「XYZマーダーズ」のストーリー

デトロイト。ハドサッカー刑務所で殺人犯ヴィック(リード・バーニー)が電気椅子にすわらされていた。「僕は殺してない」と叫ぶヴィック。彼は回想する。彼はオデガード・トレンド警備会社巧社員で、女のくどき方を本で覚えようとするイモ青年であった。オデガード(ハミッド・デイナ)は共同経営者のトレンド(エドワード・R・プレスマン)に無断で会社を隣りのカフェ経営者(ブルース・キャンベル)に売却しようとしていた。これを知ったトレンドは、殺し屋のクラッシュ(ポール・L・スミス)とコディッシュ(ブライオン・ジェイムズ)にオデガード殺しを依頼した。どじな2人はオデガードだけでなくトレンドまで殺してしまう。窓から覗いていたトレンド夫人(ルイーズ・レッサー)に気付いた2人は、早速夫人を始末にかかった。一方、ヴィックはナンシー(シェリー・J・ウィルソン)に心ひかれて接近するが、ひじ鉄をくらうのみ。コディッシュはナンシーの部屋に.間違って入り込んだ。トレンド夫人は逃げ出したが、ウルグアイ行きの荷物箱にとじ込められる。ナンシーはクラッシュとコディッシュに連れ去られ、ヴィックが後を追う。激しいカー・チェースの末にコディッシュは陸橋へ激突、不死身のクラッシュもついに死亡する。だが、誰も彼の話を信用しない。彼の話を裏付るべきナンシーの姿が消えているからだ。彼は社長殺しの犯人として、まさに電流が流されようとした時に、尼僧姿のナンシーが駆けつけて来た。ヴィックが死亡したと思ったナンシーは修道院に入っていて、彼が罪に問われているとは考えもしなかったという。ヴィックは釈放され、2人はめでたく結婚。ウルグアイの荒野におかれた箱の中からトレンド夫人の声がした。

今日は映画何の日?

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