「阿Q正伝」のストーリー

1911年前後の淅江省の農村。日雇いの阿Q(厳順開)は、社会的な地位も低く自分の姓すらももっていなかった。彼は、ある事件がもとで、地主の趙太斧(李偉)と反撥し合い、彼の住む未荘を追い出され、流れついた土地で盗みをするまでに身を落とした。そのころ、辛亥革命という動乱が勃発した。阿Qは、何とか貧しさからぬけ出そうと、その革命の先頭にたった。しかし、農民の民主的要求は完全に無視され、その革命は、ブルジョワ階級によって指導された。阿Qの夢は果たされることもなく、やがて、彼は暴徒として投獄され処刑されてしまった。

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