ビーチ・ボーイズの天才に迫る「ブライアン・ウィルソン/約束の旅路」

ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンに密着したドキュメンタリー「ブライアン・ウィルソン/約束の旅路」が、8月よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほかで全国公開される。

 

 

「サーフィン・U.S.A.」「グッド・バイブレーション」「神のみぞ知る」、そして『ペット・サウンズ』『スマイル』といった名盤を発表し、音楽の神に愛されたビーチ・ボーイズの創設メンバーにして稀代のソングライター、ブライアン・ウィルソン。その栄光と哀しみの軌跡が、彼自身の言葉で紡がれる。

ローリング・ストーン誌の編集者だったジェイソン・ファインとともに、幼少期の家や「サーフィン・サファリ」のジャケット写真を撮影したパラダイス・コーブなど、縁ある西海岸の街を巡っていくブライアン。ホームビデオやレコーディング風景などのアーカイブ映像とともに、3年間で70時間以上に及んだインタビューを映し出す。そこで語られるのは、高みを目指すがゆえのプレッシャーから陥った薬物中毒、自由とカネを奪われ続けた精神科医との関係、そして亡き兄弟との確執と愛情──。それでもブライアンは音楽に導かれ、最悪の環境を抜け出し、家族とともに人間的な復活を遂げた。

ブルース・スプリングスティーン、エルトン・ジョンら音楽界の著名人がビーチ・ボーイズへの愛を語る。そして、この映画のためにブライアンがジム・ジェームズ(マイ・モーニング・ジャケット)と共作した新曲「Right Where I Belong」、およびジミー・ロジャーズの「Honeycomb」やブライアン自身の「ロング・プロミスト・ロード」といった名曲のカヴァーが披露される。旅路の果てに見えたブライアンの素顔とは?

 

 

「ブライアン・ウィルソン/約束の旅路」

監督:ブレント・ウィルソン 製作:ティム・ヘディントン、テリサ・スティール・ペイジ、ブレント・ウィルソン
製作総指揮:ブライアン・ウィルソン、メリンダ・ウィルソン、ジェイソン・ファイン 共同プロデューサー:ジャン・ジーフェルス
出演:ブライアン・ウィルソン、ジェイソン・ファイン、ブルース・スプリングスティーン、エルトン・ジョン、ニック・ジョナス、リンダ・ペリー、ドン・ウォズ、ジェイコブ・ディラン、テイラー・ホーキンス、グスターヴォ・ドゥダメル、アル・ジャーディン、ジム・ジェームズ、ボブ・ゴーディオ
2021年/アメリカ/英語/93分/原題:Brian Wilson: Long Promised Road/字幕監修:萩原健太
配給:パルコ ユニバーサル映画 宣伝:ポイント・セット
©2021TEXAS PET SOUNDS PRODUCTIONS, LLC
公式サイト:https://www.universalpictures.jp/micro/brian-wilson

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