是枝裕和監督作「ベイビー・ブローカー」、インタビュー&メイキング入り特別映像公開
是枝裕和監督がソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ぺ・ドゥナ、イ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンをキャストに迎え、〈赤ちゃんポスト〉で“繋がった”人々を描く韓国映画「ベイビー・ブローカー」が、6月24日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかで全国公開。インタビュー&メイキング入り特別映像が解禁された。
〈赤ちゃんポスト〉を“介して”出会った、赤ん坊の母親、ベイビー・ブローカーの男たち、彼らを追う刑事たち。彼らが絡み合いながら繰り広げる一風変わった旅の物語「ベイビー・ブローカー」は、第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品も決まり、話題を呼んでいる。
インタビュー映像は、映画祭で是枝監督と顔を合わせていたソン・ガンホとカン・ドンウォン、そして「空気人形」で組み、“また必ず一緒に”と誓っていたペ・ドゥナが、出演オファーを振り返る様子からスタート。
「一人の赤ちゃんを中心に、血縁ではつながっていない人々が旅を通して家族を形成する話です」と是枝監督が説明する映画の脚本を読んだペ・ドゥナは「是枝監督らしいシナリオだと思いました」と笑顔で語り、イ・ジウン(IU)は「監督の想像がどう現実になるか、私がそこにいたらどんな姿に見えるかなと……」と目を輝かせる。
さらにカン・ドンウォンは「家族の物語をブローカーを通して語るのは新しい視点で面白かったです」、ソン・ガンホは「人間についての物語。人間が持っている尊い感情を表現した映画」とコメント。
先日韓国で開催されたイベントで、出演者を“韓国映画界の宝物のような役者さんたち”と評した是枝監督は、ここでも「役者を楽しめる映画だと思いますのでそこを堪能してください」と語り、最後はカン・ドンウォンの「心を込めて撮影しました」、イ・ジウンの「皆さんにこの想いが届くと嬉しいです」、ソン・ガンホの「深い井戸の水のように澄んで美しい作品の世界に出会えると思います。ぜひ観てください」という思いの詰まったメッセージで締め括られる。
メイキング映像では、キャスト陣が真剣にモニターを見つめる姿や、監督とコミュニケーションを取りながら撮影に臨む様子を確認できる。
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配給:ギャガ