「悪魔の空襲」のストーリー

欧州大戦の際には空軍の覇者として輝かしい武勲をたてたポール・レドモンドは、その後練習飛行中に過失のため、同乗者を惨死させたために、米国空軍から除籍された。この結果、レドモンドは黒表人物として空輸会社でも雇ってくれず、独り脾肉の嘆に堪えないでいた。ところが彼と軍籍を共にしたデーナ・カークは、ドースン大佐が経営する飛行機製作所の制作主任となっていた。カークはレドモンドの手腕も人物も知っているので、彼を制作所の試験飛行士に雇った。レドモンドは旧友の所置に感激したが、カークの許婚たるドースン大佐の令嬢マーサといつか想い合う様になった。カークが設計した高速度機の試験飛行は所長ドースン大佐自ら行ったが、機関の故障に機は墜落し大佐は殉職した。大佐の息子リッチーは父の業を継ぐ事となり、第二回試験飛行は酒場の唄姫ユーニスと婚約したばかりのテックスが行った。ところがテックスは、守り本尊の幸運の馬蹄が操縦かんに絡み着いたために方向転換不可能となり逆落としに墜落惨死した。次にはフォーレストが翼の破損のため不時着して脚に重傷を負った。マーサはこの不吉な高速機の製作中止を弟のリッチーに承諾させたが、製作主任のカークの反対で、気弱なリッチーは自分が試験飛行をやると声明した。が、父を始め親しい友人達の次々の不幸で神経衰弱となっている彼は遂に発作的に自殺した。これを知る者はレドモンドと同僚バーロウのみだった。弟が自殺したと知ったらマーサが気の毒と思ったレドモンドは、リッチーに飛行服を着せて機に乗せ、高空で機に放火し、自らは落下傘で飛び降り、リッチーを焼死させた。このためレドモンドは卑怯者として製作所を追われる身となり、マーサにも愛想をつかされた。が、遂にカーク自ら試験飛行をやる事を知ったレドモンドは、設計専門のカークが死ぬのは明瞭なので、カークを撲倒して監禁し、自ら試験飛行を行った。それは大成功で新機の性能は隣席のメトカーフ少佐にも認められた。バーロウに全てを聞いたカークはマーサと少佐に、リッチーの自殺を知らせぬためにレドモンドは機を焼いた事を告げた。マーサは喜びレドモンドを迎え彼と結婚した。

今日は映画何の日?

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