「キリマンジャロの決斗」のストーリー

技師アダムソン(ロバート・テイラー)は東アフリカ鉄道建設するためモンバサに向かった。同席した船中にアダムソンの友人の娘ジェーン(アン・オーブリー)が行方不明の父と許婚者を探すため乗っていた。ほかに奴隷商人ベンの息子パシャが、英国の留学から帰る途中だった。アダムソンはモンバサの土木会社代表フックから、ジェーンの父と許婚者の行方不明については、ベンに関係があると聞いた。奴隷商人は英国で奴隷廃止法案が成立する前に、鉄道を完成して大量の奴隷を輸出しようとしていた。ベンは英国会社が原住民を雇うのを妨害し、自らドイツ人技師ガンサーを雇って鉄道会社設立のための調査をはじめた。アダムソンはベンを訪ねた。ベンは彼にワイロを贈り自分の仕事に加勢しろといった。もし拒否するなら山地にいるワーアルシャ族を使って、命を奪うと脅迫した。アダムソンは原住民の代わりに囚人を利用することにした。またジェーンと許婚者を探すため完成している鉄道の終点まで行くことにした。ガンサーもそのあとを追った。ベンも部下を連れてきた。彼は英国留学以来、父の仕事を憎悪する息子パシャを連れていた。アダムソンの乗った列車が、線路に仕かけたダイナマイトで吹き飛ばされた。ジェーンとアダムソンは密林に逃れた。そこでもしばしは人喰人種の襲撃を受けた。アダムソンはワーアルシャ族の真只中を突き抜けて河を渡る近道を行くことにした。が、計画は失敗し、原住民に捕らえられてしまった。アダムソンは奇計を用い酋長をだまし、逆に信任を厚くすることに成功した。そして一族の保護のもとに測量をはじめた。いちはやくこれを知ったベンやガンサーは、彼を殺す計画を立てた。アダムソンはこれらの妨害や困難にもめげず、東アフリカ発展のために努力する決意を固めた。

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