カンヌ・プレミア選出。マチュー・アマルリック監督最新作「彼女のいない部屋」
- ヴィッキー・クリープス , 彼女のいない部屋 , マチュー・アマルリック
- 2022年05月25日
俳優・監督として活躍するマチュー・アマルリックの最新監督作で、昨年のカンヌ国際映画祭[カンヌ・プレミア]に選ばれた「彼女のいない部屋」が、8月26日(金)よりBunkamuraル・シネマほかで全国順次公開される。
アルノー・デプレシャン、オタール・イオセリアーニ、ウェス・アンダーソン、黒沢清といった映画作家たちの名作から、悪役に扮した「007/慰めの報酬」などのエンタテインメント大作まで、俳優として縦横無尽に活躍するマチュー・アマルリック。監督としても一流で、初長編「さすらいの女神たち」(10)はカンヌ国際映画祭監督賞・国際映画批評家連盟賞を受賞し、「バルバラ セーヌの黒いバラ」(17)は同映画祭ある視点部門の開幕作に選ばれた。
そんなアマルリックが新たな表現領域に到達し、傑作との呼び声高い「彼女のいない部屋」。海外資料のストーリー紹介は、「家出をした女性の物語、のようだ」という1行のみだった。フランス公開時には、物語の詳細を知らずに詰めかけた観客に衝撃と感動をもたらした。
主演はポール・トーマス・アンダーソン監督作「ファントム・スレッド」やM・ナイト・シャマラン監督作「オールド」、ミア・ハンセン=ラヴ監督作「ベルイマン島にて」で注目のヴィッキー・クリープスが務める。
「彼女のいない部屋」
監督:マチュー・アマルリック
出演:ヴィッキー・クリープス、アリエ・ワルトアルテ
2021年/フランス/97分/DCP/カラー/日本語字幕:横井和子 配給:ムヴィオラ
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