「海賊大将」のストーリー

1860年代、ジャマイカ周辺を大暴風が襲い、多くの犠牲者を出した。それ以来、島民の恐怖は立ち去らず不吉な迷信が広がった。ここに住む英人ソーントン家では、子供たち、ジョン、エミリー、エドワード、レーチェル、ローラら5人を迷信から避けさせるため、英国で教育をうけさせようとした。子供らはロンドン行きの船にのった。数ヵ月後、船は海賊に襲われた。頭目シャベツ(アンソニー・クイン)、その一の子分ザック(ジェームズ・コバーン)は船長が隠していた金塊を奪った。その後船長は子供を船に残したまま逃げてキューバに上陸、そこの役人に彼の船が海賊に襲われ、子供たちは殺されたと話した。その噂は、海賊たちが本拠にしているローザ(リラ・ケドロワ)の経営する酒場にもひろがり、立ち寄った海賊たちは早々にひきあげねばならなかった。彼らが再び海にでると、カツギヤの海賊たちは縁起をかついで、子供たちを邪魔にしはじめた。子供たちも荒んでいった。ある日、エミリーが脚を負傷し、発熱をともなって重態になった。シャベツは必死で看病したが、そのことで、海賊たちはオランダ船を襲い、船長をエミリーの寝ている寝室にシャベツともども放りこんだ。やがて船長はシャベツの寝ているのを見届けてこっそり手にいれたナイフで自分の縄を切るよう、エミリーに命じた。彼女はおびえきっており、そのこわさから、誤って船長を殺した。その後数カ月たち、捕まった海賊たちの裁判がロンドンで開かれた。証人に呼ばれたエミリーは尋問に耐えきれず、海賊たちが船長を殺したと証言、ために海賊たちは処刑されることになった。

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