1960〜70年代に人気を誇ったロックバンド、ブラッド・スウェット&ティアーズ(BS&T)。東欧ツアーで彼らが巻き込まれた“政治の渦”に迫るドキュメンタリー「ブラッド・スウェット&ティアーズに何が起こったのか?」が、9月27日(金)より恵比寿ガーデンシネマ、シネマート新宿、シネ・リーブル池袋ほか全国で順次公開される。メインビジュアルと予告編が到着した。

 

 

“鉄のカーテン”の向こう側で撮影された門外不出のフィルム、BS&Tメンバーや関係者が提供した写真と証言、禁じられたロックに沸く聴衆が印象的な未発表ライブ映像、ニクソンとヘンリー・キッシンジャー国務長官が交わしたアメリカ政府文書、ルーマニアの秘密警察のファイル──。数多の機密データから、ロック史のみならず分断の世界史も明らかに。

 

 

監督は「PEACE BED アメリカVSジョン・レノン」(2006)「ジョン・コルトレーン チェイシング・トレーン」(2016)のジョン・シャインフェルド。「本作は音楽愛好家やBS&Tファンのためだけのものではない。政治スリラーであり、驚くほど力強い共鳴と、今日世界で起きていることとの類似性を持っている」と語っている。帰国したメンバーに待ち受ける事態まで、衝撃の一部始終を見届けたい。

 

 

「ブラッド・スウェット&ティアーズに何が起こったのか?」

監督:ジョン・シャインフェルド
出演:ボビー・コロンビー、スティーヴ・カッツ、デヴィッド・クレイトン・トーマス、ジム・フィールダー、フレッド・リプシウス(以上BS&Tメンバー)、クライヴ・デイヴィス(プロデューサー)
字幕:山口三平/2023年/アメリカ/112分
原題:What The Hell Happened To Blood Sweat & Tears?
配給・宣伝:ディスクユニオン 配給協力:アルファズベット
公式サイト:https://www.bloodsweatandtearsmovie.com/

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