「スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲」のストーリー

“青少年治安局”という国家機関が設立され、その親衛隊ともいうべき“学生刑事10人隊”は非情なまでに不良少年狩りを行っていた。治安局長は関根蔵人という25歳の若さで国際司法学会に登場したエリートだった。三代目スケバン刑事・風間唯は暗闇指令の命により学生刑事のメンバーに加わっていたが、いたいけな少年少女達にまで暴行まがいの制裁を行うやり方に反発して脱退した。関根の行動に疑惑を抱いていた暗闇指令は部下の依田にフロッピーディスクを盗ませた。そこには関根のクーデター計画が隠されていたが、依田は逃げる途中瀕死の重傷を負い、フロッピーを唯の姉・結花と由真に託すと息を引き取った。関根はあらゆる権力を味方につけ、暗闇指令までも“国家反逆罪”で活動停止処分となった。唯は九州の自然の中で休養していたが、依田の死を知り姉達と再会。しかし、そのとき阿川瞳子をリーダーとする学生刑事が3人を襲った。結花と由真は囮となって運河へ飛び込み、唯は不良少年グループ“番外連合”のアジトへ逃げ込んだ。東京では各地で関根の企んだ無差別テロが勃発。番外連合のリーダー・京助は、元学生刑事だった唯を疑いつつも一緒に治安局へ乗り込んだ。そして由真と暗闇が囚われている前で蔵人と対面し、唯の立場を知るのだった。結花も助けてくれた猟師の吾郎と共に唯、番外連合の陣営に加わり、治安局と戦うことを決意する。やがて阿川瞳子ら学生刑事が番外連合のアジトにやって来て唯とフロッピーを要求したか、大乱闘になってしまう。唯は由真と暗闇指令を助けに治安局へ行き、瞳子と対決。戦いには勝ったが、蔵人は既に最後のテロを行おうとしてセスナに乗り込もうとしていた。飛行船を使って飛行場へ来た唯は、蔵人の乗ったセスナをヨーヨーで炎上、墜落させた。