版の1冊を、ぜひ書店にてお手にとってみてください。
※韓国テレビドラマコレクション大賞とは…2019年に日本でDVDが発売された韓国ドラマの中から、「韓国テレビドラマコレクション」の精鋭ライター(32名)が、今すぐ皆様に見ていただきたい“ドはまり確実のイチオシ作品”を選出する賞です。
制作:キネマ旬報社