名作が美麗に甦る〈大映4K映画祭〉、スターの声を凝縮した予告編と写真が到着

 

大映作品より4K化した名作28本を上映する〈大映4K映画祭〉が、1月20日(金)より角川シネマ有楽町ほかで全国順次開催。スターたちが艶めく声で畳み掛ける90秒予告と、4K版初披露となる8本(増村保造監督・若尾文子主演「赤い天使」、吉村公三郎監督・山本富士子主演「夜の河」、三隅研次監督・市川雷蔵主演「斬る」「剣⻤」「剣」「大菩薩峠」シリーズ)の場面写真が到着した。

 

 

変幻自在な禁断の女・若尾文子の「私のからだ、見たいだけ見ていいのよ」(「赤い天使」より)、しなやかで媚びない女・山本富士子の「遠い所へ行っておしまいますなんて嫌どす…」(「夜の河」より)、気高い孤高の女・京マチ子の「うちがこれからどんなことしようと、なぁんにも言われることあらへん」(「赤線地帯」より)、美しさを極めた男・市川雷蔵の「わしには業がつきまとっている。わしは人の命を奪って生きる!」(「大菩薩峠」より)、豪快で繊細な男・勝新太郎の「やるからには、後へは引けませんよ」(「座頭市物語」より)。名台詞とともに紡がれる予告編が、期待を煽る。

なお映画祭の連動企画として、粒揃いの秀作・怪作・超レア作を上映する〈Road to the Masterpieces〉も、1月6日(金)より角川シネマ有楽町で開催される。こちらも注目したい。

 

「夜の河」 ©KADOKAWA1956
「赤い天使」 ©KADOKAWA1966
「大菩薩峠」 ©KADOKAWA1960
「斬る」 ©KADOKAWA1962
「剣」 ©KADOKAWA1964
「剣鬼」 ©KADOKAWA1965
「大菩薩峠 竜神の巻」 ©KADOKAWA1960
「大菩薩峠 完結篇」 ©KADOKAWA1961

 

〈大映4K映画祭〉
1/20(金)〜角川シネマ有楽町(東京)、1/28(土)〜シネ・ヌーヴォ(大阪)ほか全国順次開催

〈Road to the Masterpieces〉
1/6(金)~角川シネマ有楽町で開催

©KADOKAWA
https://cinemakadokawa.jp/daiei-80/

今日は映画何の日?

注目記事