「アンダーワールド(1996)」のストーリー

父の日。ジョニー・クラウン(デニス・レアリー)と名乗る青年が、組織の一員フランク・ガヴィラン(ジョー・マンティーニャ)を呼び出した。7年前の今日、仲間の集うクラブを襲撃して、父を植物人間にして縄張りを奪い、自分を刑務所に送った裏切り者に復讐するとジョニーは語る。正体を明かさない謎の男リチャード・エセックスとその配下ネッド・リンチが標的だ。刑務所でサイコセラピストの資格を取得した彼は、ガヴィランにいちいち心理学的アプローチで迫る。疎遠になっていた恋人リア(アナベラ・シオラ)との仲を取り持つほか、実の父親のキャシディ(エイブ・ヴィゴーダ)と引き合わせたりするのだ。一方、この動きを聞いたネッド・リンチ(ラリー・ビショップ)は、身軽になるため恋人アンナ(トレイシー・ローズ)を射殺し、次いで植物人間のジョニーの父親の命も奪う。一方、エセックスの片腕という“トッド”を探すジョニー。“トッド”の正体は“笑うフィル”(ジミー・F・スキャッグス)だった。こうして彼らはアイススケート場に集結。フランクが主導権を握って、ネッド、“笑うフィル”に尋問していく。緊迫した状況の中、いつしか銃を互い向け合う4人。真相は、フランクこそエセックスで、彼は商売仲間だったジョニーの父を裏切ってはおらず、7年前の衝撃を実行した真に裏切り者はネッドだった。フランクとジョニーは同時に発砲。ネッドとトッドを射殺した。そこにはフランクの父が現れた。ジョニーはフランク父子を和解させた。復讐は終わったが、ジョニーとフランクの友情は続くだろう。

今日は映画何の日?

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