「ヴァージニアン(1923)」のストーリー

ヴァージニアンと呼ばれた牧童はモリーという都から来た娘の危難を救い、2人はやがて恋仲となる。ヴァージニアンはその付近で家畜を盗む悪人一味を探索するうち、親友のスティーヴがその一味であることを知ったが、法は曲げられずとて遂におきてに従って彼を絞首の刑に処した。ヴァージニアンは悪人の首領トランパスを追い詰めた時、彼に狙撃され、重傷を負って倒れているところをモリーに助けられる。やがて2人の結婚する日が来たが、その日トランパスが町へ帰って来た。男の意気地でヴァージニアンは彼と果たし合いをして、1発のもとに悪人をしとめた。野蛮であるとして彼を退けようとしたモリーも、彼がこの危地に臨んで動ぜず、微傷も負わずに帰ってきたのを見て初めて男の気性を了解し、2人は楽しい結婚の式を挙げる。