「拳銃の罠」のストーリー

ヴィクター・マソネッティ(リー・J・コッブ)を首領とする強力犯罪組織の顧問弁護士ラルフ・アンダースン(リチャード・ウィドマーク)は、父がシェリフをつとめる故郷のテュラに7年ぶりで帰ってきた。父をくどいて空港から役人を引きあげさせ、首領マソネッティをメキシコに高飛びさせようというのだ。一味の部下たちはこの町の通信と交通機関をすべて途絶させた。父親はラルフの命を救うためこの申し出を承諾した。しかし父を助けて代理シェリフ主任をつとめる弟のティピーが、もとラルフの恋人で今は彼の妻だが、彼を捨てようとしているリンダ(ティナ・ルイス)を引きもどすために、賞金1万5000ドル欲しさからマソネッティ逮捕を企てた。この拳銃戦で父親は死に、マソネッティは捕えられた。ところが彼を連行しようとするラルフとティピーを、マソネッティの子分デイヴィスが襲った。彼はリンダを人質にしていた。マソネッティを殺すと脅してリンダはとり返しはしたが、車をこわしたラルフ、ティピー、リンダ、マソネッティの4人は1軒の空き家にたてこもった。マソネッティはスキを狙って拳銃を奪い、ラルフの肩を撃った。これを見たティピーは身をもって兄をかばって倒れた。ラルフは通りかかったジープを借りてマソネッティを連れ警察に向かったところが警官に変装した子分達が首領を奪還した。一味を追ってラルフは空港に向かった。空港ではマソネッティの乗った飛行機が飛び立とうとしている。ラルフは自動車を滑走路に乗り入れて飛行機を破壊した。そしてマソネッティは高飛び寸前に逮捕され、ラルフはリンダと改めて結ばれた。

今日は映画何の日?

注目記事