アスリートの活躍劇に感動。‟スポーツの秋”に観るならこれ!
- チア男子!! , 泣くな赤鬼 , スポーツ , 走れ! T校バスケット部 , あさひなぐ
- 2019年09月30日
アスリートの活躍劇に感動。‟スポーツの秋”に観るならこれ!
(C)2019「泣くな赤鬼」製作委員会
あっという間に10月。9月の残暑も乗り越え、過ごしやすくて運動に適した秋らしい気候になってきましたね。 そして今はラグビーやバレーボールのワールドカップ、世界陸上などスポーツ大会が次々と開幕し、日々盛り上がりを見せています! その流れにのって、今回は“スポーツの秋”にちなんだ作品を集めてみました。青春ものからプロアスリートの活躍劇まで、感動と情熱が溢れる作品たちをテーマ別に一挙ご紹介します!
【部活動がテーマの作品】
部活動に懸ける若者たちの物語で、かけがえのない青春の日々を思い出す
部活動は、若者たちが仲間と切磋琢磨したり、助け合ったりすることを通じて、人間的に大きく成長できる場所。そこでの経験は、大人になってもずっと心に残っていたりする。そんな「部活」がテーマの作品を観て、当時の情熱や仲間を思い出してみてはいかがだろうか。
例えば、ひとつの襷を繋ぐため、時にぶつかり合いながらも絆を深めていく駅伝部を描いた『奈緒子』や、バスケットボールに情熱を注ぐ青春映画『春待つ僕ら』と『走れ! T校バスケット部』、コミカルで観やすいものなら、バレーボール部の奮闘を描いた『おっぱいバレー』もお薦めしたい。さらに、男子チアリーディング部を描く『チア男子!!』や、なぎなたに励む女子高生たちの『あさひなぐ』、女子ボート部をいちから作り上げる少女たちの『がんばっていきまっしょい』などは、周りから期待されないマイナー競技の選手たちが不屈の精神で頑張る姿に勇気をもらえる。
また、10代の人間関係や焦りをリアルに捉えた『桐島、部活やめるってよ』も、ほかの作品とは違った視点で描く部活ものとして是非押さえておきたい1本だ。
<特にオススメ!>
映画『チア男子!!』
(バンダイナムコアーツよりリリース中)
映画『チア男子!!』の見どころ
幼い頃から続けてきた柔道を怪我で辞め、チアリーディングという新たな領域に挑戦していく男子大学生の成長を描いた青春ドラマ。人気俳優・横浜流星を始め、7人の若手俳優陣が3ヵ月間のトレーニングを経て演じ切った本格的なパフォーマンスは感動必至。
【野球がテーマの作品】
白球に込める想いが心を震わす、“野球小僧”たちの熱き青春ドラマ
日本には甲子園という一大イベントがあり、国民にとって馴染みが深いからか、野球をテーマにした作品は多い。それも学生目線のものから、大人目線のものまで様々だ。
例えば、甲子園を目指す双子の兄弟を描いた伝説的青春コミックの実写化『タッチ』や弱小野球部の奮闘を描く『キャプテン』、野球と吹奏楽で共に甲子園を目指す男女の青春物語『青空エール』など。少し変わり種だが、部員を甲子園に導こうとするマネージャーを描く『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』も学生目線の作品としてお薦めだ。
大人目線のものを観るなら、元教え子と再会した監督が再び情熱を取り戻していく『泣くな赤鬼』、46歳の元高校球児がマスターズ甲子園を目指して奮闘する『アゲイン 28 年目の甲子園』などは押さえておきたいところ。また、カナダの日系人野球チームを描く『バンクーバーの朝日』、日本統治時代の台湾で甲子園を目指す青年たちの台湾映画『KANO ~1931 海の向こうの甲子園~』など、海外を舞台に描いた作品まで手を伸ばしてみるのも面白い。
<特にオススメ!>
映画『泣くな赤鬼』
(ハピネットより11/2リリース)
映画『泣くな赤鬼』の見どころ
野球への情熱を失いかけている元熱血監督が、素質がありながらも挫折して高校を中退したかつての教え子と再会し、彼と再び向き合っていく感動ドラマ。死期が迫る教え子の野球をしたいという想いに触れ、主人公がその実現に向け奔走する姿に感動。
いかがでしたか? 是非この機会に沢山のスポーツ映画に触れて、“スポーツの秋”を堪能してみてください。
制作:キネマ旬報社