パク・チャヌク6年ぶり新作、刑事と容疑者の “愛の迷路” を描く「別れる決心」

 

巨匠パク・チャヌクが刑事と容疑者によるサスペンス&ロマンスを描き、カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞、本年度アカデミー賞で国際長編映画賞部門韓国代表に選出された「別れる決心」が、2月17日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかで全国公開。メインビジュアルと予告映像が到着した。

 

 

パク・チャヌクの「お嬢さん」(16)以来6年ぶりの映画監督作となる「別れる決心」。「殺人の追憶」(03)「グエムル 〜漢江の怪物〜」(06)のパク・ヘイルと「ラスト、コーション」(07)「ブラックハット」(15)のタン・ウェイが共演し、パク・チャヌクの盟友でありNetflixシリーズ『シスターズ』(22)も話題のチョン・ソギョンが脚本を手掛けている。

韓国では脚本集がベストセラーとなり、決めセリフがSNSで流行、BTSのメンバーRMもハマったと述べてブームを呼び、青龍賞で監督賞をはじめ6冠に輝いた。海外でも「『パラサイト 半地下の家族』の次はこれ!」(Variety)、「今年最もロマンティックな映画」(IndieWire)、「ミステリーとロマンスが優雅に溶け合っている」(Collider)といった賛辞が上がっている。

 

 

予告映像は、“刑事と容疑者”として出会ったヘジュン(パク・ヘイル)とソレ(タン・ウェイ)が、疑いつつも惹かれ合っていく姿を映し出す。「私たちのこと秘密ですよ」と囁くソレ。スリリングな駆け引きとともに二転三転する展開の先に、“美しくも残酷な結末”が待ち受ける──。

 

Story
山頂からの転落死事件を捜査する刑事ヘジュンは、被害者の妻ソレと出会う。取調べの中で、ふたりの視線は交差。いつしかヘジュンはソレに惹かれ、ソレもまたへジュンに特別な思いを抱き始める。やがて捜査の糸口が見つかり、事件は解決したかに見えたが、それは疑惑が渦巻く“愛の迷路”の始まりだった……。

 

「別れる決心」

監督:パク・チャヌク
脚本:チョン・ソギョン、パク・チャヌク
出演:パク・ヘイル、タン・ウェイ、イ・ジョンヒョン、コ・ギョンピョ
提供:ハピネットファントム・スタジオ、WOWOW
配給:ハピネットファントム・スタジオ
原題:헤어질 결심/2022年/韓国映画/シネマスコープ/上映時間:138分/映画の区分:G
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公式HP:https://happinet-phantom.com/wakare-movie/

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