「浮気はパリで(1991)」のストーリー

クロード(ジャッジ・ラインホールド)は、アメリカ中を飛び回っているビジネスマン。実は、クロードには2人の妻がいる。フェニックスにいるモリー(セシール・パオリ)と、ロサンゼルスのマギー(レベッカ・ポーリー)。さらに、会社の同僚のトニ(ミュリエル・コンビュー)とは愛人関係にある。毎年恒例のパリでの軍隊訓練のシーズンがやってきた。トニの、アカプルコへ行こうという誘いについのってしまったクロードは、部署移動を条件に、部下のコリン(ケーシー・シマスコ)を自分の身代わりに訓練に行かせることにした。さて、クロードが休暇を楽しんでいる間に、クロードになりすまして訓練を受けていたコリンは、ソ連のスパイにされるべく、拉致されてしまう。アカプルコで、自分が拉致されたという記事を読んだクロードは、びっくりしてパリに飛んで来た。一方、コリンはKGB諜報部員の女性と恋に落ち、一緒に亡命しようと、アメリカ大使館に出頭する。そこへ、パリへ来ていたクロードの妻モリーが現れ、さらにもう一人の妻マギーもやってきて、コリーに会い、夫ではないと主張。ソ連大使館へ行ってみると、そこへクロードが出頭してきて、大騒ぎに。窮地に陥って逃げ出すクロード。マギー、コリー、トニの3人は手を組み、どこまでもクロードを追いかけて行く。