「ビバリーヒルズ・コップ3」のストーリー

アクセル(エディ・マーフィ)は、仲間の刑事と共に盗難車の部品を売りさばく組織のアジトを急襲するが、上司のトッド警部(ギル・ヒル)が彼の眼前で、組織を牛耳る冷酷な男、デウォルド(ティモシー・カーハート)に射殺されてしまう。現場に残された手掛かりから、アクセルは犯人一味を求めてビヴァリーヒルズに向かった。現地に着いた彼を、今や個室オフィスが与えられるまでに昇進した元同僚で盟友ピリー(ジャッジ・ラインホールド)と有能なベテラン刑事フリント(ヘクター・エリゾンド)が迎える。デウォルドの表の顔はなんと、巨大なテーマパーク、ワンダーワールドの保安課長だった。彼の正体を暴くべく、ワンダー・ワールドに潜入したアクセルは、オーナーのサンダーソン(ジョン・サクソン)一味が遊薗地を隠れ蓑に、偽造紙幣を製造していることを突き止める。だが、偽造団の証拠はなかなか掴めず、同じく彼らを追っていたFBI捜査官も干渉してきた。アクセルは、園内の讐備システムを菅理する美人職員のジャニス(テレサ・ランドル)から内部の見取り図を提供され、遊園地の創立者アンクル・デイヴ(アラン・ヤング)から動かぬ証拠のメモを入手する。だが、アンクル・デイヴがデウォルドに撃たれて重傷を負い、アクセルの怒りは爆発する。彼は旧友のオカマのセルジュ(ブロンソン・ピンチョット)に用意してもらった武器を手に、再びワンダーワールドに乗り込む。駆けつけたビリーやフリントらの協力を得て、ついにデウオルドと対決したアクセルは、大活躍の末に敵組織を壊滅させた。事件も解決し3人の刑事は青空の下、満場の子供たちに囲まれてご機嫌だった。