「おしゃれキャット」のストーリー

1910年のパリのお話。大金持ちのボンファミーユ夫人は身寄りがなくひとりぼっち。めすネコのダッチェスと3匹の子ネコをわが子のように可愛いがっていました。ママそっくりの美しいマリー、絵の上手なトゥルーズ、ピアノがうまいベルリオーズが子ネコです。ある日、年とった夫人は弁護士を呼んで、自分が死んだらダッチェスと3匹の子ネコに財産を譲るという遺書を作らせました。執事のエドガーは長く夫人のために働いてきたのに、ネコに遺産が渡ってしまうのを知り、ミルクに眠り薬をまぜ、4匹を篭に入れて、田舎の川に捨てようとオートバイで出かけました。静かな田舎道にオートバイの轟音を聞いたイヌのナポレオンとラファイエットは猛然と後を追いかけました。エドガーは大あわて、木にぶつかり、やっとの事で家にたどりつきました。一方エドガーに放りだされたダッチェスたちは、そこを通りかかったのらネコのオマーリーに助けだされ、彼の案内でパリに向かいました。ようやくオマーリーの家にたどりついたダッチェスたちは、そこで陽気に歌うオマーリーの仲間たちと知り合い、朝まで楽しくダンスをして過ごしました。その日、無事、自分の家に帰ったダッチェスたちは、またしても、エドガーにつかまり、今度は袋の中に放り込まれて、アフリカヘ送られそうになります。これを目撃した探偵ネズミのロクフォールはすぐオマーリーに知らせました。知らせを受けたオマーリーとのらネコ軍は、逆にエドガーをトランクに放り込み、アフリカに送ってしまいました。ダッチェスと3匹の子ネコが帰ってきたので大喜びのボンファミーユ夫人は、助けてくれたオマーリーや仲間たちに、いつまでも一緒に暮らすようにいいました。

今日は映画何の日?

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