怪物団　フリークスのストーリー

「怪物団　フリークス」のストーリー

フランスのテトラリニ夫人を団長とする曲馬団に働いている小人のハンスは同じく小人で女曲芸師のフリーダと婚約の仲であるが一座の美人クレオパトラの容色に迷わされて彼女を恋していた。しかし彼女は一座で大力無双を誇るヘラクレスと恋仲であった。クレオパトラはハンスの自分に対する態度に対して冷笑を以て迎えていたが彼が金持ちの叔父の莫大な財産を相続していることを知ってヘラクレスと共謀してハンスと結婚後、彼を毒殺して逃亡することを企てた。失恋のフリーダはフロソとヴィーナスに自分の苦衷を訴えた。フロソはヴィーナスと相愛の仲で一座の小人等に対し好意を寄せていたのでハンスのクレオパトラとの結婚に忠告を与えたにもかかわらずハンスはクレオパトラと結婚することになった。二人の結婚式後、祝宴が催され席上クレオパトラはヘラクレスと乱痴気騒ぎの挙句、ハンスを口を極めて侮辱した。ハンスは初めて女の真意を知って後悔したが他の連中は大い怒り、クレオパトラとヘラクレスを捕まえるチャンスを狙う。ヴィーナスの密告を疑ったヘラクレスは、彼女を襲うが、ナイフ投げのナイフによって命を落とした。一方、逃亡せんとするクレオパトラは捕えられ、ついには彼らと等しく曲馬団で見せ物とされてしまったのだった。